静岡県(冬レタス(志太榛原))
生産ステージ
播種期 8月中旬〜9月下旬
定植期 9月中旬〜12月中旬
収穫期 11月上旬〜翌3月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4回目(調査日:12月22日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 志太榛原 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | やや良~平年並み |
生育進度[平年比] | 早い~平年並み | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
12月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中下旬に大雨や降雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が25日までは16℃前後、26日以降は10℃前後で推移し、最低気温が25日までは6℃前後で11℃台までしか下がらない日もあり、26日以降は1℃前後で推移した。
1月は、天候に恵まれた日が多い中、周期的に降雨の日がある。気温は、最高気温が11℃前後で16℃台まで上がる日もあり、最低気温が1℃前後で6℃台までしか下がらない日もある。
生育状況
現在、10月15日頃に定植したものを収穫しているところであり、平年よりも3、4日程度前進傾向となっている。
日照に恵まれ、気温高で推移していたことから、トンネル内温度も高温になっていることから、ややたけのこ玉も散見される。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
生育前進に伴い、出荷も前進傾向。
品質良く、規格は2L中心。
今後の生育・出荷の見込み
10月15日以降に定植したものについては、気温低下により結球、肥大が鈍化傾向に転じていることから、年末年始の出荷量は減少傾向になる見込み。
写真の補足説明
《1枚目》
- 9月下旬定植の勝間田地区の圃場
- 現在収穫中
- 気温が十分確保できたことから、結球、肥大は順調で、在圃、収穫品質とも良好
《2枚目》
- 11月12日定植の吉田地区の圃場
- 収穫予測調査実施圃場
- 気温が十分確保できたことから、葉の展開は順調
- 12月下旬以降は気温低下が著しいことから、生育は鈍化する見込み
《3、4枚目》
- 9月23日定植の吉田地区の圃場
- 品種はモデナ
- 気温が十分確保できたことから、収穫直前
- 外葉が充実し、在圃品質は良好
- トンネル内温度が高めに推移していることから、一部でたけのこ玉が散見される
《5、6枚目》
- 10月15日定植の吉田地区の圃場
- 品種はモデナ
- 現在収穫中
- トンネル内温度が高めに推移していることから、一部でたけのこ玉が散見される
- 在圃、収穫品質は良好
《7、8枚目》
- 初倉地区の圃場
- 7枚目の収穫直前の圃場は9月22日定植分
- 品種はモデナ
- 在圃品質は良好
- 8枚目の生育中の圃場は11月14~16日定植分
- 品種はいちか
- 気温が十分確保できたことから、葉の展開は良好
- 今後は冷え込みにより生育進度は鈍化する見込み
[画像をクリックで拡大]
第3回目(調査日:11月24日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 志太榛原 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | やや良~平年並み |
生育進度[平年比] | 早い~平年並み | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
11月は、上下旬に大雨の日があったものの、天候に恵まれた日が続いたことで降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が9日までは20℃前後、10日以降は17℃前後で推移し、最低気温が9日までは12℃前後、10日以降は9℃前後で下旬には0℃台の日もあった。
生育状況
現在、10月初めに定植されたものが出荷されているが、これについては平年よりも3~5日程度前進している。
10月15日以降定植のものについては、気温の低下により平年並みの生育進度に落ち着いている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
品質良く、規格は引き続き2L中心。
今後の生育・出荷の見込み
11月末から本格的に出荷量が増加する見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 勝間田地区の圃場の様子
- 1枚目:9月22日定植のフリフリッカー
- 収穫直前で大玉が期待でき、在圃品質は良好
- 2枚目:9月22日定植のアスレ
- 在圃品質は良好
《3、4枚目》
- 吉田地区の圃場の様子
- 3枚目:9月23日定植のモデナ
