天候状況

８月は、秋雨前線等により降水量は平年の約４倍と大幅に上回ったが、９月は、秋雨前線や台風の影響で上中旬は周期的にまとまった降雨があったものの、曇天日や晴れ間が多かったことから降水量は平年の約６割と大幅に下回り、日照時間は平年を下回った。気温は、最高気温が上旬は２４℃前後、中下旬は２７℃前後で推移し、最低気温が上中旬は２０℃前後、下旬は１８℃前後で推移した。

１０月は、天候に恵まれた日が多い中、上中下旬と大雨やまとまった降雨の日があり、特に１日は１１８ｍｍの豪雨となった。気温は、最高気温が１６日までは２６℃前後、１７日以降は１９℃前後で推移し、最低気温が１６日までは１８℃前後、１７日以降は１０℃前後で５℃まで低下した日もある。

生育状況

当地の播種作業は７月末から開始したが、ゲリラ豪雨や秋雨前線、台風１０号の影響により、発芽不良、圃場への土砂流入等が一部圃場で散見される。

早生種は根部肥大期を迎えており、９月のまとまった降雨で生育遅れがみられたものの、台風１６号通過後は天候が回復したことで、生育も回復している。

なお、１０月の台風１６号については大きな被害は無かった。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

今後は平年並みの生育を見込む。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• 圃場の様子
• 産地全体としては、地上茎葉部も充実しており、順調に生育中