天候状況

１１月は、周期的に降雨があったものの、天候に恵まれた日が多かったことから降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が中旬までは１９℃前後、下旬は１５℃前後で推移し、最低気温が上旬は１０℃前後、中下旬は６℃前後で推移した。

生育状況

比較的気温が高い中、適度な降雨があったことから生育は順調。

病害虫発生状況

気温高で推移したことから、コナガ、ヨトウ類の発生が見られたものの、早期防除の徹底により、害虫密度を抑制している。

規格・品質

現在は出荷最盛期を過ぎており、日量７００ｃ/ｓ程度。

品質良く、規格はL中心。

今後の生育・出荷の見込み

年内は平年並みの出荷量になる見込みだが、ラニーニャ現象が発生しているため、今後、降雪が多く積雪量が多くなった場合は、出荷量が大幅に鈍化する可能性もある。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• ８月２０日定植の圃場の様子
• 定植後１０３日で、結球、肥大は順調
• 目立った病害虫も無く、在圃品質は良好

《4～10枚目》

• 出荷品の様子
• L中心で品質良好

天候状況

１１月は、上旬に大雨の日があったものの、比較的天候に恵まれた日が続いている。気温は、最高気温が１８℃前後、最低気温が８℃前後で推移している。

生育状況

天候に恵まれていることで、生育は順調。

病害虫発生状況

比較的、気温高で推移していたことから、ヨトウ類、コナガが若干発生したが、予察等に基づく早期防除を徹底したことで、害虫密度を抑制している。

規格・品質

１１月から出荷開始となっており、現在の日量は１６００ｃ/ｓで出荷最盛期となっている。

品質良く、規格はＬ中心。

今後の生育・出荷の見込み

今後は急激な冷え込みの予報となっていることから、気温低下により生育が鈍化する見込み。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• ８月２０日定植の圃場
• 病害虫も無く、外葉は充実し、結球も順調で在圃品質は良好

《5～8枚目》

• 集荷所の様子（出荷品）
• 秀２Ｌ、秀Ｌとも品質良好

天候状況

１０月は、中旬以降に降雨の日があったものの、天候に恵まれた日が多かったため降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が上旬は２８℃前後、中旬以降は２０℃前後で推移し、最低気温が１６日までは１７℃前後、１７日以降は１０℃前後で推移した。

生育状況

１０月中旬以降、気温が落ち着いてきたことで活着、生育ともに順調に推移。

病害虫発生状況

１０月上旬まで気温高だったことで、若干ながらコナガ、ヨトウ類の発生が散見されるため、異なる薬剤系統による早期ローテーション防除により、害虫密度を抑制している。

今後の生育・出荷の見込み

今後も天候に恵まれた日が続く予報のため、順調な生育を見込む。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• ８月２０日定植の圃場の様子（定植後６８日目）
• 順調に結球中
• 外葉は充実し、病虫害も無い

天候状況

8月は、中旬が秋雨前線による線状降水帯の影響で連続した大雨となったことから、降水量は平年の３倍と大幅に上回り、日照時間は平年の６割と大幅に下回った。気温は、最高気温が上旬は３６℃前後と高温で３９℃の猛烈な酷暑日があったものの、中旬は秋雨前線の影響で一転して２７℃前後に落ち着き、下旬は再び３２℃前後で推移した。最低気温は２２℃前後で推移した。

９月は、上中旬が秋雨前線や台風の影響で周期的に大雨やまとまった降雨の日があり、気温は、最高気温が２８℃前後、最低気温が２０℃前後で推移している。

生育状況

９月に入り、厳しい残暑もなく生育適温付近で推移していることから、活着及び初期生育は順調。

病害虫発生状況

８月下旬の気温上昇で、若干だがコナガ、ヨトウ類が散見されるものの、定植前の粒剤施用により実害なく、害虫密度も抑制されている。

今後の生育・出荷の見込み

天候に恵まれていることから、順調な生育が見込まれるが、太平洋の海水温が高いことによる台風発生等のリスクがあるため、台風等対策を徹底する。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• ８月２０日定植の圃場
• 株間は３０ｃｍ
• 本葉６．５枚程度の展開
• 活着及び初期生育は順調　　　　　　　　　　

天候状況

１０月は、上旬が天候に恵まれたものの、中旬以降は降雨日が多くなっており、気温は、最高気温が１１日までは３０℃前後、１２日以降は２１℃前後で１５℃を下回る日もあり、最低気温が１６日までは１６℃前後、１７日以降は９℃前後で推移している。