- 在圃品質は良好
- 4枚目:9月13日定植の陽まり
- 在圃品質は良好
- 温度測定中
《5~8枚目》
- 初倉地区の圃場の様子
- 5、6枚目:9月16日定植の陽まり
- 在圃品質は良好
- 7枚目:9月22日定植のモデナ
- 在圃品質は良好
- 8枚目:11月14、16日定植の逸香
- 活着及び初期生育は順調
[画像をクリックで拡大]
第2回目(調査日::11月10日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 志太榛原 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い~平年並み | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
11月は、上下旬に大雨の日があったものの、天候に恵まれた日が続いたことで降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が9日までは20℃前後、10日以降は17℃前後で推移し、最低気温が9日までは12℃前後で下旬には0℃台の日もあった。
生育状況
干ばつ傾向となったことから定植後の活着や初期生育の悪化が懸念されたが、かん水の徹底により生育は順調。
気温高で推移したことから、10月15日以前の定植分は平年よりも3~5日程度前進、同15日以降の定植分はほぼ平年並みの生育となる見込み。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
品質良く、規格は2L中心で大玉傾向。
今後の生育・出荷の見込み
10月5日頃の定植分が11月下旬から出荷開始となるため、出荷量は増加見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 勝間田地区の圃場の様子
- 1枚目:9月1日定植のラプトル
- 結球、肥大は順調で、在圃品質も良好
- 2枚目:9月5日定植のフリフリッカー
- 収穫直前で在圃品質は良好
- 3枚目:9月24日定植のアスレ
- 生育は順調
《4、5枚目》
- 吉田地区の圃場の様子
- 4枚目:9月13日定植の陽まり
- 生育は順調
- 当該圃場では温度測定を実施している
- 5枚目:9月23日定植のモデナ
- 生育は順調
《6~8枚目》
- 初倉地区の圃場の様子
- 6枚目:9月13日定植の陽まり
- 生育は順調
- 7枚目:9月22日定植のモデナ
- 順調に葉数を増やしている
- 8枚目:9月8日定植のラプトル
- 収穫直前で在圃品質は良好
[画像をクリックで拡大]
第1回目(調査日:10月13日)
調査時点の生育ステージ |
定植期 生育期 |
調査産地 | 志太榛原 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
9月は、上中下旬で周期的に大雨やまとまった降雨の日があり、特に18日は台風の影響で53mmの大雨となったものの、曇天日や晴れの日も多かったことから降水量は平年を大幅に下回り、日照時間も平年を下回った。気温は、最高気温が28℃前後、最低気温が19℃前後で推移した。
10月は、上中旬にまとまった降雨の日があったものの、天候に恵まれた日が多かったことから、降水量は平年の約3割と大幅に下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が16日までは25℃前後、17日以降は19℃前後で推移し、最低気温が16日までは17℃前後、17日以降は11℃前後で推移した。
生育状況
天候が回復した9月下旬からの定植作業が徐々に増えてきたが、同月中旬までの悪天候から一転して、干ばつ傾向になってきたことから、定植後の活着不良防止のため、定植直後のかん水を実施してきた。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
当地では、10月上旬定植(出荷期は11月下旬~12月)から本格的に増加する予定。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 勝間田地区の圃場の様子
- 上中旬までの定植のものは、降雨が多かったことで活着及び初期生育は順調
- 写真1:9月1日定植の畝
- 品種はラプトル
- 写真2:9月3日定植の畝
- 品種はラプトル
- 写真3:9月5日定植の畝
- 品種はフリフリッカー
- 下旬定植のものは、天候の回復により干ばつ傾向での定植となった
- 写真4:9月22日定植の畝
- 品種はアスレ
- 定植直後に活着促進のためにかん水したことで、活着良好
《5、6枚目》
- 吉田地区の圃場の様子
- 定植日は9月11日
- 品種はラプトル
《7、8枚目》
- 初倉地区の圃場の様子
- 写真7:9月8日定植の畝
- 品種はラプトル
- 写真8:9月13日定植の畝
- 品種はフリフリッカー
[画像をクリックで拡大]
静岡県(冬レタス(三島))
生産ステージ
播種期 8月中旬〜9月下旬
