北海道(ばれいしょ)

生産ステージ

播種期 4月中旬〜5月中旬

収穫期 8月中旬〜10月下旬

出荷最盛期 8月下旬〜翌4月中旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第3回目(調査日:10月15日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 倶知安町
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み~やや不良
生育進度[平年比] 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

10月前半は曇雨天の日が多く、気温及び日照時間ともに平年を下回り、15日には峠で初冠雪がみられた。雨量は少ないものの、雨の日が続いているため、農作業に遅れが生じている。

生育状況

収穫作業は終盤を迎えており、10月末に受入を終了する予定。

初期の塊茎形成期に干ばつが続いたため、一株当たりの玉数が少なく、反収は平年並みからやや下回る程度になると予想される。

一方、品質、玉肥大は良好。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

品質は、傷み、腐れ等殆ど無く、良好。

規格は、男しゃくでは2L:12.5%、L:33.0%、LM:8%となっており、平年では2L比率が一桁であることから、本年は大玉傾向となっている。

男しゃく以外も同じ傾向となっている。

歩留まり率も54%(平年値は43%)とロスが少ない。

今後の生育・出荷の見込み

9月までは順調で、平年よりも早めの出荷となっていたが、総生産量(6.5万トン)が計画(7万トン)を下回ることが確実となったことため、10月中旬から出荷調整(減産)を行う予定。

写真の補足説明

《1~8枚目》

  • 選果場の様子
  • コンテナで原料を受入後、機械、目視で厳しい選果選別を行い、規格別に振り分けられて箱詰め、封函される

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    第2回目(調査日:8月5日)

    調査時点の生育ステージ

    生育期

    収穫期

    調査産地 倶知安町
    作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
    天候状況

    7月は、平年よりも気温は高めで降水量が少なかったものの、曇天が続いたために日照時間は平年並みで推移した。

    生育状況

    大きな天気の崩れ等もなかったため、概ね平年並みの生育となっている。

    病害虫発生状況

    防除暦等による適期防除の励行により、病害虫の発生は抑えられている。

    規格・品質

    とうやについては、7月29日から収穫開始、8月3日から出荷開始。

    規格は、2L:~2割、L:~4割、LM:~1割程度と大玉傾向で、玉数は平年並み。

    今後の生育・出荷の見込み

    8月上旬は曇雨天が続く予報となっているため、病害虫の発生と収穫遅れが懸念される。

    今後の出荷は、市場における品薄の解消のため、出荷量を増やしたいところだが、JR貨物輸送が盆休みに入ることから、平年並みの出荷量を見込む。

    写真の補足説明

    《1~4枚目》

    • 5月20日播種の圃場
    • 品種は、1枚目左側がキタアカリ、同右側及び手前がとうや
    • 2枚目手前がとうや、同奥がキタアカリ
    • 3枚目左側がキタアカリ、同右側及び手前がとうや
    • 4枚目手前がとうや、同右側が男爵
    • 生育は良好で、男爵は草丈がキタアカリより低いが、葉色は濃い

    《5~8枚目》

    • 5月中旬播種の圃場
    • 品種は5枚目及び6枚目が男爵
    • 7枚目及び8枚目がとうや
    • とうやは8月15日頃から収穫予定
    • 平年並みの出荷量になる見込み

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      第1回目(調査日:7月7日)

      調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 倶知安町
      作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
      生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
      天候状況

      気温は平年並みとなっているが、6月中旬以降、曇雨天による日照不足が続いている。

      生育状況

      初期生育は順調に推移した。

      その後、日照不足等により開花が遅れたものの、概ね平年並みの生育。

       

      病害虫発生状況

      特に無し。

      今後の生育・出荷の見込み

      作付品種を見ると、男爵、メークインが減少し、きたひめ、さやかが増加した(1割程度)。

      初出荷は、8月上旬を予定(JA選果場の選果開始)。

      7月の気象予報では、気温が平年並み~高めで推移するとのことから、順調な生育を見込む。

      しかし、天気が周期的に変わることから、降雨による軟腐病等の発生や品質低下等の影響が懸念される。

      写真の補足説明

      《1~4枚目》

      • 5月20日播種の圃場
      • 品種は、男爵、キタアカリ、とうや
      • 当該圃場の生育状況は、管内平均よりも「やや良」

      《5~8枚目》

      • 5月中旬定植の圃場
      • 品種は、男爵、とうや
      • 生育は平年並み

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