天候状況

９月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、上中旬を中心にまとまった降雨の日や大雨の日があったものの、降水量は平年の約半分と大幅に下回った。気温は、最高気温が２４℃前後で１８℃台前しか上がらない日もあり、最低気温が１５℃前後で２℃台まで低下する日もあった。

１０月は、天候に恵まれた日が多い中、まとまった降雨の日がある。気温は、最高気温が１６℃前後で１２℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が５℃前後で－０℃台まで低下する日もある。

生育状況

在圃中の玉については、現在の生育日数は６５～７０日程度。

気温が落ち着き、夜温が著しく低下する日は降霜もあるが、まとまった降雨のおかげで肥料の吸い上げが向上し、結球が進み、重量も増加した。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

９月下旬までの出荷量は、平年比８６％の２万３５２０ｔ。

これまで小玉傾向で推移してきたことから、大きな出荷の山もなく、終盤に入ってきた（野辺山では計画の８割方まで終了し、南牧は終盤）。

品質良く、規格は２L：２０％、L：５９％と依然として小玉傾向。

今後の生育・出荷の見込み

出荷も終盤になり、気温が低下してきたことから、出荷の集中もなく、終盤も安定出荷が続く見込み。

写真の補足説明

《１、2枚目》

• 南牧の圃場の様子
• 品種は青琳
• 出荷も終盤に入ってきた
• 大きな山もなく、一定量安定出荷が続く
• 小玉傾向だが、在圃品質は良好

《3、4枚目》

• 南牧の圃場の様子
• 品種は青琳
• こちらも在圃品質は良好

天候状況

８月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬に大雨やまとまった降雨があったものの降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が２７℃前後、最低気温が１８℃前後で推移した。

９月は、天候に恵まれた中、周期的に降雨日がある。気温は、最高気温が２５℃前後、最低気温が１６℃前後で推移している。

生育状況

高温干ばつ傾向での生育であることから小玉傾向になっているものの、作柄自体は概ね順調。

病害虫発生状況

特に無し。

出荷状況と今後の出荷の見込み

８月下旬までの出荷量は、前年比８２％の１万７５６８ｔ。

品質良く、規格は２L：１７％、L：５５％と小玉傾向。

作柄自体は概ね順調であることから、今後も現状の出荷量で推移する見込み。

写真の補足説明

《1～6枚目》

• 1、2枚目：南牧村（野辺山）の圃場
• 品種は青琳
• 外葉は充実し、結球、肥大ともに順調
• 在圃品質は良好
• 3、4枚目：川上村（御所平）の圃場
• 品種は輝吉
• 肥大、結球とも順調
• 在圃品質も良好
• 5、6枚目：南牧村（広瀬）の圃場
• 品種は青琳
• 概要は充実し、結球、肥大ともに順調
• 在圃品質は良好