天候状況

２月は、天候に恵まれていることで日照時間が多くなっている中、中旬の１５日にまとまった降雨があった。気温は、最高気温が１５℃前後で推移する日が多いものの、寒気等の影響で１０℃を下回る日もある。最低気温は、２℃前後で推移する日が多い中、中旬の１５日は１０℃台となった。周期的に寒暖の差が激しい状況となっている。

生育状況

２月１５日のまとまった降雨まで乾燥傾向が続いたことから、生育進度は引き続き遅れている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

品質良く、規格は良好。

今後の生育・出荷の見込み

生育肥大が遅れている中、秋冬だいこんの出荷終盤となっている。

遅れているものの出荷は順調であり、今後は２月１５日のまとまった降雨による品質低下リスクに注意し、終盤の出荷をしていく。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 圃場の様子
• 病害虫の発生は特に無し
• 低温干ばつで生育肥大は遅れているものの、在圃品質は良好
• まとまった降雨があったことから、品質には充分注意して収穫する

天候状況

１月は、中旬まで天候に恵まれて降雨がなく乾燥傾向が続いていたことで、日照時間は平年を大きく上回り、下旬前半はまとまった降雨となったことで、降水量も平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が１０℃前後で推移したが、強い寒気の影響で上旬に２℃まで低下し、寒気が緩んだ中旬に１６℃まで上昇する日もあった。最低気温は３℃前後で推移し、上旬には－３℃近くまで低下する日もあった。

生育状況

年内から１月中旬までの低温干ばつの影響で肥大が緩慢になっており、生育速度は平年よりも遅くなっている。

低温干ばつにより肥料吸収が抑制されているため、葉の黄化等がみられる。

肥大は緩慢だが、在圃品質は問題無い。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

品質良く、規格は良好。

今後の生育・出荷の見込み

気温が緩み、定期的に適度な降雨があれば肥大は回復することから、今後の天候に注意し、最善を尽くしていく。

低温で肥大は緩慢になっているが、糖度を増して食味は、より良好になっている。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• １月下旬から２月上旬収穫の圃場
• 低温干ばつの影響により、肥料分の吸収が弱く、葉の黄化がみられる
• 葉は黄化しているが、在圃品質は問題無し
• 低温により糖度が上がっているため、食味はとても良い

天候状況

１０月は、上旬に太平洋上を通過した台風１４号の影響により、８~１０日にかけて大雨となった。下旬に入ると、２２、２３日に低気圧や前線の影響により再び大雨となった。このため、降水量は平年を大幅に上回った。気温は平年並みで、中旬の前半まで最高気温が２５℃前後で推移したものの、１５日以降は２０℃前後に落ち着いてきた。上旬に２０℃前後で推移した最低気温は、下旬には１０℃前後まで低下した。台風等により平年を大きく上回る降水量となったものの、日照時間は平年を上回った。

１１月は、２日にまとまった降雨があったものの、天候に恵まれたことで、降水量は平年を大きく下回り、日照時間は平年を上回って推移している。気温は、最高気温は２０℃前後、最低気温は１０℃前後と生育適温で推移している。

生育状況

１０月下旬以降、天候に恵まれ、飼育適温で推移していることから、順調に生育している。

病害虫発生状況

まとまった降雨により害虫は抑制され、病害は、排水対策を徹底してきたことはもちろん、降雨前、降雨後の予防的防除により抑制されている。

規格・品質

順調に生育及び肥大していることで、品質良く、規格は２L比率が増加し、太物傾向となっている。

今後の生育・出荷の見込み

現在の生育状況で進めば、太物で秀品率は高めとなる見込み。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• １１月下旬出荷予定の圃場
• 排水対策の徹底や予防的防除等により、生育は順調
• 生育適温下の在圃となっていることで、肥大も順調
• 急激な冷え込みや大雨等、今後の天候に注意し、最善を尽くす

天候状況

９月は、気温が高く推移した中で上旬にまとまった降雨があり、下旬に入っても２５日にまとまった降雨があった。

生育状況

９月９日から播種を開始しており、順調に進んでいる。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

１１月から出荷開始予定となっている。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• １１月中旬出荷予定の圃場
• 砂地で水はけが良いことに加え、高畝にしていることで圃場滞水しにくい、または滞水しても生育に影響のないようにしている