天候状況

１月は、比較的天候に恵まれた日が多かったことから日照時間はほぼ平年並み、中旬に降雨日があったものの、降水量は平年の約３割と大幅に下回った。気温は、最高気温が２０日までは１０℃前後で１４℃台まで上がる日もあり、２１日以降は７℃前後で２℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が０℃前後で－４℃台まで低下する日もあった。

２月は、天候に恵まれた日が多い中、中旬にまとまった降雨や降雨日がある。気温は、最高気温が１１℃前後で１６℃台まで上がる日もあり、最低気温が３℃前後で－２℃台まで低下する日もある。

生育状況

低温干ばつ傾向ではあるが、生育、肥大ともに順調で太物傾向。

依然として、生育進度は２、３日程度早い。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

現在出荷最盛期で、出荷量は日量１００００ｃ／ｓ程度。

秀品率は低いものの、規格は３L、２L中心。

今後の生育・出荷の見込み

２月いっぱいは日量１００００ｃ／ｓ程度で推移する見込み。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• ８月２９日播種の圃場の様子
• 品種は碧南美人１１０
• ２月１３日以降に出荷予定
• 生育、肥大は良好で、生育進度は２、３日程度早まっている
• 在圃品質は良好

天候状況

１２月は、天候に恵まれた日が多い中、中旬以降は周期的に降雨日がある。気温は、最高気温が１３日までは１３℃前後、１４日以降は７℃前後で推移し、最低気温が１３日までは５℃前後、１４日以降は１℃前後で推移している。

生育状況

天候に恵まれ、１２月上旬まで温暖に推移してきたことから、生育、肥大ともに順調。

地上部は充実しており、中旬以降の気温低下の中でも生育は平年より２、３日程度早くなっている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

１１月１６日から出荷開始。

現在の出荷量は、日量４０００～５０００ｃ／ｓ。

品質良く、規格は３L、２L中心。

今後の生育・出荷の見込み

翌１月中旬には日量１００００ｃ／ｓ程度になる見込み。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• ８月２９日播種の圃場の様子
• 品種は碧南美人１１０
• 地上部の生育は順調
• 肥大も順調
• ２月上中旬以降出荷予定

《3、4枚目》

• 蒔き直した圃場の様子
• 品種は碧南美人７３０
• 地上部の生育は順調
• 肥大も順調
• ２月上中旬以降出荷予定

天候状況

１１月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬が周期的にまとまった降雨や大雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が２０℃前後、最低気温が１１℃前後で１５℃台までしか下がらない日もあった。

生育状況

天候に恵まれた中、適度な降雨もあったことから、生育、肥大は順調。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

１１月１６日から出荷開始、現在の日量は２０００ｃ／ｓ程度。

出荷開始期のために下位等級が多めとなっており、規格はL中心。

今後の生育・出荷の見込み

適度な降雨に恵まれたことから、１２月以降は増量見込み。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• ８月２９日播種の圃場の様子
• 品種は碧南美人１１０
• ２月上中旬から出荷予定
• 地上部の生育は順調

《3、4枚目》

• ８月２１日播種の圃場の様子
• 品種は碧南美人７３０
• １１月下旬から出荷予定
• 地上部は適度に充実し、地下部の肥大も良好
• 在圃品質も良好

天候状況

９月は、前線や台風の影響で下旬前半までまとまった降雨や大雨の日があり、特に２３日は８９ｍｍの大雨となったことから降水量は平年を大幅に上回り、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回った。気温は、最高気温が３０℃前後で２２℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が１９日までは２４℃前後、２０日以降は２０℃前後で推移した。

生育状況

土壌水分が保持されていることから、発芽及び初期生育は順調。

台風通過時に、寒冷紗未展張の圃場では発芽苗が巻かれたりするなど、一部で被害を受けた。

本年産の品種は、碧南美人９２、同１００、同１１０など。

病害虫発生状況

気温高でハスモンヨトウの発生がみられたものの、播種前の粒剤施用、発生初期の適正防除により、害虫密度を抑制している。

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、１１月上中旬頃から出荷を開始する見込み。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• ８月２９日播種の圃場
• 品種は碧南美人１１０
• 地表面は乾燥しているが、土壌水分は十分ある
• ２月上中旬以降出荷予定で、発芽揃いは順調

《3、4枚目》

• ８月２１日播種の圃場
• 品種は碧南美人７３０
• １１月下旬以降出荷予定で、初期生育は順調