埼玉県(秋冬ねぎ)
生産ステージ
播種期 3月上旬〜3月下旬
定植期 4月上旬〜4月下旬
収穫期 10月上旬〜翌5月上旬
出荷最盛期 12月上旬〜翌2月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4回目(調査日:1月12日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | JAふかや南部 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
12月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、下旬にまとまった降雨があったものの降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が12℃前後で18℃台まで上がる日もあり、最低気温が13日までは4℃前後、14日以降は-1℃前後で-3℃台まで低下する日もあった。
生育状況
干ばつ傾向であったものの、11月まで土壌水分が充分あったことから、生育、肥大は順調。
病害虫発生状況
全体的に発生は無いものの、一部圃場ではネギネクロバエ、キノコバエ等が散見されたことから、発生初期防除を徹底して害虫密度を抑制した。
規格・品質
年並出荷は順調、年明け以降は出荷最盛期に向けて増量傾向。
品質良く、規格は2L中心で太物傾向。
今後の生育・出荷の見込み
1月下旬に向けて出荷量は増加傾向の見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 3月12日播種の圃場の様子
- 目立った病虫害痕もなく、良好
- 葉鞘、根の状態も良好
- 太物傾向で在圃品質も良好
[画像をクリックで拡大]
第3回目(調査日:11月19日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | JAふかや南部 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
9月は、前線や台風の影響で大雨や曇雨天日が多かったことから降水量は平年を大幅に上回り、日照時間は平年を下回った。気温は、最高気温が19日までは31℃前後、20日以降は28℃前後でで23℃台までしか上がらないにもあり、最低気温が19日までは21℃前後、20日以降は18℃前後で推移した。
10月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬に大雨や降雨日があったものの、降水量は平年の約4割と大幅に下回った。気温は、最高気温が4日までは29℃前後、5日以降は22℃前後で14℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が17日までは16℃前後、18日以降は10℃前後で5℃台まで低下する日もあった。
11月は、天候に恵まれた日が多い。気温は、最高気温が20℃前後で14℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が8℃前後で4℃台まで低下する日もある。
生育状況
9月は降水量が多かったものの、それ以降は干ばつ傾向となっているものの、かん水を徹底していること、気温が比較的安定していることから、生育は順調。
病害虫発生状況
10月まで気温高で推移したことから、シロイチモンジヨトウの発生が多かったため、異なる薬剤系統によるローテーション防除を徹底し、害虫密度を抑制した。
現在は特に無し。
規格・品質
徐々に出荷が始まっており、11月下旬から出荷量は増加する見込み。
品質良く、規格はL中心。
今後の生育・出荷の見込み
出荷揃いは11月下旬、出荷最盛期は年明け以降を見込む。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 3月12日播種の圃場の様子
- 土壌水分は適度にある
- 病害虫の発生もなく、生育は順調
- 在圃品質も良好で、L中心となっている
- 今後の気温低下にもよるが、順調な生育、太りを見込む
[画像をクリックで拡大]
第2回目(調査日:9月1日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 |
JAふかや南部 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
8月は、曇天日が多い中、周期的に晴天があったものの、日照時間は平年を下回り、降水量は平年の約3割と大幅に下回った。気温は、最高気温が16日までは37℃前後で39℃近くの猛暑日もあり、17日以降は32℃前後に落ち着いて25℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が15日までは25℃前後、16日以降は23℃前後で推移している。
生育状況
空梅雨傾向で梅雨時期の降水量が抑えられ、気温も高めに推移したことから、圃場によっては生育が平年よりも14日程度早まっている。
病害虫発生状況
高温傾向のためにネギアザミウマの発生、白絹病が散見されるなどしたため、発生初期防除で病害虫密度の抑制を図っている。
今後の生育・出荷の見込み
今後、台風等の影響がなければ豊作基調を見込む。
現在の状況のまま進めば、平年どおり11月中下旬には収穫適期を迎え、11月下旬~12月上旬から出荷開始となる見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 圃場の様子
- 8月下旬の曇雨天により、土壌水分はやや多め
- 空梅雨で初期生育期に湿害等を受けなかったことから、生育は順調
- 現状で進めば豊作を見込む
[画像をクリックで拡大]
第1回目(調査日:5月28日)
調査時点の生育ステージ |
播種期 定植期 生育期 |
調査産地 | JAふかや南部 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | - | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
5月は、天候が周期的に変化した中、上旬が天候に恵まれたことで日照時間は平年を上回り、中旬は曇雨天日が多く、梅雨の走りのような天候であったが降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が24℃前後で33℃を仔wる真夏日もあり、最低気温は13℃前後で推移した。
生育状況
育苗は、日中の気温差が大きかったものの、日照に恵まれたことで健苗に仕上がった。
また、定植作業も天候に恵まれたことで順調に進み、活着及び初期生育は良好。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
今後は梅雨になるため、産地としては栽培管理とともに過湿による病害対策に注力していく。
本年の秋冬ねぎは、11月下旬~12月上旬から出荷予定。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 育苗の様子
- 日照に恵まれたことで、生え揃い良く、健苗に仕上がった
《3枚目》
- 圃場の様子
- 5月上旬までは天候に恵まれていたことから、定植作業も順調に行われた
- その後は適度な降雨があったことから、定植後の活着も順調
[画像をクリックで拡大]