東京都(冬キャベツ)
生産ステージ
播種期 7月中旬〜8月上旬
定植期 8月中旬〜8月下旬
収穫期 10月下旬〜12月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第2回目(調査日:11月11日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 練馬区 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
10月は、天候に恵まれた日が多かったことで日照時間は平年を大幅に上回り、上中下旬で周期的に降雨があり、特に1日は大雨となったものの、降水量は平年の約半分と大幅に下回った。気温は、最高気温が15日までは28℃前後、16日以降は19℃前後で15℃台に落ち着く日もあり、最低気温が16日までは18℃前後、17日以降は10℃前後で推移した。
11月は、天候に恵まれた日が続いた中、9日は大雨となった。気温は、最高気温が15日までは20℃前後、16日以降は17℃前後で推移ており、最低気温が10日までは11℃前後、11日以降は8℃前後で推移している。
生育状況
育苗が不揃い気味となったため、定植後の生育はややばらつきがある。
生育速度は、天候の影響で、定植作業が1週間程度遅れたことから、生育も1週間程度遅れているものの、生育、結球、肥大等は順調に推移している。
病害虫発生状況
防除暦や予察に則った早期適期防除の励行により、病害虫の発生は特に無い。
規格・品質
平年より1週間程度遅れて出荷が始まっており、出荷量は日量70~80c/s程度。
品質良く、規格は中心規格。
今後の生育・出荷の見込み
天候に恵まれていることで、平年並みの出荷となる見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 出荷中の圃場の様子
- 天候に恵まれて生育良く、在圃品質も良好
《3、4枚目》
- 出荷が進んでいる圃場の様子
- 定植苗の揃いがやや悪かったものの、ベタ切りに近い収穫となっている
- こちらも在圃品質は良好
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第1回目(調査日:7月26日)
調査時点の生育ステージ | 播種・育苗期 | 調査産地 | 練馬区 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
7月は、上中旬に大気が不安定になったことから大雨の日が続き、8日時点の積算雨量が月の平均降水量を超え、その後も大雨があったことから、27日時点の積算雨量で月の平均降水量を大幅に上回っている。中旬の16日には平年より早い梅雨明けとなり、17日以降は晴天日が続いている。気温は、最高気温が梅雨明けまでは30℃前後、梅雨明け以降は34℃前後で35℃以上の酷暑日となるくらい高温で推移し、最低気温が梅雨明けまでは22℃前後、梅雨明け以降は25℃前後で推移している。
生育状況
梅雨明け後、晴天が続いて乾燥傾向となった中での播種作業となったため、土壌水分量が少ないことから発芽率が低いものの、発芽後の生育は概ね順調。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
8月中旬まで寒冷紗のトンネル掛けの中で育苗し、同旬に本圃へ定植、その後11月頃から出荷予定。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 苗床の様子
- 播種は7月中旬に3日おき
- 品種は味珠、藍天、初恋など
- 播種前後にかん水して苗床の土壌水分を確保しているものの、晴天乾燥で蒸散が早くて発芽率が低下したため、まばらになっている(まばらでも均一な生育となれば間引きする本数が少なくなるので、本圃定植に大きな影響は無い)
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東京都(夏秋キャベツ)
生産ステージ
播種期 1月中旬〜2月中旬
定植期 3月下旬〜4月上旬
収穫期 5月上旬〜6月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第2回目(調査日:6月7日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 練馬区 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
5月は、曇天日が多かったことから日照時間は平年を大幅に下回り、降水量も平年を下回った。気温は、最高気温が25℃前後で下旬には30℃に届く日があり、最低気温は15℃前後と気温高で推移した。
6月は、日照時間が多くなってきたが、中旬以降は大気の状態が不安定な日が多く、局地的に激しい雨となっている。気温は、最高気温が30℃前後、最低気温が20℃前後と気温高で推移している。
なお、中旬の14日は平年より7日遅い入梅となった。
生育状況
生育適温を超える気温高となったことから、チップバーンなどの生理障害が発生するなど、生育不良がみられた。
また、連作による根こぶ病も発生した。
病害虫発生状況
気温高によりアオムシの食害がみられたため、早期防除により害虫密度を抑制している。
また、連作障害である根こぶ病が発生した。
規格・品質
品質良く、規格は中心規格。
根こぶ病の発生により、出荷量は計画よりも少ない。
今後の生育・出荷の見込み
当初見込みよりも出荷は早く終わる見込み。
根こぶ病対策として、土壌消毒を徹底するとともに、秋はアブラナ科以外の品目の輪作を行い、圃場土壌の適正化を図る(秋作の作付けは見送る)。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 圃場の様子
- 在圃品質は良いが、連作により根こぶ病が発生している
《3、4枚目》
- 気温高によりアオムシの食害がみられる
- 現在は害虫密度を抑制している
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第1回目(4月27日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 練馬区 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
4月は、天候に恵まれた日が多かったことで日照時間が平年を上回り、降水量は平年を下回ったが、中旬の17日に大雨、下旬の29日にはまとまった降雨となった。気温は、最高気温が20℃前後、最低気温が10℃前後で推移した日が多かったが、下旬の21日は最高気温が26℃を超える夏日となった。
生育状況
定植が1週間遅れたものの、温暖で日照に恵まれたことで、生育は順調。
病害虫発生状況
気温上昇により、外葉にモンシロチョウによる食害が散見されたものの、4月20日に防除を実施したことで害虫密度が抑制され、それ以降は特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
出荷は5月下旬~6月上旬の予定。
出荷量は計画どおり平年並みを予定。
現在、試作品種の試験栽培中。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 3月30日定植の圃場
- 葉の展開は充実しており、生育は順調
- 4月20日に防除を実施し、害虫密度を抑制
《3、4枚目》
- 4月上旬定植の圃場
- こちらも葉の展開は充実しており、生育は順調
- 収穫予定は5月下旬を予定
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