定植期 9月上旬〜12月下旬
収穫期 11月上旬〜翌3月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4回目(調査日:2月17日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 三島 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み~やや不良 |
生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
1月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中旬にまとまった降雨があったものの、降水量は平年の約3割と大幅に下回った。気温は、最高気温が11℃前後で15℃台まで上がる日があった一方、5℃台までしか上がらない日があるなど寒波で気温差が大きくなり、最低気温が0℃前後で-4℃台まで低下する日もあった。
2月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中旬に周期的にまとまった降雨があったものの、降水量は平年の約半分と大幅に下回った。気温は、最高気温が11℃前後で15℃台まで上がる日もあり、最低気温が0℃前後で5℃近くまでしか下がらない日もあった。
3月は、天候に恵まれた日が続いている。気温は、最高気温が17℃前後、最低気温が4℃前後で-1℃台の日もある。
生育状況
12月下旬以降、低温干ばつ傾向となっていることから、1月中下旬の出荷から平年よりも進度が遅れている。
2月中旬現在、平年より4~6日程度の遅れとなっている。
結球、肥大ともに低温で緩慢になっている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
品質良く、規格は中心規格。
今後の生育・出荷の見込み
結球、肥大が遅れていたものについて、2月下旬より増加を見込む。
また、3月から暖候期に入り、日照時間が増加して気温も上昇してきたことから、結球、肥大も回復する見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 1月収穫終了、次作定植中の圃場の様子
- トンネルを掛けたままなので、ソイルブロック苗を手植え
《3、4枚目》
- 12月中旬に収穫終了し、次作分を定植した圃場の様子
- 活着良好で、4月上旬に収穫予定
- 今後、暖候期に入ることから、順調な生育を見込む
《5、6枚目》
- 収穫中の圃場の様子
- 早朝は凍結しているため、朝収穫ができない
- 低温により全体的に肥大が鈍く、特にトンネルの外側の列は遅れている
- トンネルの中2列から収穫している
- 収穫品質は良好
《7、8枚目》
- 年内収穫終了、12月下旬に次作分を定植した圃場
- 低温で生育進度は遅いが、在圃品質は良好
- 今後の生育に期待
[画像をクリックで拡大]
第3回目(調査日:12月23日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 三島 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
12月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬に大雨やまとまった降雨の日があったことから、降水量は平年の約1.5倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が中旬までは15℃前後、下旬は13℃前後で推移し、最低気温は17日までは5℃前後、18日以降は0℃前後で-3℃台の日もあった。
1月は、天候に恵まれた日が多い中、中旬にまとまった降雨の日があった。気温は、最高気温が11℃前後、最低気温が0℃前後で-4℃台の日もある。
生育状況
生育中期から結球期にかけて比較的温暖に推移したことに加え、日照時間及び降水量とも適度に平年より多いことから、生育進度は平年より前進傾向となっており、結球、肥大、在圃品質とも良好。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
生育前進により、出荷は前倒し傾向となっている。
品s強く、規格は2L中心。
今後の生育・出荷の見込み
生育がかなり前進化していることから、とり遅れのないように圃場巡回と収穫見極めを徹底している。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 10月下旬定植の圃場の様子
- 生育、在圃品質とも良好
- 年明けに出荷予定
《3、4枚目》
- 10月12日定植の圃場
- 生育が前進傾向のため、出荷も前進している
- 日照に恵まれて日中温度が高いため、トンネル内温度が高くなっていることから、結球、肥大が加速しており、ややとり遅れ気味
- 大玉で在圃品質は良好
《5、6枚目》
- 10月上旬定植の圃場
- 生育進度が平年よりも早かったことから、既に出荷終了
