徳島県(春夏にんじん)

生産ステージ

播種期 9月下旬〜1月下旬

収穫期 3月下旬〜6月上旬

出荷最盛期 4月上旬〜5月中旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第4回目(調査日:2月14日) New

調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 吉野川流域
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
天候状況

1月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の約半分と大幅に下回った。気温は、最高気温が9℃前後5℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が2℃前後で推移した。

2月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、中旬にまとまった降雨があったものの降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が10℃前後で5℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が2℃前後で推移した。

3月は、天候に恵まれた日が続いている。気温は、最高気温が12℃前後で20℃に届く日もあり、最低気温が4℃前後で推移している。

生育状況

播種作業は、例年通り10月上旬より開始されたた。播種期が高温干ばつで経過したものの、播種後のかん水等を徹底してきたことで、発芽揃い等は良好となった。

その後、10月下旬は降雨の影響で播種作業が遅れたものの、天候の回復に伴い、11月以降は順調に進み、年内の播種率は98%と例年並みで推移した。

12月下旬以降、低温干ばつ傾向となっているが、生育は順調に推移している。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

生育状況が良好なため、3月中旬より潤沢な出荷が見込まれる。

写真の補足説明

《1~3枚目》

  • 10月中下旬播種の圃場の様子
  • 低温干ばつ傾向での生育となったが、大トンネル内の温度が適温で推移し、土壌水分も適度に確保されていたことから、生育は順調

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    第3回目(調査日:12月9日)

    調査時点の生育ステージ

    播種期

    生育期

    調査産地 吉野川流域
    作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
    天候状況

    12月は、天候に恵まれた日が続いたことで日照時間は平年を大幅に上回り、降水量は平年の約1割と大幅に下回った。気温は、最高気温が22日までは14℃前後、23日以降は10℃前後で5℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が5℃前後で0℃台まで低下する日もあった。

    1月は、比較的天候に恵まれた日が多い中、長い周期で降雨の日があった。気温は、最高気温が9℃前後、最低気温が2℃前後で推移している。

    生育状況

    播種作業は10月上旬から開始したが、10月下旬に入り、降雨の影響で一部作業が遅れた。

    それ以降は、天候の回復により播種作業は順調に進んでいる。

    初期生育等については、10月上旬播種分が干ばつ条件下での作業となったことから、根の伸長がやや心配であったものの、生育は概ね順調で平年並みの作柄が期待できる。

    病害虫発生状況

    特に無し。

    今後の生育・出荷の見込み

    厳寒期の天候次第ではあるが、平年並みの作を見込む。

    写真の補足説明

    《1~4枚目》

    • 10月中旬播種の圃場
    • 発芽、初期生育揃いとも良好
    • 干ばつ条件下ではあるものの、生育は順調
    • 平年並みの出来が期待される

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      第2回目(調査日:5月11日)

      調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 吉野川流域
      作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
      生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 早い
      天候状況

      5月は、中旬以降曇雨天日が多く、まとまった降雨の日もあったものの、上旬が天候に恵まれた日が多かったことから降水量は平年をやや下回り、日照時間は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が25℃前後、最低気温が上旬は12℃前後、中旬以降は18℃前後で推移した。入梅は、月末の31日であった。

      梅雨入り後の6月は、まとまった降雨の日があるものの、日照時間も多く推移している。気温は、最高気温が28℃前後で30℃を超える日もあり、最低気温が20℃前後と気温高で推移している。

      生育状況

      気温高と降雨により生育が進み、肥大が促進されている。

      病害虫発生状況

      特に無し。

      規格・品質

      現在、12月播種分の出荷となっており、日量は400~600t。

      品質は良好。

      気温高と降雨により生育が進んだことで、規格は太物比率が高い。

      今後の生育・出荷の見込み

      出荷最盛期を過ぎ、不安定な天候から日々の出荷量の増減ブレがあるものの、天候等により作業遅れとなっていることもあり、今後も安定した出荷で切り上りは当初予定よりも遅くなる見込み。

      写真の補足説明

      《1~3枚目》

      • 圃場の様子
      • 出荷最盛期は過ぎた
      • 気温高と降雨により、地上部は充実しており、肥大も良好
      • 在圃品質も良好

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        第1回目(調査日:4月15日)

        調査時点の生育ステージ 生育期、収穫期 調査産地 吉野川流域
        作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] やや不良
        生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 早い
        天候状況

        4月は、中旬の16日及び下旬の29日にまとまった降雨があったものの、日照に恵まれた日が多かったため、降水量は平年を下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が20℃前後、最低気温が10℃前後で推移したが、下旬は最高気温が25℃を超える日があった。

        生育状況

        気温が温暖に推移したことから、平年並みの生育となっている。

        病害虫発生状況

        特になし。

        規格・品質

        現在は、増量期で11月中下旬播種のものが出荷されており、日量は約700~900t。

        品質は良好だが、規格は前倒し出荷の影響から、M及びL中心。

        今後の生育・出荷の見込み

        中下旬の降雨の影響で、出荷量は不安定になっているが、引き続き前倒し出荷が継続している。

        出荷最盛期は4月下旬から5月上旬で、5月中旬にかけて日々出荷量は減少し、平年よりも切り上がりは早まる見込み。

        写真の補足説明

        《1、2枚目》

        • 収穫の様子
        • 前倒し出荷で小ぶりとなっている

        《3枚目》

        • トンネル内の生育の様子
        • 天候と温度に恵まれ、生育は順調

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