愛媛県(夏秋きゅうり)

生産ステージ

定植期 5月上旬〜7月下旬

収穫期 6月中旬〜10月中旬

出荷最盛期 8月上旬〜8月中旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第4回目(調査日:8月11日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 周桑
作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 不良
生育進度[平年比] 遅い 出荷進度[平年比] 遅い
天候状況

7月は梅雨明けが遅れて曇雨天が続いたため、平年より日照時間が少なかった。

7月30日の梅雨明け以降は、一転して晴天で高温傾向となった。

生育状況

7月定植分については、初期生育時が寡日照となったことから、2~3日程度生育が遅れている。

現在収穫中の樹については、寡日照による樹勢低下から、反収が2割程度落ちている。

病害虫発生状況

過湿、寡日照等により樹勢が弱まったため、炭疽病、黄化えそ病が一部で発生し、高温により、ウリノメイガやカメムシも散見される。

規格・品質

5月7日定植分は秀品率が6割と優秀だったが、7月定植分の出荷が始まったことから、8月7日で終了(収穫量は伸び悩み、次年度作への課題となった)。

寡日照による収量減により、現在の日量は前年より2割弱少ない10トン程度。

規格は、秀品でMサイズ中心(秀品率は5割)。

品質は、選果の徹底により良好。

今後の生育・出荷の見込み

日本近海で熱帯低気圧の発生が徐々に始まっていることから、今後は台風による生育への影響が懸念される。

写真の補足説明

《1枚目》

  • 7月8日定植の圃場
  • 品種はSR-37
  • 梅雨明け後、急激に気温が上昇したことで、一部の樹で葉焼けが散見されたが、現在は回復
  • 草丈は150cm前後で摘芯済み

《2枚目》

  • 8月4日から収穫開始
  • 9月中旬まで収穫予定
  • やや曲がり果も見られるが、全体的に秀品率は高い

《3枚目》

  • 共同選果場で選果待ちのきゅうり
  • 産地全体では秀品、Mサイズは全体の5割程度

《4枚目》

  • 少しでも需要に応えるべく、産地一丸となって出荷中          

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第3回目(調査日:7月20日)

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 周桑
作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 不良
生育進度[平年比] 遅い 出荷進度[平年比] 遅い
天候状況

梅雨の期間が長く、寡日照で夜温は低く推移した。

7月上旬には大雨と強風があった。

生育状況

5月定植分は、多湿、寡日照により、樹勢が弱まっていた中での連続着果となったことから、樹の生育が停滞気味。

6月定植分は、圃場の低くなっている箇所に雨水が滞留したため、酸欠となった株もあり、反収が減少した。

7月定植分は、低温、寡日照により、節間がやや短く、生育遅れの苗が散見されるなど、生育にバラつきがみられる。

 

病害虫発生状況

生育初期の高温でアザミウマが発生したことにより黄化えそ病、樹勢の弱まった中での過湿により褐斑病、炭そ病が発生したことから、黄化えそ病の罹病株は速やかに抜き取り圃場外に持ち出すとともに、予防治療剤等による適正防除を実施。

大雨による泥水の跳ね返りや多湿により、一部ではべと病も散見される。

日中の気温上昇により、カメムシも増えてきている。

規格・品質

庭先選別、共同選果場での選果選別の徹底を行い、規格は秀品、Mサイズが中心であり、秀品率は5割程度。

今後の生育・出荷の見込み

5月定植分は、樹勢の弱まりにより切り上がりが早まる見込み。

6月定植分は、長雨で3日程度遅れ気味。

7月定植分は、前年よりやや面積が減少していることに加え、生育にバラつきが見られるため、現在の作柄は、平年より不良となっている。

現在の栽培環境等は厳しいところだが、今後の梅雨明けによる天候の回復、樹勢確保と連続着果に向けた栽培管理の徹底で収穫量を伸ばし、生産者及び選果場での選果選別の徹底により、より多くの秀品、高品質なきゅうりを出荷してまいりたい。

写真の補足説明

《1枚目》

  • 5月7日定植の圃場
  • 品種は耐病性のあるSR-36
  • 現在の収量は、前年より3割程度少なく推移しているが、秀品率は高い
  • 樹勢が弱まっている中での連続着果により、樹勢の回復が遅れ、葉に褐斑病の病斑が見られる
  • 樹勢が弱っていることから、8月上旬を目途に切り上げる予定

《2枚目》

  • 庭先選別後、共同選果場に出荷されたきゅうり
  • 全体的に秀品率が高いものの、一部、2cm程度の曲がり果もみられる
  • 品質は良好

《3枚目》

  • 7月8日定植の圃場
  • 品種は、耐病性と実の肥大に優れるSR-37(Vシャインからの品種切り替え)
  • 現在の草丈は30~40cm程度
  • 低温、寡日照により、節間がやや短く、生育遅れの苗も散見されるため、生育にバラつきがみられる

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    第2回目(調査日:6月29日)

    調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 周桑
    作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
    生育進度[平年比] 遅い 出荷進度[平年比] 遅い
    天候状況

    前年より25日程度早い5月末に入梅し、気温(特に夜温)が低く推移した。

    生育状況

    低温の影響で、生育は2~3日程度遅れ気味。

    6月の定植面積は当初の予定どおり、7月の定植面積も、同程度の面積を予定。

    樹勢は良好だが、果形はやや細長い。

    病害虫発生状況

    梅雨の過湿条件により、べと病が発生していることから、防除の徹底を図っている。

    規格・品質

    6月13日から出荷開始。

    当初の出荷量は、前年の6割程度で推移していたが、27日以降回復し、現在は、日量5トン程度の出荷となっている。

    規格は秀品Mが中心で、秀品率は6割程度。

    今後の生育・出荷の見込み

    梅雨明けまでは、曇天による日照不足や風によるスレ果の発生を懸念。

    写真の補足説明

    《1、2枚目》

    • 5月7日定植圃場
    • 品種はSR-36(試験品種)
    • 草丈は180cm前後で、現段階での収量は3割程度少ないものの、序盤は温存し、終盤の成り疲れを防いで長期間収穫できることを期待。
    • 試験品種のため、1節2果となることがある

    《3、4枚目》

    • 共同選果場の様子
    • 当初少なかった出荷量は、現在、回復基調
    • 果形はやや細長いが、全体では秀品M中心

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      第1回目(調査日:6月3日)

      調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 周桑
      作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比]
      生育進度[平年比] 遅い 出荷進度[平年比]
      天候状況

      定植後(5月8日)は、強風、低夜温となった。

      生育状況

      天候の影響で、根の活着が遅れたものの、樹勢はしっかりしている。

      なお、定植は、5月、6月、7月の3回に分けており、面積はそれぞれ3分の1ずつとなっている。

      病害虫発生状況

      定植後、べと病が発生したものの、早期防除で抑えることができた。

      現在は、各生産者に対して、気温が高いことからアザミウマの防除とともに、入梅時期となるため、べと病に対する予防剤散布を周知している。

      今後の生育・出荷の見込み

      今後の生育は気候次第だが、平年並みからやや遅れる見込み。

      出荷は、例年並みの6月中旬から始まる見込み。

       

      写真の補足説明

      《1枚目》

      • 5月7日定植圃場
      • 品種はSR-36(前年産はVシャインを作付)

      《2枚目》

      • 草丈は80~90cmと伸長が遅れているものの、じっくり生育していることから樹勢は良い

      《3枚目》

      • 実になる子房は確認できるが、雌花はまだついていない

      《4枚目》

      • 葉裏にアザミウマの発生するため、防除を周知している           

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