佐賀県(抑制、半促成きゅうり)
生産ステージ
播種期 6月上旬〜6月下旬
定植期 7月上旬〜9月下旬
収穫期 7月下旬〜12月下旬
出荷最盛期 9月上旬〜11月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:3月17日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 佐城地区 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
3月は、上旬に長い周期で、中旬は比較的短い周期で降雨日があり、下旬の21日は大雨になった。気温は、最高気温が18℃前後で23℃台まで上がる日もあり、最低気温が8℃前後で0℃台まで低下する日もあれば、12℃台までしか下がらない日もあった。
生育状況
暖候期に入り、気温が上昇してきたことから、生育、樹勢、着果、肥大ともに良好。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
品質良く、規格はワンタッチ平箱でL、M中心。
今後の生育・出荷の見込み
3月下旬から4月にかけて出荷最盛期になる見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 一部の葉に窒素が回っていないものが黄化したものがあるものの、全体的に生育、樹勢ともに良好
- 着果、果形、肥大も良好
- 収穫はL、M中心
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第3回目(調査日:2月22日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 佐城地区 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
2月は、曇雨天日が多かったことから日照時間は平年を下回り、中下旬に降雨日があったものの降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が13℃前後で17℃台まで上がる日もあり、最低気温が3℃前後で8℃台までしか下がらない日もあった。
生育状況
夜温が比較的保たれたことから、生育、樹勢、着果は順調。
日照がやや少なかったことから、肥大は緩やか。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
肥大が緩やかなことから、出荷量に大きな伸びはなく平年並み。
品質良く、規格はL、M中心。
今後の生育・出荷の見込み
今後は、暖候期に入ることから日照時間が増加し、出荷量が徐々に増える見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 生育、樹勢ともに良好
- 日照がやや少ないので、肥大が緩やかなために在圃はL、M中心
- 在圃品質は良好
- 暖候期に入ってからは増量を見込む
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第2回目(調査日:1月18日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 佐城地区 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
12月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の約4割と大幅に下回った。気温は、最高気温が11℃前後で3℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が14日までは4℃前後、15日以降は1℃前後で推移した。
1月は、中旬以降、大雨やまとまった降雨の日がある。気温は、最高気温が10℃前後で18℃台まで上がる日もあり、最低気温が3℃前後で13℃台までしか下がらない日もある。
生育状況
日照に恵まれて日中のハウス内温度が確保されていることから、生育、樹勢、着果、肥大ともに順調。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
概ね出荷量は平年並み。
品質良く、規格はLM中心でやや小ぶり傾向。
今後の生育・出荷の見込み
引き続き日照に恵まれれば、出荷量は増加見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 12月15日定植のハウス内の様子
- 生育、樹勢、着果ともに良好
- ハウス内が乾燥していることから、うどんこ病が散見されたものの、病害密度は抑制済
- 収穫はM中心
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第1回目(調査日:10月18日)
調査時点の生育ステージ |
生育期 収穫期 |
調査産地 | 佐城地区 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
9月は、前線や台風の影響で曇天日や大雨の日が多かったことから日照時間は平年を下回ったものの、降水量も平年を下回った。気温は、最高気温が30℃前後で35℃台の猛暑日もあり、最低気温が18日までは24℃前後で27℃台までしか下がらない日もあり、19日以降は20℃前後で推移した。
10月は、比較的天候に恵まれた日が多い中、周期的に曇雨天日がある。気温は、最高気温が28℃前後で19℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が16℃前後で10℃台まで低下する日もある。
生育状況
生育は順調で樹勢も良好だが、日中のハウス内温度が高めに推移してきたことで、流れ果や曲がり果が散見される。
病害虫発生状況
日中のハウス内温度が高めに推移していることにより、コナジラミやアザミウマの発生が散見されていることから、早期防除を徹底して害虫密度を抑制している。
退緑黄化病株が確認されたことから、タバココナジラミ防除を徹底している。
規格・品質
出荷量は概ね平年並み、曲がり果や傷果等が発生しているものの、選果選別の徹底により出荷品質は良好、規格はLM中心。
今後の生育・出荷の見込み
順調な生育及び出荷を見込んでいる。
燃油コストが上昇していることから、抑制作型の長期化と促成作型の作付後送りの動きがみられる。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 節間も適正で、生育は順調
- これまでのハウス内温度高により、果形は曲がり果等が散見される
- 現在の収穫は、1日1回
- 規格はMの発生が多い
- 一部で病虫害が発生しているものの、病害虫密度は抑制されている
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