- 結球、肥大が平年よりも早かったことから、とり遅れ気味であった
《7枚目》
- 天候に恵まれているため、次作の定植作業も順調
《8枚目》
- 収穫予測調査を実施しており、12月下旬収穫分については、平年より3~5日程度早まる見込み。
- 圃場によっては、もっと早くなる見込み。
[画像をクリックで拡大]
第2回目(調査日:11月11日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 三島 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
11月は、上下旬に大雨の日があったものの、天候に恵まれた日が続いたことで降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が22日までは19℃前後、23日以降は17℃前後で推移し、最低気温が11日までは12℃前後、12日以降は7℃前後で、25日以降は3℃以下の日が多かった。
生育状況
干ばつ傾向で活着及び初期生育の悪化が懸念されたが、適度な降雨とかん水により生育は順調。
生育進度は、気温高により平年より5日程度早め。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
品質良く、規格は2L中心で大玉傾向。
今後の生育・出荷の見込み
気温高で推移したことにより生育は前進傾向で、作型間の端境は無く、切れ間のない出荷を見込む。
10月中旬以降の定植ものについては、平年並みの生育進度で推移する見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 急斜地の圃場の様子
- 1枚目:10月下旬定植で年内には出荷開始を見込む
- 活着及び初期生育とも順調
- 2枚目:9月下旬定植
- 圃場内の玉は均一に日照を浴びていることから、生育は順調
- 早いものは収穫を開始
- 3枚目:10月12日定植
- 定植時は干ばつにより活着不良が懸念されたが、活着、初期生育ともに順調
- 4枚目:10月中旬定植
- 生育進度は平年並みに落ち着いてきた
《5~8枚目》
- 急斜地の定点圃場の様子
- 5、6枚目:10月上旬定植
- 圃場内の玉は均一に日照を浴びていることから、生育は順調
- 7、8枚目:10月上旬定植
- 11月末から12月上旬に出荷予定
- 結球は順調で、在圃品質も良好
[画像をクリックで拡大]
第1回目(調査日:10月12日)
調査時点の生育ステージ |
定植期 生育期 |
調査産地 | 三島 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
9月は、天候に恵まれた中、上中下旬で周期的に大雨やまとまった降雨の日があり、特に1日は秋雨前線の影響で130mm豪雨となったこと等から降水量は平年を上回り、日照時間も平年を上回った。気温は、最高気温が28℃前後で30℃の真夏日もあり、最低気温が18℃前後で14℃まで低下する日もあった。
10月は、上中下旬で周期的に降雨の日があったものの、天候に恵まれた日が多かったことから、降水量は平年の約3割と大幅に下回り、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が16日までは27℃前後で31℃の真夏日もあり、17日以降は18℃前後に落ち着き、最低気温が16日までは18℃前後、17日以降は10℃前後で推移した。
生育状況
9月下旬からの定植作業が徐々に増えているが、本年は、天候の回復で同月中旬までの秋雨前線や台風の影響から一転して、下旬以降は干ばつ傾向となったことから、定植後の活着不良が懸念されたため、定植直後に活着促進のためにかん水を励行したことで、順調な活着及び初期生育となっている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
現在出荷中の早生種については、これまでの天候で前進傾向となっており、肥大が順調で品質も良好。
今後の生育・出荷の見込み
10月上旬定植(出荷時期は11月下旬~12月9から本格的に増加する見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 9月下旬定植の圃場の様子
- 本圃は急傾斜地のために半自動移植機が入れず、手植えで対応
- 土壌表面は乾燥気味になっているが、定植時にしっかりかん水したことで活着、初期生育は順調
《3、4枚目》
- 10月12日定植の圃場の様子
- 干ばつ傾向のため、活着促進のため、定植直後にかん水している
- 定植苗はソイルブロック育苗のため、一般的なセル苗よりも活着は良好
《5、6枚目》
- 9月下旬定植の圃場の様子
- 本圃は急傾斜地のために半自動移植機が入れず、手植えで対応
- 活着は良好
《7、8枚目》
- 10月上旬から定植を開始した圃場の様子
- 昨年よりも定植時期を遅らせている
- 活着及び初期生育とも良好
[画像をクリックで拡大]
静岡県(冬レタス(周智))
生産ステージ
