三重県(冬春トマト)
生産ステージ
播種期 6月下旬〜11月上旬
定植期 7月下旬〜翌2月上旬
収穫期 10月下旬〜翌8月上旬
出荷最盛期 3月中旬〜翌6月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:2月25日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 桑名市長島町 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
1月は、中旬まで日照に恵まれて乾燥傾向が続いたものの、下旬にまとまった降雨があったことで、降水量は平年を上回り、日照時間も平年を上回った。気温は、最高気温が10℃前後、最低気温が中旬までは0℃前後で氷点下になる日も多く、下旬に入ると5℃前後まで上がる日も多くなってきた。
2月は、乾燥傾向が続く中、中旬にまとまった降雨があった。気温は、上旬は10℃前後で推移したが、中旬以降は寒さがやや緩んできたことで、15℃を超える日も増えてきた。最低気温は、0℃前後で氷点下の日もあるが、5℃を超える日も出てきた。
生育状況
寒暖の差が激しく、2月上旬の冷え込みでは開花受粉が思わしくなかったものの、中旬以降の気温が上昇したときは、一気に生長点が伸びた。
なお、樹勢、着果状況は良好。
病害虫発生状況
一部で葉枯れがみられたものの、特に問題は無い。
規格・品質
品質は良好で、規格は24~28玉中心。
品種により、空洞果の発生がある。
今後の生育・出荷の見込み
生育及び出荷は順調な見込み。
2月上旬の冷え込みによる開花受粉が思わしくなかった段があるため、4月の出荷量に多少影響が出る見込み。
写真の補足説明
《1枚目》
- ハウス内の様子
- 生育及び着果は概ね順調
《2枚目》
- 2月中旬の気温高により、生長点が一気に伸びた
《3枚目》
- 収穫段の着果状況
- 着果、肥大、着色は順調
- 在圃品質は良好
《4枚目》
- 今後収穫予定の段
- 空洞果気味のものが散見される
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第3回目(調査日:12月25日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 桑名市長島町 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
11月は、上旬に降雨があったものの、月全体としては天候に恵まれたことから、降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を大きく上回った。気温は、最高気温が中旬に20℃を上回る日があるなど温暖に推移し、最低気温は中旬までは10℃前後、下旬は5℃台に低下した。
12月は、中旬に降雨があったものの、引き続き乾燥傾向となったことから、降水量は平年を下回り、日照時間は平年を大きく上回った。気温は、最高気温が上旬は15℃前後で推移したものの、中旬以降は寒波等の影響により10℃を下回る日が多くなり、年末には3℃を下回った。最低気温は、中旬前半までは5℃前後で推移したが、中旬後半以降は寒波等の影響により3℃以下で推移する日が多く、1℃台になる日もあった。
生育状況
日照に恵まれ、ハウス内管理も行き届いていることから、生育は概ね順調。
病害虫発生状況
日照に恵まれて温暖に推移したことから、シルバーリーフコナジラミの発生により黄化葉巻病が散見されたが、気温の低下とともに現在は落ち着いている。
規格・品質
品質は良好で、規格は、長段取りが24、28玉、促成が20、24玉中心。
今後の生育・出荷の見込み
樹勢が安定しており、順調な出荷が見込まれるものの、年始の寒波による着花、着果への影響が心配である。
写真の補足説明
《1枚目》
- ハウス内の様子
- 生育揃い、樹勢、在圃品質は良好
《2枚目》
- 現在、9段目が開花中
《3枚目》
- 収穫段は3段目
《4枚目》
- 収穫間際の着果、肥大、着色状況はすこぶる良好
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第2回目(調査日:10月26日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 桑名市長島町 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み~やや遅い |
天候状況
10月に入り、朝晩の気温が低下してきた。
日照時間及び降水量は平年並みで推移。
生育状況
樹により生育にややバラつきがみられるものの、生育は概ね順調。
追肥、樹勢維持の徹底はもちろん、朝晩の冷え込みで、保温にためにハウスの内張りをする日もあるものの、日中は汗ばむ陽気となるため換気を徹底して温度対策を講じている。
病害虫発生状況
9月中旬まで高温で推移し、シルバーリーフコナジラミがハウス内に侵入したことにより、黄化葉巻病が散見される。
規格・品質
数量がまとまり始めたので部会出荷が始まった。
品質は良好。
出荷開始で大玉を出荷する者もいるが、前年よりも小玉傾向で出荷量も若干少なめ。
本調査圃場は10月中旬の出荷を見込んでいたものの、朝晩の気温低下で若干玉伸び等が緩慢になったため、11月からの出荷となる。
今後の生育・出荷の見込み
天候が安定していることから、順調に生育及び出荷が続く見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- ハウス内の様子
- 樹により若干生育ムラがあるものの、概ね順調
《3枚目》
- 現在、4段目から5段目が開花
《4、5枚目》
- 1段目の着果の様子
- 果形等は良好
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第1回目(調査日:9月29日)
調査時点の生育ステージ |
定植期 生育期 |
調査産地 | 桑名市長島町 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
梅雨明け後の8月は、過去にない猛暑が続いた。
9月に入ると、上旬は残暑が続いたものの、秋雨前線の活動とともに気温が落ち着き始め、降雨があった。
心配された台風の接近等は無い。
生育状況
天候に恵まれたことで、初期生育は良好。
病害虫発生状況
ハウス周辺の除草やハウス出入り口や天窓、裾といった開口部へのメッシュ展張、黄色粘着トラップの設置等の耕種的防除徹底により、シルバーリーフコナジラミの侵入もなく、黄化葉巻病は少ない。
今後の生育・出荷の見込み
平年並みの生育となっており、10月下旬から本格的な出荷を見込む。
写真の補足説明
《1枚目》
- 8月10日播種、9月4日定植のハウス(自根)
- 10月下旬から出荷予定(多段長期どり)
- ハウス内は清潔で管理が行き届いており、樹の生長点付近への黄色粘着トラップの設置も徹底されている
《2枚目》
- 現在1段目が開花
- 樹勢、葉色ともに良好
《3、4枚目》
- 生長点は揃っており、健全な生育と長期収穫が期待できる
- 病害虫の発生も無い
- 本ハウスは溶液栽培となっている
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