天候状況

２月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、中旬にまとまった降雨があったものの降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が１０℃前後で５℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が２℃前後で推移した。

３月は、天候に恵まれた日が続いている。気温は、最高気温が１２℃前後で２０℃に届く日もあり、最低気温が４℃前後で推移している。

生育状況

１２月中旬まで温暖に推移していたことで、年内に１月収穫分まで前進出荷となったが、１２月下旬以降は一転して低温干ばつ傾向となったため、春ものの生育、肥大が鈍化している。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

低温干ばつ傾向により、生育、肥大が鈍化しているため、出荷量が伸び悩んでいる。

品質良く、規格は中心規格。

今後の生育・出荷の見込み

２月いっぱい低温干ばつ傾向が続き、暖候期の３月は気温こそ上昇してきたが、干ばつ傾向が続いているため、生育、肥大を促すためにもひと雨ほしいところ。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 在圃品質は良好だが、低温干ばつ傾向で生育、肥大は停滞気味

天候状況

１月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の約半分と大幅に下回った。気温は、最高気温が９℃前後で５℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が２℃前後で推移した。

生育状況

１２月下旬以降、低温干ばつ傾向となっていることから、生育は落ち着いてきた。

在圃品質は良好で、肥大は適度。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

１２月までは前進出荷となったため、１月収穫分も出荷されていたことに加え、低温干ばつ傾向で生育、肥大が鈍化しているため、出荷量は落ち着いている。

品質良く、規格は中心規格。

今後の生育・出荷の見込み

これまでの前進出荷と１２月下旬からの低温干ばつ傾向により、出荷量の伸びは鈍い見込み。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 低温干ばつ傾向で生育進度は落ち着いているものの、生育自体は良好
• 在圃品質も良好で白肌が美しい

天候状況

１１月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回ったものの、上下旬にまとまった降雨や大雨の日があり、３０日は前線の影響を受けて平年の２倍弱の豪雨となったことから、降水量は平年の２倍強と大幅に上回った。気温は、最高気温が中旬までは２０℃前後、下旬は１７℃前後で推移し、最低気温が中旬までは１２℃前後、下旬は７℃前後で推移した。

生育状況

播種後、大雨が複数回以上あったものの、圃場が砂壌土で水はけが良好であったことから適度な土壌水分量となった中、天候に恵まれた日が多く気温高となったことで生育は順調で、むしろ生育進度は平年よりも進んでいる。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

生育進度が早まっていることから、前進出荷傾向。

品質良く、規格は中心規格。

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、前進傾向のまま作況は平年よりもやや良で進む見込み。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 播種後、複数回以上大雨があったものの、圃場の土質が水はけの良い砂壌土であることから土壌水分は飽和せずに適度な状態を維持
• これに加え、天候に恵まれて気温高となったことから、生育進度は平年よりも早めで生育は良好
• 地下部の肥大良く、白肌も美しい
• 地上部の葉茎も適度に充実

天候状況

９月は、上中旬を中心にまとまった降雨や大雨があり、特に１７日は台風１４号の影響で大雨となったものの、降水量は平年を下回り、日照時間は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が２８℃前後、最低気温が２１℃前後で推移した。

１０月は、天候に恵まれた日が続いており、気温は、最高気温が２８℃前後、最低気温が２０℃前後で推移している。

生育状況

９月９日から播種が開始となっており、播種作業は順調に進んでいるとともに、発芽揃い、初期生育とも順調。

病害虫発生状況

播種前の圃場準備時に粒剤施用をしてあることから、害虫の発生は無し

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、平年並みの順調な生育を見込む。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 発芽揃い、初期生育とも良好
• 害虫発生も無く、今後に期待