愛知県(冬春トマト)
生産ステージ
定植期 7月中旬〜8月中旬
収穫期 9月中旬〜7月上旬
出荷最盛期 5月上旬〜6月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:1月13日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 豊橋市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
12月は、天候に恵まれて乾燥傾向となったことから、降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年並みとなった。気温は、中旬前半までは温暖であったため、最高気温が15℃前後、最低気温が5℃前後で推移し、中旬後半以降は寒気等の影響により、最高気温が10℃前後で10℃に届かない日もあり、咲いて気温が0℃前後で氷点下になる日もあった。
1月も引き続き乾燥傾向となったことから、日照に恵まれて殆ど降雨が無く、気温は、最高気温が10℃前後、最低気温が0℃前後で推移している。
生育状況
生育は順調で、着果及び肥大は良好。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
現在の出荷量は、日量4000~5000ケース。
品質良く、L級の発生率が平年より高い。
今後の生育・出荷の見込み
植替え作型の影響で、一旦減少する見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 8月12日定植のハウス
- 品種は、りんか409
- 発生予察等による効果的な薬剤防除により、病害虫密度は抑制されている。
- 受粉はマルハナバチを利用
- 二酸化炭素発生装置を稼働させ、収量向上を図っている
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第3回目(調査日:12月10日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 豊橋市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
11月は、月を通して天候に恵まれたことで乾燥傾向となり、日照時間は平年を大幅に上回り、降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が下旬後半まで20℃前後で推移し、29日以降は15℃を下回った。最低気温は10℃前後で推移し、29日以降は6℃を下回った。
12月は、天候に恵まれて乾燥傾向となったため降雨が無く、気温は、最高気温が15℃前後、最低気温が5℃前後で推移しており、本調査後の15日には、最高気温が8℃を下回り、最低気温が3℃を下回るなど、急激に冷え込んできた。
生育状況
下位段の二次肥大と劣果が収まってきており、生育は順調。
果実が中心規格になるよう、着果は1段3果で調整しているところ。
病害虫発生状況
高日照によるハウス内の高温からコナジラミの発生があり、一部で黄化葉巻病や黄化病株がみられるが、異なる薬剤系統によるローテーション散布でコナジラミの密度を抑制しつつ、罹病株の抜き取りとハウス外への排出、予防治療剤の適正散布により、被害を最小限に食い止めている。
また、うどんこ病、葉かび病についても適正な予防的防除を実施。
規格・品質
現在の出荷は、日量6000~7000ケース。
品質良く、規格はM、L級主体の玉流れ。
今後の生育・出荷の見込み
年内は平年並みの出荷量となる見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 8月12日定植のハウス
- 品種は、りんか409
- 定期的な防除により、病害虫の発生は抑制できている
- M、L中心の果実となるよう、着果は1段3果を励行
- 樹上での果実形状は、すこぶる良好
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第2回目(調査日:10月21日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 豊橋市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
梅雨明け後の8月は高温乾燥で推移したが、生育期前半の27日及び28日に大雨となり、9月上旬まで降雨が続いた。中旬からは晴天日が多くなったものの、下旬になると25日に大雨となった。気温は、残暑により最高気温は25℃を上回ったが、最低気温は9日以降25℃を下回り、20日以降は20℃前後で推移した。
10月は、8日から10日にかけて台風からの湿った空気の影響で大雨となった。気温は、15日まで高めに推移したが、16日以降は秋らしくなってきた。
生育状況
樹勢、着果ともに順調だが、日照の強さ等から一部で裂皮、裂果が散見されたものの、現在は回復傾向。
病害虫発生状況
大雨によりハウス内湿度が高めに推移したことや高温により、疫病、コナジラミの発生がみられたものの、黄色粘着版による捕殺や予察に基づいた早期防除や異なる薬剤系統による予防治療剤等のローテーション散布により、効果的に病害虫密度の抑制を図っている。
今後の生育・出荷の見込み
3~4段目は玉伸びが期待できるため、順調な出荷となる見込み。
当地の品種は麗妃、りんか409等。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 8月12日定植の圃場
- 品種は、りんか409
- 黄色粘着板による捕殺や定期的な薬剤系統ローテーションによる防除により、病害虫の発生もなく、生育は順調
- 1段目の出荷は10月20日に開始
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第1回目(調査日:8月28日)
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | 豊橋市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
梅雨明け後の8月は、天候の回復により晴天が続いて日照時間が増加したため、高温乾燥傾向となっており、
夜温も高く推移している。
生育状況
定植は8月12日で、日中だけでなく夜温も気温が高い影響から、根張り、着花に心配があるものの、
温度、水分等の管理により回復が期待される。
病害虫発生状況
高温によりコナジラミの発生がみられるが、防除暦に則った防除により害虫密度を抑制している。
今後の生育・出荷の見込み
1段目の出荷は10月20日頃の予定。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 8月12日 本定植
- 品種 りんか409
- 定期的な薬剤防除により病害虫の発生もなく順調に生育している。
- 1段目の出荷は10月20日頃の予定。
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