播種期 8月中旬〜9月下旬
定植期 9月中旬〜12月中旬
収穫期 11月上旬〜翌3月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4回目(調査日:12月22日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 周智 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い~平年並み | 出荷進度[平年比] | 早い~平年並み |
天候状況
12月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中下旬に大雨やまとまった降雨があったことから降水量は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が25日までは15℃前後、26日以降は8℃前後で推移し、最低気温が22日までは4℃前後で10℃台までしか下がらない日もあり、23日以降は1℃前後で-1℃台の日もあった。
1月は、天候に恵まれた日が多い中、中旬にまとまった降雨の日があった。気温は、最高気温が9℃前後、最低気温が2℃前後で-2℃台の日もある。
生育状況
現在、10月15日定植分を収穫しており、当初予測よりも3、4日前進している。
天候に恵まれて温暖に推移したことから、トンネル内温度も高めに推移しており、たけのこ玉が散見される。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
10月15日頃までの定植分を出荷しているところであり、出荷も前進化している。
品質良く、規格は2L、L中心。
今後の生育・出荷の見込み
今後は厳寒期で低温になるため、これまで前進傾向となっていた生育進度は鈍化し、年末に向けて出荷量が落ち着く見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 10月16日定植の圃場
- 品種はモデナ
- 現在収穫中だが、平年より3、4日早い
- 外葉が充実しており、在圃、収穫品質は良好
《3、4枚目》
- 10月20日定植の圃場
- 1月10日頃に収穫予定
- 12月中旬以降の気温低下により、それまで加速していた生育は鈍化
- 在圃品質は良好
《5、6枚目》
- 10月15日定植の圃場
- 品種はモデナ(作型⑧番)
- 外葉は充実し、結球、肥大は良好
- トンネル内温度が高めに推移したことから、ややたけのこ玉が散見される
《7、8枚目》
- 11月10日定植の圃場
- 品種はツララ
- この圃場は収穫時期予測調査実施圃場
- 葉の展開は良好
[画像をクリックで拡大]
第3回目(調査日:11月24日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 周智 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良~平年並み |
生育進度[平年比] | 早い~平年並み | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
11月は、上下旬に大雨の日があったものの、天候に恵まれた日が続いたことで降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が9日までは20℃前後、10日以降は17℃前後で推移し、最低気温が9日までは12℃前後、10日以降は9℃前後で下旬には0℃台の日もあった。
生育状況
平年よりも気温が高く推移していることで、10月15日以前の定植分については平年より3~5日程度生育進度が早くなっているが、同15日以降の定植分については生育中期が気温低下期になっているため、平年並みで推移している。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
11月下旬に入り、出荷最盛期となった。
品質良く、規格は2Lに加えて3L中心となっており、大玉傾向が継続している。
今後の生育・出荷の見込み
まだまだ1日当たりの重量増加ペースが大きいため、とり遅れないように追いかける収穫を徹底している。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 10月7日定植の圃場の様子(作型⑥)
- 品種はオータム
- 現在収穫中
- 収穫物の品質は良好
《3、4枚目》
- 10月7日定植の圃場の様子(作型⑥)
- 品種はオータム
- 順調に結球、肥大中
《5~7枚目》
- ラプトルを作付けしている圃場の様子
- 5枚目:定植日は10月6日(作型⑥)
- 収穫間近で在圃品質は良好
- 大玉が見込まれる
- 6枚目:定植日は10月11日(作型⑦)
- 12月中旬に出荷予定
- 順調に結球、肥大中
- 7枚目:定植日は10月14、15日(作型⑦、⑧)
- 12月下旬に出荷予定
- 順調に結球、肥大中
《8枚目》
- 10月25日定植の圃場の様子(作型⑩)
- 品種はモデナ
