福島県(夏秋きゅうり)
生産ステージ
播種期 4月上旬〜5月上旬
定植期 4月下旬〜6月中旬
収穫期 6月中旬〜10月上旬
出荷最盛期 7月上旬〜9月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:8月22日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 福島南部 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
8月は、上空の湿った空気の影響で周期的にまとまった降雨や大雨の日がある。気温は、最高気温が31℃前後で22℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が22℃前後で14℃台まで低下する日もある。
生育状況
周期的に降雨があったことから、日照不足で曲がり果の発生が多い。
樹の丈は220cm程度で、生育は順調、樹勢も良好。
一部では葉の展開数が多いことから、摘葉を徹底し、採光性を高めている。
病害虫発生状況
気温高でアザミウマ、アブラムシ、コナジラミの発生がみられることから、発生初期防除を徹底しているが、一部圃場では樹勢が強く葉の展開数が多いため、防除しきれていないところもある。
規格・品質
品質は良好だが、出荷後半になったことに加え、周期的に降雨があって曲がり果の発生が多くなっていることから、規格はA品率が低い(3割程度)。
今後の生育・出荷の見込み
10月中旬まで出荷予定。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 樹の丈は220cm程度
- 樹勢は良好だが、葉の展開数が多く、摘葉を行う予定
- 着花、着果は平年並み
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第3回目(調査日:6月21日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 福島北部 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
6月は上下旬に大雨の日があったことから降水量は平年の約1.4倍と大幅に上回り、中旬の15日に入梅したものの、その後は比較手晴れ間が多く、29日に平年より25日早い梅雨明けとなったことから、日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が15日までは24℃前後、16日以降は33℃前後で36℃を超える猛暑日があるなど高温傾向となり、最低気温が上旬は13℃前後、中旬は17℃前後、下旬は22℃前後で推移した。
生育状況
定植時からかん水を徹底してきたことに加え、日照が確保されて気温が高く推移したことから、生育は順調。
節間は適度で、樹勢も良好。
着花、着果、肥大は順調で、果形も良好。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
品質良く、規格はワンタッチ平箱中心。
今後の生育・出荷の見込み
10月末まで安定した出荷を目指すべく、かん水、液肥の施用を徹底し、樹勢維持を図っていく。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 生育は旺盛ながら、樹勢は良好
- 葉の大きさは25cmで充分
- 着果も順調で、形状も良好
- 安定出荷が期待される
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第2回目(調査日:5月30日)
調査時点の生育ステージ |
生育期 収穫期 |
調査産地 | 福島北部 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
5月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中旬にまとまった降雨があったものの降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が23℃前後で30℃を超える真夏日もあり、最低気温が12℃前後で17℃台までしか下がらない日もあるなど、気温の高い日が続いた。
6月は、降雨の日もあるが、天候に恵まれた日が続いている。気温は、最高気温が25℃前後の夏日が多く、最低気温が13℃前後で推移している。
生育状況
日照が確保されており、気温が上がってきていることから、順調に生育している。
病害虫発生状況
気温上昇とともに、アザミウマの発生が散見されていることから、発生初期防除を徹底し、害虫密度を抑制している。
なお、アブラムシの発生はない。
規格・品質
気温高で推移したことから、平年より早い5月25日頃から出荷開始。
品質良く、規格は標準規格。
今後の生育・出荷の見込み
今後の天候次第ではあるが、樹の動き、着果、肥大の進度が早いため、圃場管理を徹底して秀品出荷を心掛けてまいりたい。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 樹の丈は165cm程度と順調
- 葉の大きさ及び葉色も良好
- 着果も順調
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第1回目(調査日:5月12日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 福島北部 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
4月は、天候根恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、下旬に40mmを超える大雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が19℃前後で中旬以降は20℃を超える日が続き、29℃を上回る夏日があった一方、9℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が7℃台で上旬は0℃台まで低下する日があるなど、寒暖差が大きくなった。
5月は、天候に恵まれた日が多い中、1日と中旬に降雨日がある。気温は、最高気温が24℃前後で30℃台の真夏日になる日もあり、最低気温が10℃前後で16℃台までしか下がらない日があるなど、気温が高い傾向となっている。
生育状況
定植から1週間強経過し、活着後の根の張りが順調に進んでいることから、樹は55cmまで伸長した。
病害虫発生状況
特に無いが、気温の高い傾向が続いているため、今後はアブラムシの発生に注意必要。
今後の生育・出荷の見込み
病害虫リスクが高まる時期になるため、10日おきの防除を行い、今後の天候次第ではあるが、6月初めから収穫作業を開始し、6月下旬に収穫最盛期を迎え、11月まで収穫が続く見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 雨よけハウス内の様子
- 定植後の活着は順調で、樹も順調に生育中
- 樹は55cm程度まで伸長
- 葉は16cmに展開しており、葉数も良好
- 節間も正常
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