天候状況

２月は、中旬の１５日に大雨となったものの、月を通じて天候に恵まれたことから、降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が月を通じて１５℃前後で推移した中、中旬後半は寒波等の影響で１０℃を下回り、寒波が抜けた後は２０℃を超える日もあった。最低気温は、５℃前後で推移した中、中旬後半は寒波等の影響で氷点下になる日があった。

生育状況

干ばつ傾向が続いていたことから、前年よりも小玉傾向となっており、一部ではカルシウム欠乏症や腐れが出ている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

現在の出荷量は、日量５０００~１１０００ｔと量の幅が広がっている。

出荷品質は良好で、規格は２L：７８.９５％、L：３.６％（２月２６日出荷分）。

今後の生育・出荷の見込み

２月２４日から冷蔵出荷が始まり、３月に入ると即売品から切替わる予定。

３月は冷蔵品の予約数量が多いため、切り上り時期は３月末頃になる可能性がある。

写真の補足説明

《１枚目》

• 圃場の様子
• 定点圃場では収穫作業が終了した

天候状況

１月は、中旬まで天候に恵まれて乾燥傾向となり、下旬に入りまとまった降雨があったことで、日照時間は平年を上回ったものの、降水量は平年を上回った。気温は、最高気温が上旬は７℃前後で、寒波等の影響により３℃台までしか上がらなかった日もあり、中旬以降は１２℃前後で推移した。最低気温は、中旬まで２℃前後で氷点下になる日も多く、下旬は寒さが緩み、２℃前後で６℃まで上がる日もあった。

２月に入り、天候に恵まれて温暖に推移している。

生育状況

生育後期の干ばつの影響により、一部で石灰欠乏症などの生理障害がみられるようになってきたが、全体的に生育は順調。

病害虫発生状況

特に無いが、干ばつ傾向で生理障害が散見される。

規格・品質

平均日量は、８０００～９０００ｔ程度。

品質良く、規格は２L：９２.４％、L：５.８％（２月５日販売分）。

今後の生育・出荷の見込み

２月に入り、黄味の出荷最盛期となるため、出荷量の増加が見込まれる。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• 圃場の様子
• これまでの低温と干ばつ傾向により、生理障害（葉縁の枯れ等：石灰欠乏症）が散見される
• 寒さにより外葉の黄化や枯れがみられるが、出荷品質には影響せず、在圃品質は良好

天候状況

１２月は、上旬は天候に恵まれたものの、中旬以降は曇天日が多かったことで、日照時間は平年を下回ったものの、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が上旬は１５℃前後、中旬以降は１０℃前後で推移し、最低気温は、上旬は５℃前後、中旬は３℃前後で推移した。

生育状況

温暖で適度な降雨があったことで、生育は１週間～１０日程度前進している状況。

生育はすこぶる順調で、豊作基調となっている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

平均日量は、４０００～５０００ｔ程度。

品質良く、規格は２L：９１.１％、L:６.４％（１２月３日販売分）。

今後の生育・出荷の見込み

豊作基調のため、増加が見込まれる。

今月下旬から契約向け出荷が始まるため、出荷量はさらに増加見込みだが、干ばつの影響で病害虫の発生が懸念されるため、耕種的防除と効率的な予防的薬剤防除で、病害虫密度の密度を抑制していく。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 生育が１週間以上前進していることで、収穫作業も前進している
• 在圃品質は良好
• 豊作基調で安定出荷を見込む

天候状況

１１月は、上旬の２日にまとまった降雨となってから、周期的に曇雨天があったものの、降水量は平年を下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が中旬まで２０℃前後、下旬は１５℃前後で推移し、最低気温は、中旬までは１０℃前後、下旬は８℃前後で推移した。

生育状況

気温高の影響で、生育進度は平年より１~２週間程度早まっているとともに、台風等の影響もなかったため、生育は順調で豊作基調となっている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

１１月１７日販売まで、日量１５００ｔの安定出荷となっている。

品質良く、規格は２L：９７.１％、L:２.９％（１１月１７日販売分）。

今後の生育・出荷の見込み

生育順調で、出荷量は日々増加傾向となっており、今後も平年より１~２週間程度前進出荷となる見込み。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• 圃場の様子
• 天候に恵まれて、生育は加速しており順調。