- 生育旺盛で、葉数展開は順調
[画像をクリックで拡大]
第2回目(調査日:11月10日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 周智 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 豊作~やや良 |
生育進度[平年比] | 早い~平年並み | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
11月は、上下旬に大雨の日があったものの、天候に恵まれた日が続いたことで降水量は平年を大幅に下回り、日照時間は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が9日までは20℃前後、10日以降は17℃前後で推移し、最低気温が9日までは12℃前後で下旬には0℃台の日もあった。
生育状況
干ばつ傾向で活着及び初期生育の悪化が懸念されたものの、適度な降雨とかん水により生育は順調。
生育進度は、10月15日以前のものが平年よりも3~5日程度進んでおり、同15日以降のものはほぼ平年並みの進度となっている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
品質良く、規格は2L中心で大玉傾向。
今後の生育・出荷の見込み
生育が前進傾向になっていることから、11月下旬頃から出荷量は増加見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 9月27日定植の圃場の様子(作型④)
- 品種はディアマンテ
- 葉数展開は順調
《3、4枚目》
- 10月3日定植の圃場の様子(作型⑤)
- 品種はオータム
- 気温高により、生育は3~5日早くなっている
- 葉数展開は順調
《5、6枚目》
- 10月14、15日定植の圃場の様子(作型⑦、⑧)
- 品種はラプトルほか
- 葉数展開は順調
- 出荷開始は12月中旬を予定
《7枚目》
- 10月11日定植の圃場の様子(作型⑦)
- 品種はラプトル
- 出荷開始は12月中旬を予定
《8枚目》
- 10月25日定植の圃場の様子(作型⑩)
- 品種はモデナ
- 初期生育は順調
- 出荷開始は翌1月中旬を予定
第1回目(調査日:10月13日)
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | 周智 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良~平年並み |
生育進度[平年比] | 早い~平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
9月は、上中下旬で降雨日が周期的にあり、特に2、3日は秋雨前線、17、18日は台風の影響でまとまった降雨となったものの、晴れの日も比較的多かったことから降水量は平年を大きく下回り、日照時間は平年を下回った。気温は、最高気温が28℃前後で31℃の真夏日もあり、最低気温が20℃前後で推移した。
10月は、中下旬に降雨日があったものの、天候に恵まれた日が多かったことから、降水量は平年の2割と大幅に下回り、日照時間は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が16日までは28℃前後、17日以降は21℃前後で推移し、最低気温が16日までは18℃前後、17日以降は11℃前後で推移した。
生育状況
9月下旬からの定植作業が徐々に増加しているが、本年は、同月中旬までの天候から一転し、干ばつ傾向となったことから、定植後の活着促進のため、定植直後にかん水を実施しており、活着及び初期生育とも順調。
病害虫発生状況
気温高で推移しているものの、9月中旬までの長雨や厳しい残暑が無かったことによる発生個体数が少なかったことに加え、防除の徹底により病害虫の発生は無い。
今後の生育・出荷の見込み
10月上旬定植(出荷時期は11月下旬~12月)から本格的に増加する見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 9月27日定植の圃場の様子
- 大雨等による冠水対策として、高畝にしている
- 品種はディアマンテ(作型④)
- 定植直後のかん水を徹底したことで、活着及び初期生育は良好
《3、4枚目》
- 10月7日定植の圃場の様子
- 大雨等による冠水対策として、高畝にしている
- 品種はオータム(作型⑥)
- 定植直後のかん水を徹底したことで、活着は良好
《5、6枚目》
- 9月19日定植の圃場の様子
- 品種はラプトル(作型②)
- 天候回復による気温高の中で結球していることから、立ち上がり気味
《7枚目》
- 9月28日定植の圃場の様子
- 品種はラプトル(作型④)
- 定植直後のかん水を徹底したことで、活着及び生育は良好
《8枚目》
- 10月12日定植の圃場の様子
- 品種はラプトル(作型⑦)
- 定植直後のかん水を徹底したことで、活着は良好
[画像をクリックで拡大]