天候状況

６月は、上旬の４日に大雨、中下旬はまとまった降雨があったものの、比較的天候に恵まれた日が多かったことから降水量は平年を下回り、日照時間は平年並みとなった。気温は、最高気温が２７℃前後、最低気温が中旬までは１５℃前後、下旬は１８℃前後で推移した。

なお、１４日の曇雨天により当県内は平年より７日遅い入梅となった。

生育状況

平年よりも５~１０日程度生育が早めで推移している。

早生種は小玉傾向だが、大玉も増加してきた。

病害虫発生状況

局地的なまとまった降雨により、排水性が不利な一部圃場では腐敗等が発生。

規格・品質

品質は良好ながら、規格は小玉傾向。

一部生産者は降雨により腐敗等が発生したことで、出荷品の目視検査等を徹底しているところ。

今後の生育・出荷の見込み

６月上中旬が出荷最盛期、その後は漸減し、７月中旬に終了する見込み。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• 圃場の様子
• 品種は晩生種のもみじ
• 生育は順調

天候状況

５月は、中下旬にまとまった降雨の日が多かったものの、曇天日も多かったことから降水量は平年を下回り、日照時間も平年を下回った。気温は、最高気温が２４℃前後で２８℃を超える日があった一方、１８℃までしか上がらない日もあり、最低気温は上旬が１０℃前後、中旬以降は１５℃前後に上昇した。

生育状況

これまでは、少雨で気温が低めで推移したことから、早生種は小玉傾向の生育となった。

適度な降雨と徐々に気温が上昇してきたことで、６月中旬以降は大玉で生育する見込み。

なお、生育進度は平年よりも５~１０日程度早い。

病害虫発生状況

一部圃場でべと病が確認されたことから、６月収穫以降のものについては予防治療剤の散布により病害密度を抑制している。

規格・品質

出荷進度は、平年よりも５~１０日程度早い。

品質は良いものの、極早生種は小玉傾向で出荷数量は減少。

今後の生育・出荷の見込み

６月上旬から出荷最盛期となる見込み。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 品種は極早生種のTTA781
• 生育及び収穫は５~１０日程度早め
• 小玉ながら在圃品質は良好