熊本県(冬レタス)

生産ステージ

播種期 8月上旬〜10月中旬

定植期 10月上旬〜11月中旬

収穫期 11月中旬〜翌3月下旬

出荷最盛期 12月上旬〜3月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第1回目(調査日:12月10日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 八代
作付面積[前年比] やや減少 作況[平年比] 豊作
生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比] 早い
天候状況

11月は比較的天候に恵まれたものの、上旬及び下旬にまとまった降雨があったことから、日照時間は平年をやや上回ったものの、降水量は平年を上回った。気温は、最高気温が中旬に27℃まで上昇する日があったものの、下旬前半まで20℃前後で推移し、28日以降は13℃台に低下した。最低気温は、最高気温が上昇した中旬に20℃近くになった日があったものの、下旬前半まで10℃前後で推移し、28日以降は5℃を下回った。

12月は、天候に恵まれて降雨が無く乾燥気味で、気温は、最高気温が15℃前後、最低気温が4℃前後で推移している。

生育状況

適度な降雨がありながら日照にも恵まれ、現在の生育は概ね順調に推移。11月下旬の気温の緩みにより、生育は7日程度前進した。

病害虫発生状況

10月中旬定植分の一部ですそ枯れ病、オオタバコガの発生がみられたが、早期防除により病害虫密度を抑制できたことから、被害は軽微。

規格・品質

現在の出荷量は、日量400~500ケース程度。

価格低迷のため、生産者が自主的に出荷調整を行い、日々の出荷量を調整している。

品質はすこぶる良好、規格は後送りしていることもあり、大玉傾向で秀2L中心。

今後の生育・出荷の見込み

生育は概ね順調に推移しており、現在の出荷経費割れの状況となっている市況が好転すれば、出荷量は増加する見込み。

年末に向かっては、冷え込みが強まることで現在の前進傾向が落ち着き、日々の出荷量に波ができる可能性がある。

写真の補足説明

《1~3枚目》

  • 10月中旬定植の圃場
  • 品種はシルルが主体
  • 生育は良好で、やや大玉傾向も、結球断面は巻が充実しつつも適度な空間があり、品質良好

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