福井県(すいか)
生産ステージ
定植期 4月中旬〜5月上旬
収穫期 6月上旬〜8月上旬
出荷最盛期 7月中旬〜7月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:7月16日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 坂井市三国 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
7月に入ってからは曇雨天日が続いており、日照が不足している。
生育状況
1株当たり3玉なりに摘果しており、大玉傾向となっている。
病害虫発生状況
病害虫の発生は無いものの、イノシシ、ハクビシン、カラス等の鳥獣被害が散見される。
規格・品質
3L以上:30%、2L:27%、L:18%、M:18%、S:7%以下と大玉傾向。
大玉傾向ではあるが、鳥獣被害により収穫物の秀品率が低下している。
今後の生育・出荷の見込み
梅雨明けとともに出荷進度及び出荷量は徐々にもち直すと思われる。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 収穫の様子
- 曇雨天が続いていることから、収穫が遅れ気味
- 平年よりも鳥獣被害が多い(カラス等に果皮を突かれた実も)
《3~8枚目》
- JA選果場の様子
- 圃場で予備選果したものが選果場に持ち込まれ、機械選果に加え、選果場職員による厳しい選果で等階級ごとに選別される
- 3L以上が全体の30%と、大玉で品質は良好だが、獣害で表面に深いキズが入ってしまっているものも(出荷は不可)
- 当地では出荷のピークに当たる時期のため、調査当日は、すいか部会長がNHKの取材を受けていた
- 生産者が丹精込めて育てた、大玉で甘く、シャリ感があり、みずみずしい福井県産すいかを是非ご賞味ください
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第3回目(調査日:6月24日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 坂井市三国 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
入梅したものの、平年より晴天日が多く降水量が少ない。
生育状況
概ね順調。
病害虫発生状況
病害虫等の発生は特に無いが、イノシシ、鳥等による食害が散見される。
今後の生育・出荷の見込み
例年より降水量が少ないため、2日程度生育が遅れているものの、収穫量は平年並みを見込んでいる。
露地作型の出荷開始は、7月1日頃を予定。
写真の補足説明
《1枚目》
- イノシシ対策として、圃場にネットを張っている
《2枚目》
- 降水量が少ないため、生育が2日程度遅れいている
- 以前はスプリンクラーによるかん水を行っていたが、散水量が多くなりすぎるため、近年はかん水チューブでかん水を行っている
《3、4枚目》
- イノシシ、鳥害対策
- 果実近くに配線を行うことで、鳥の侵入を防止
- 電気センサーを設置することで、イノシシが侵入すると警戒音が鳴る
《5枚目》
- 防除作業
- 適正防除に努めている
《6枚目》
- 鳥飛来防止のために鷲に似せた凧を設置するなど、生産者は様々な鳥害対策を講じている
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第2回目(調査日:6月4日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 坂井市三国 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
例年よりも晴天日が多い。
生育状況
日照量の増加により、例年よりも2日程度生育が早まっている。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
ハウス作型のものは6月3日から出荷を開始した。
晴天日に恵まれていることから、例年より出荷量の増加が見込まれる。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- 4月下旬定植の圃場
- 初期生育時の風害からの保護用トンネルは除去し、かん水チューブを設置
- 1蔓3果に摘果している
- 蔓によっては、小指の長さくらいまで肥大した実も見られ始めた
- 収穫時期の目安を把握するため、雌花の花びらが取れた日により目印(棒状のもの)で色分けする
《6枚目》
- 5月中旬定植の圃場
- 初期生育中のため、保護用トンネルを掛けている
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第1回目(調査日:5月14日)
調査時点の生育ステージ |
定植期 生育期 |
調査産地 | 坂井市三国 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
例年よりも晴天日が多い。
生育状況
概ね順調。
病害虫発生状況
特になし。
今後の生育・出荷の見込み
豊作を期待したい。
写真の補足説明
《1枚目》
- 定植3週目の圃場。
- 苗を強風から保護するため、トンネルを掛けている(昨年は定植後に風害を受けた)。
《2枚目》
- 通水対策として、チューブを設置。
《3、4枚目》
- 圃場の縄張り作業。
- 苗の生育が進みにつれて蔓が伸び、その蔓の伸び方向を導くために縄張りを行う。
- 蔓は、黒マルチのところまで伸びる。
- 5月20日以降、トンネルを撤去予定。
《5、6枚目》
- 定植2週目の圃場。
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