天候状況

１１月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中旬に大雨の日があり、下旬は降雨日があったものの、降水量は平年の約６割と大幅に下回った。気温は、最高気温が２１℃前後で１６℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が１０℃前後で推移した。

１２月に入り、最高気温が１１℃台、最低気温が３℃台と急激に気温が低下した。

生育状況

１１月まで天候に恵まれて平年よりも気温が高めに推移したことから、生育、結球、肥大が平年より早まっており、豊作傾向。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

結球、肥大が加速しているため、前倒し出荷となっている。

品質良く、規格は４L、３L中心と大玉傾向。

今後の生育・出荷の見込み

生育が加速して前倒し出荷となったことから、計画よりも出荷量が多くなり、市場流通量が過大となったため、１２月に入り需給調整を実施。

気温が平年を上回る日が多くなれば、引き続き生育、結球、肥大は加速傾向となる。

写真の補足説明

《１～8枚目》

• 圃場の様子
• 天候に恵まれて気温も温暖に推移したことから、生育は一気に加速
• 結球、肥大揃いは良好で、ベタ切りとなっている
• 品質良く、大玉傾向

天候状況

１１月は、天候に恵まれた日が多い中、中旬に大雨の日があり、下旬は雨量は少ないものの降雨日がある。気温は、最高気温が２１℃前後、最低気温が１０℃前後で推移している。

生育状況

天候に恵まれて、気温が温暖に推移した中、適度な降雨があったことから、生育進度は平年より１０～１４日程度早まっている。

結球、肥大は順調で、在圃品質も良好。

病害虫発生状況

気温の低下に伴い、菌核病がややみられることから、枯葉の除去を徹底するとともに、予防治療剤の散布により病害密度を抑制している。

規格・品質

結球。肥大が早いため、前進出荷となっている。

品質良く、規格は３L、４L中心と大玉傾向。

今後の生育・出荷の見込み

今後の状況にもよるが、気温低下が緩やかであれば、引き続き大玉傾向で前進出荷となる可能性がある。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• 圃場の様子
• 温暖に推移してきたことから、外葉は充実し、結球、肥大は平年より早い
• 肉厚かつ適度な巻きで、大玉が期待できる
• 在圃品質は良好

天候状況

１０月は、天候に恵まれた日が多い中、中旬後半にまとまった降雨があった。気温は、最高気温が２４℃前後で３０℃台の真夏日もあり、最低気温が１７日までは１８℃前後、１８日以降は１１℃前後で推移している。

生育状況

降水量が少ないことから、やや干ばつ傾向になっているものの、生育適温で推移していることから生育、結球、肥大は順調。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

１０月下旬から出荷開始、現在の出荷量は日量１０ｔ程度。

品質良く、規格は３L中心と大玉傾向。

今後の生育・出荷の見込み

今後も順調に生育する見込みで、１０月最終週から増量見込み。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• １０月８日定植の圃場の様子
• 品種はTLE584
• 干ばつ傾向での定植作業となったが、かん水の徹底と生育適温下での初期生育となっていることで、生育、葉の展開は順調
• 今後も順調な生育を見込む

天候状況

９月は、前線や台風の影響で曇天日が多かった中、上中旬に大雨があったものの降水量は平年を下回り、日照時間も平年を下回った。気温は、最高気温が１８日までは３２℃前後で３６℃台の猛暑日もあり、１９日以降は２７℃前後で推移し、最低気温が１８日までは２４℃前後、１９日以降は１９℃前後で１５℃台まで低下する日もあった。

生育状況

高温になりすぎないことで、育苗は順調で健苗に仕上がってきている。

圃場準備も順調。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

健苗に仕上がっていることから、天候が安定して推移すれば、定植作業、初期生育とも順調に推移する見込み。

しかし、しばらくは台風の影響を受けやすい期間のため、対策等をしっかりと講じてまいりたい。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 育苗及び定植前圃場の様子
• 有機質資材、基肥施肥等の事前作業は順調
• 苗は生え揃い良く、順調に健苗に仕上がっている