沖縄県(冬にんじん)
生産ステージ
播種期 10月上旬〜11月上旬
収穫期 1月上旬〜4月下旬
出荷最盛期 1月上旬〜2月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:2月13日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 糸満市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
2月は、曇雨天日が多く、大雨の日もある。気温は、最高気温が20℃前後で16℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が15℃前後で推移している。
生育状況
1月まで日照に恵まれたことから、生育、肥大ともに順調。
病害虫発生状況
1月まで日照に恵まれて温暖に推移したことで、地温も上がっていたことからネキリムシが散見されたものの、害虫密度が低かったことから影響はなし。
規格・品質
品質良く、規格は2L、L中心。
今後の生育・出荷の見込み
3月下旬まで出荷最盛期で、4月中旬から5月上旬には終了する見込み。
その後は連作障害防止のため、イネ科のサトウキビを作付予定。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 圃場の様子
- 現在は出荷最盛期で、地上部も充実し、在圃品質良好
- 本圃場の出荷は4月中旬まで続く見込み
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第3回目(調査日:1月30日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 糸満市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
12月は、周期的に大雨や豪雨の日があったことから、降水量は平年の約2.1倍と大幅に上回り、日照時間は平年の約6割と大幅に下回った。気温は、最高気温が20℃前後で13℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が16日までは16℃前後、17日以降は12℃前後で推移した。
1月は、天候に恵まれた日が多かったことから、日照時間は平年の約1.5倍と大幅に上回り、中下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の4割強と大幅に下回った。気温は、最高気温が23日までは19℃前後、24日以降は16℃前後で13℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が23日までは15℃前後で20℃台までしか下がらない日もあり、24日以降は9℃前後で5℃台まで低下する日もあった。
生育状況
12月は多雨、1月は一転して干ばつ傾向になったものの、生育、肥大には多くな問題もなく順調。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
定点圃場では1日当たり200kg前後出荷。
品質良く、規格は2L、L中心。
今後の生育・出荷の見込み
年明け以降は寡日照が改善したことで、生育、肥大が良好で、太物傾向になっている。
今後も順調な出荷を見込む。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 圃場の様子
- 12月の大雨により、根割れが懸念されたものの、大きな被害もなく順調に肥大
- 在圃品質、収穫品質ともに良好で太物傾向
- 今後も順調な生育、肥大を見込む
《5、6枚目》
- 選果場の様子
- 洗浄後の肌は美しく、出荷品質も良好
- 出荷は2L、L中心
《7~10枚目》
- 糸満市は県内で最もにんじん生産量が多く、平成7年に指定産地、18年に県の拠点産地の登録を受けており、「美らキャロット」として出荷されている
- 糸満市の出荷最盛期は2月で、同3日はにんじんの日として収穫祭が催されている
- 3月2日の裏にんじんの日までの約1か月にわたり、さまざまなイベント等が活発に行われている
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第2回目(調査日:12月7日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 糸満市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
11月は、上下旬を中心に大雨やまとまった降雨の日があったことから、降水量は平年の約2倍と大幅に上回り、日照時間は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が24℃前後、最低気温が19℃前後で推移した。
12月は、曇雨天日が多く、周期的に大雨の日がある。気温は、最高気温が20℃前後で13℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が16℃前後で10℃台まで低下する日もある。
生育状況
多湿、寡日照傾向にあるものの、本圃場は島尻マージにジャーガルを客土した土壌であることから、比較的排水性が良いために若干乾燥しており、生育は順調。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
間引きも終わり、株間にゆとりができたことで、各株の肥料吸収は良好。
根が太り始めることに追肥を行う予定。
出荷は翌2月中旬を予定。
写真の補足説明
《1~5枚目》
- 圃場の様子
- 間引きも終わり、生育は順調
- 気温低下も緩やかなことから、今後も順調な生育となる見込み
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第1回目(調査日:11月15日)
調査時点の生育ステージ | 播種期 | 調査産地 | 糸満市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
10月は、比較的天候に恵まれた日が多かったことから日照時間はほぼ平年並、周期的に降雨日があり、特に31日は138.5mmの豪雨となったことから降水量は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が16日までは29℃前後、17日以降は25℃前後で推移し、最低気温が22℃前後で推移した。
11月は、上旬を中心に大雨やまとまった降雨の日が多い。気温は、最高気温が23℃前後、最低気温が20℃前後で推移している。
生育状況
豪雨の日があったものの、天候に恵まれた日も多かったことから、播種作業は順調に進んだ。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
今後の栽培管理としては、倒伏防止のため、追肥時に土寄せを行う。
出荷は年明けからの見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 10月14日播種の圃場の様子(シーダーテープで播種)
- 発芽、初期生育ともに順調
- 播種後は寒冷紗を展張し、乾燥を防いでいる
- シーダーテープ播種のため、株間は均等に7cm間隔
- 本葉5、6本時に間引き予定
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