宮崎県(さといも)
生産ステージ
定植期 3月中旬〜3月下旬
収穫期 12月上旬〜翌2月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:12月21日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | JAこばやし |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 不良~やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
11月は、上下旬にまとまった降雨があったものの、天候に恵まれた日が多かったことから降水量は平年を下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が18℃前後、最低気温が22日までは9℃前後、23日以降は5℃前後で1℃台の日もあった。
12月は、天候に恵まれた日が続く中、16日は大雨となった。気温は、最高気温が15℃前後で10℃を下回る日もあり、最低気温が3℃前後で0℃を下回る日もあった。
生育状況
温暖な中、適度な降雨により生育、肥大ともに順調。
病害虫発生状況
圃場により疫病の発生が散見されたが、発生初期防除を徹底したことで病害は抑制されている。
規格・品質
11月16日から出荷開始。
品質良く、規格はA:7割、B:2割。
2S比率が約2割と多いものの、3Lから平均的に生育している。
今後の生育・出荷の見込み
12月は出荷最盛期、その後は漸減し、翌1月に終了予定。
市場ニーズに合わせ、大玉は関東、小玉は関西に出荷。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- 洗浄、調整の様子
- 圃場で2週間程度伏せ込んで完熟させた後に収穫。
- 洗浄後は約1日風乾
- 小玉は袋詰めを行い、付加価値を付けて出荷
- 各規格とも品質は良好
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第3回目(調査日:11月29日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 西諸県東部(JAこばやし) |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
11月は、上下旬にまとまった降雨があったものの、天候に恵まれた日が多かったことから降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が19℃前後、最低気温が22日までは10℃前後、23日以降は4℃前後で推移した。
生育状況
地上部は順調に生育し、倒伏も順調。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
品質良く、A品7割、B品2割となっている。
規格は、やや小玉傾向で2Sが2割と多め。
今後の生育・出荷の見込み
本年産はやや小玉傾向の見込み。
大玉は関東、小玉は関西と、消費地の嗜好に合わせた出荷となっている。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 伏込後の圃場の様子
- 倒伏後、15日間伏せ込みをすることで、追熟させる
- 伏込作業は順調
《3、4枚目》
- 掘り出したばかりの京芋
- 収穫まで株のまま土壌中で保存
- 品質は良好
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第2回目(調査日:7月6日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | JAこばやし |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
5月は、上旬から周期的に大雨の日があり、中下旬は100mmを超える雨量の日が3回あったことから、降水量は平年の3倍弱と大幅に上回り、日照時間は平年を下回った。気温は、最高気温が25℃前後で29℃を上回る日があり、最低気温が16℃前後で19℃の日もあった。
なお、降雨のあった11日に当県内は統計開始以来2番目に早い入梅となった。
6月は、上中下旬ともまとまった降雨の日があり、徳治上中旬は大雨になったものの、曇天日や晴天日も多かったことから降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年並みとなった。気温は、最高気温が28℃前後で30℃を超える日も多く、最低気温が18℃前後で推移した。
7月は、まとまった降雨の日があったが、ある程度日照もある。気温は、最高気温が30℃前後で32℃を超える日があり、最低気温が23℃前後で推移している。
生育状況
さといもは多湿条件で生育する品目であることから、本年の気象条件下では順調に生育している。
土寄せを2回実施しており、株の草丈は30cm程度。
病害虫発生状況
降雨による疫病対策として、有機栽培でも使用可能なジーファイン(炭酸水素ナトリウム・銅水和剤)の予防散布を1回実施。
今後の生育・出荷の見込み
今後は草丈が1m程度まで伸長するが、台風と降雨による疫病が懸念されるため、疫病予防を徹底するよう指導しているところ。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 圃場の様子
- 当地では京いも(筍芋:たけのこいも)を栽培
- 生育は順調
- 多湿条件でも順調に生育するものの、過湿条件にならないよう、畝間に溝を設置して排水対策を実施
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第1回目(調査日:4月27日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | JAこばやし |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
4月は、中旬にまとまった降雨があり、中でも13日は大雨となったが、天候に恵まれたことで日照時間は平年を上回ったことで、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が20℃前後で推移した中、20~22日は夏日となった。最低気温は10℃前後で推移した中、20日は5℃を下回る低温となった。
生育状況
低温(降霜)により、生育が停滞したものが見受けられるものの、全体的に生育は順調。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
気温が温暖に推移していることから、降霜で生育が停滞したものも順調な回復を見込む。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 4月14日定植の圃場(株間25cm、畝間105cm)
- 作業は順調
《4、5枚目》
- 低温(降霜)により生育が停滞したものがある
- 降霜で芽がつぶれたものが散見される
- 現在は温暖に推移しているため、今後は回復見込み
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