生育状況

気温の低下に伴い、結球速度がやや緩やかになったことで、出荷量が若干減少した。

病害虫発生状況

降雨続きになったことで、一部品種では腐れが発生した。

規格・品質

９月２４日から出荷開始となっており、出荷量は日量１０００ｃ/ｓ程度。

品質良く、規格は平年並みに良好。

今後の生育・出荷の見込み

現在、出荷終盤となっているが、品質を維持したまま最後まで秀品出荷ができる見込み。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• ９月下旬出荷開始の圃場の様子
• 品種は藍天
• 気温低下で結球速度はやや鈍化したものの、順調に進んでいる
• 在圃品質も良好

《4～7枚目》

• 集荷所における出荷品の状況
• 品質良好
• 4、5枚目：秀L
• 6、7枚目：秀２L

天候状況

９月は、上中下旬で曇天日が多かったことから日照時間は平年を大幅に下回り、秋雨前線や台風の影響でまとまった降雨や大雨となったものの、降水量も平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が２７℃前後、最低気温が２０℃前後で推移した。

１０月は、上旬を中心に天候に恵まれ、中旬はまとまった降雨の日が多く推移している。気温は、最高気温が上旬は２７℃前後で３０℃まで上がる日があり、中旬は２０℃前後で１６℃までしか上がらない日もある。最低気温は、１６日までは１５℃前後、１７日以降は１０℃前後で推移している。

生育状況

土壌水分が十分確保されていた中、９月中旬以降、比較的天候に恵まれたことから、生育は順調に推移。

病害虫発生状況

気温高により、コナガとヨトウ類が若干発生しており、初期防除を徹底し、害虫密度を抑制している。

規格・品質

９月２４日から出荷開始。

品質は良いが、結球時期の天候不順により肥大が鈍かったことからL中心。

今後の生育・出荷の見込み

天候が回復してきたことで、今後の玉流れは２L中心になる見込み。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 品種は藍天
• ９月下旬から出荷開始
• 小玉傾向ながら在圃品質は良好

《4～9枚目》

• 出荷品の様子
• 品質は良好でL中心
• 徐々に２Lが増える見込み

天候状況

８月は、中旬が秋雨前線による線状降水帯の影響から連続した大雨となったことから、降水量は平年の３倍と大幅に上回り、日照時間は平年の６割と大幅に下回った。気温は、最高気温が上旬は３６℃前後と高温で３９℃の猛烈な酷暑日があったものの、中旬は秋雨前線の影響で一転して２７℃前後に落ち着き、下旬は再び３２℃前後で推移した。最低気温は、２２℃前後で推移した。

９月は、上中旬が秋雨前線や台風の影響で周期的に大雨やまとまった降雨の日があり、気温は最高気温が２８℃前後、最低気温が２０℃前後で推移している。

生育状況

９月に入ってからは、気温も落ち着き、日照もある程度確保されているので、生育は順調。

病害虫発生状況

８月下旬の気温高により、若干ではあるがコナガ、ヨトウの発生が確認されているので、異なる薬剤系統の早期ローテーション散布により害虫密度を抑制している。

今後の生育・出荷の見込み

９月２４日から出荷予定。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• ７月１７日定植の圃場
• 品種は藍天
• これまでの降雨により圃場の土壌水分は充分
• 日照が確保されてきたことで、結球も順調で生育揃いは良好

天候状況

８月は、上旬後半の台風９号、中旬の秋雨前線により大雨が続き、特に１４日は１か月の降水量を超える１５７ｍｍの大雨となったことから、２５日時点の積算降水量は月間平均降水量の３倍と大幅に上回っている。上旬以外はほぼ曇雨天で推移していることから、２５日時点の積算日照時間は月間平均日照時間の約半分となっている。気温は、最高気温が上旬は３４℃前後で３９℃を超える酷暑日もあったなど高温で推移し、中旬以降は秋雨前線の影響で一転して２８℃前後で推移している。最低気温は、２３℃前後で推移している。

生育状況

曇雨天が続いていることで、定植作業が若干遅れている。

病害虫発生状況

曇雨天が続いたことでべと病の発生が一部でみられたことから、防除、植え直し等で対応している。

今後の生育・出荷の見込み

今後は天候の回復により高温乾燥で推移する予報となっていることから、害虫防除の徹底を図り、順調な初期生育を目指す。気温の上昇と日照の確保により、生育速度も平年並みに回復する見込み。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• ７月１９日定植の圃場（圃場面積は２０ａ）
• 品種は藍天
• 出荷は９月下旬を見込む
• 株間は３０ｃｍ
• 定植１４日目で本葉３．５~５．５枚展開
• 曇雨天が続き、生育はやや遅れている