北海道(夏秋キャベツ)

生産ステージ

定植期 4月中旬〜7月下旬

収穫期 7月中旬〜11月中旬

出荷最盛期 7月中旬〜10月中旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第4回目(調査日:9月24日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 南幌町
作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 不良
生育進度[平年比] 遅い 出荷進度[平年比] 遅い
天候状況

9月前半は、台風の影響で気温が上昇して真夏日があったが、後半は長雨で低温、寡日照となった。

生育状況

9月上旬の高温と中旬からの長雨により、生育が鈍化している。

病害虫発生状況

8月下旬から9月上旬までの高温、干ばつにより、結球途中でアザミウマの混入や食害が多発した。

規格・品質

現在、7月中旬定植の15作型を収穫しているところだが、結球途中のアザミウマ混入、食害玉が多いため、JAは集荷業務を一時中止している。

15作型の大きさは8玉中心であるが、アザミウマ混入玉が増加した中、選別をより徹底させたことで、歩留まりは5割以下となっている。

今後の生育・出荷の見込み

15作型ではアザミウマの混入玉が多いことで、今後の収穫を断念して圃場廃棄をする生産者がみられることに加え、その後の16作型は長雨により生育が2~3週間遅れていることから、出荷量は減少する見込み。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • 7月中旬定植の15作型圃場
  • 品種はH691
  • 収穫の終わったところは14作型
  • アザミウマ混入玉が多いため、圃場廃棄したところもある

《5、6枚目》

  • 15作型の圃場
  • 品種は清月
  • 結球中にアザミウマの混入及び食害があったため、圃場廃棄を予定

《7、8枚目》

  • 16作型の圃場
  • 品種は清月
  • 9月中旬以降の長雨による低温、寡日照により、生育は2~3週間遅れている

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    北海道(夏秋キャベツ)
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    第3回目(調査日:8月24日)

    調査時点の生育ステージ

    生育期

    収穫期

    調査産地 南幌町
    作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] やや良
    生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比] 早い
    天候状況

    8月前半は気圧の谷の影響で曇雨天日が続いたが、後半は高気圧の張り出しにより晴天日が続いたため、30度超の猛暑日があった。

    生育状況

    結球、肥大は順調で、生育速度は5日程度早い。

    当地では、長期どり体系として定植日を7日ずつずらした作型で栽培しているが、気温の上昇による生育の加速で、1~2期後の作型もそれ程差がみられない状況。

    病害虫発生状況

    高温乾燥によりアザミウマの混入被害がみられるため、使用時期内でゆとりを持った防除を励行し、在圃中の収穫前品質確保を図っている。

    規格・品質

    概ね順調な出荷となっており、現在は6月中旬定植の10作型を収穫中(平年では、この時期の収穫は8~9作型)。

    品質は良いが、現在出荷中の玉については、結球肥大期が乾燥気味で推移していたことから7~8玉規格が中心で、肥大が鈍かった。

    今後の生育・出荷の見込み

    気象予報では、今後も気温が高めで天候に恵まれるとのことなので、順調な出荷が期待される。

    高品質で巻きと食味が良い北海道産キャベツを是非ご賞味いただきたい。

    写真の補足説明

    《1、2枚目》

    • 10作型の圃場
    • 品種はSK545
    • 収穫予定は8月26日

    《3枚目》

    • 15作型の圃場
    • 品種はSK545

    《4枚目》

    • 18作型の圃場
    • 品種は清月

    《5~8枚目》

    • 10作型の圃場
    • 品種は清月
    • 品質良く、形状はボール状
    • 他の品種より玉サイズが小さい

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      第2回目(調査日:7月17日)

      調査時点の生育ステージ

      定植期

      生育期

      収穫期

      調査産地 南幌町
      作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
      生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比] 早い
      天候状況

      7月前半は、平年より気温が高めで日照時間が多く、降水量は少なかった。

      生育状況

      生育は順調で、積算気温が増加したことで、平年より5~7日程度生育が早い。

      病害虫発生状況

      特に無し。

      規格・品質

      出荷開始から計画の3~4倍程度の出荷量となっている。

      玉肥大が良好だったことから、規格は大きめで6~7玉中心。

      8玉以上の規格は、ほとんど発生しない。

      今後の生育・出荷の見込み

      生育等、すこぶる順調だが、小麦の収穫が7月20日から始まるため、小麦収穫作業のために出荷を減らす予定。

      写真の補足説明

      《1~4枚目》

      • 品種はSK545(4作型)
      • 玉肥大は良好で、7月20日から出荷予定

      《5~8枚目》

      • 品種はSK545(5作型)
      • 玉肥大良好で、現在出荷中
      • 規格は5玉サイズ中心(定期的なかん水の効果によるもので、品質は非常に良い)

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        第1回目(調査日:6月26日)

        調査時点の生育ステージ

        定植期

        生育期

        調査産地 岩見沢市
        作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並みを見込む
        生育進度[平年比] 遅い 出荷進度[平年比]
        天候状況

        6月前半は気温が平年より高く、降水量も少なかったために干ばつとなり、後半は曇天が続いて気温も低く推移し、日照時間も平年を大きく下回った。

        調査日の後に降雨があったものの、干ばつの解消には至っていない。

        生育状況

        定植後、干ばつで生育が4日程度遅れているが、降雨次第で回復が見込める。

        当地では、定植時期により作型を8分割して長期出荷体制を構築している。

        病害虫発生状況

        特に無し。

        今後の生育・出荷の見込み

        長期気象予報では、7月以降も気温が平年並み~高めで推移するため、順調な生育が見込まれる。

        しかし、天気が周期的に変わり、集中豪雨等の過湿による病害等の発生が危惧される。

        写真の補足説明

        《1~4枚目》

        • 4月20日定植の第2作型圃場
        • 品種はSK545
        • 出荷開始は、7月中旬を予定(5日程度遅れる見込み)
        • 低温干ばつにより、平年より玉肥大が遅れている

        《5、6枚目》

        • 第1作型圃場(当該圃場は全作型を作付)
        • 品種はSK545(手前)、H691(奥)
        • 出荷開始は、7月初めを見込む

        《7、8枚目》

        • 第2作型圃場(当該圃場は全作型を作付)
        • 品種はSK545(手前)、H691(奥)
        • 低温干ばつにより、玉肥大は若干遅れ気味

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