静岡県(冬キャベツ)
生産ステージ
播種期 9月上旬〜10月下旬
定植期 9月上旬〜12月下旬
収穫期 11月上旬〜翌3月下旬
出荷最盛期 2月下旬〜4月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第3回目(調査日:12月29日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 西遠(浜松) |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
12月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬にまとまった降雨の日があったものの、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が14℃前後で6℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が5℃前後で0℃台まで低下する日もあった・
生育状況
11月下旬に収穫適期を迎えた。
8月20日定植ものについては、結球、肥大が遅れたものの、外葉は充実していた。
病害虫発生状況
気温低下で菌核病が散見されたため、予防治療剤による発生初期防除を徹底し、害虫密度を抑制した。
規格・品質
出荷は11月下旬から開始。
品質良く、規格は中心規格。
今後の生育・出荷の見込み
今後も順調な出荷を見込む。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 8月9日播種、同30日定植の圃場の様子
- 品種は銀次郎
- 出荷予定は1月上旬
- 外葉は充実し、順調に結球中
- 在圃品質も良好
《3、4枚目》
- 8月18日播種、9月19日定植の圃場の様子
- 品種はりくと
- 出荷予定は3月下旬
- 外葉は充実しており、結球初期
- 引き続き順調な結球、肥大を見込む
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第2回目(調査日:11月10日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 西遠 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
11月は、天候に恵まれた中、上旬後半に大雨の日があった。気温は、最高気温が6日までは25℃前後、7日以降が22℃前後で推移し、最低気温が14℃前後で18℃台までしか下がらない日もある。
生育状況
9月までは高温で推移したものの適度な降雨があったことに加え、10月に入ってからは気温が落ち着いてきたことから、生育、結球、肥大は順調。
病害虫発生状況
これまでの高温傾向でコナガ、ヨトウムシの発生がみられたことから、初期防除を徹底し、害虫密度を抑制している。
今後の生育・出荷の見込み
今後の天候次第ではあるが、11月下旬以降から出荷見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 8月2日播種、8月20日定植の圃場の様子
- 品種は冬おもい
- 収穫予定は11月下旬
- 比較的気温が落ち着いてきたことから、生育、結球、肥大は順調
- 在圃品質は良好
《3、4枚目》
- 8月12日播種、9月5日定植の圃場の様子
- 品種はないと
- 収穫予定は12月上旬
- 比較的気温が落ち着いてきたことから、生育は順調で結球開始
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第1回目(調査日:9月20日)
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | 西遠 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
9月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、周期的に大雨やまとまった降雨の日があったものの、降水量は平年の約6割と大幅に下回った。気温は、最高気温が24℃前後で18℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が24℃前後で18℃台まで低下する日もあった。
生育状況
高温干ばつで推移していたことから、定植後の活着不良が懸念されたものの、定植直後のかん水の徹底、その後は適度な降雨があったことから、初期生育は順調。
病害虫発生状況
鱗翅目害虫が多いことから、定植前の粒剤施用を徹底したとともに、異なる薬剤系統によるローテーション散布を行い、害虫密度を抑制している。
今後の生育・出荷の見込み
引き続き高温干ばつ傾向が継続した場合、生育停滞等が懸念される。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 8月2日播種、8月20日定植の圃場の様子
- 品種はしぶき2号
- 出荷は11月下旬を予定
- かん水の徹底により、初期生育は良好で、葉の展開も順調
《3、4枚目》
- 8月上旬播種、8月下旬定植の圃場の様子
- 品種はないと
- 出荷は12月上旬予定
- かん水の徹底と適度な降雨により、初期生育は良好で、葉の展開も順調
- 降水で土壌水分量も十分確保されている
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第3回目(調査日:12月14日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 磐田 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
11月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬に大雨やまとまった降雨の日があったものの、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が9日までは24℃前後、10日以降は18℃前後で12℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が12日までは14℃前後、13日以降は7℃前後で3℃台まで低下する日もあった。
12月は、天候に恵まれた中、中旬にまとまった降雨の日があった。気温は、最高気温が5日までは13℃前後、6日以降は18℃前後、最低気温が5日までは4℃前後、6日以降は7℃前後で2℃台まで低下する日もあった。
生育状況
適度な降雨に恵まれた中、気温の低下が緩やかで、平年より気温高で推移したことから、生育、結球、肥大は順調。
生育進度は、年内どりについては平年より14日程度進んでいる。
病害虫発生状況
これまでの高温干ばつ傾向で、コナガ、ヨトウムシの発生があったことから、異なる薬剤系統によるローテーション防除の徹底により、害虫密度を抑制している。
規格・品質
品質良く、肥大が進んでいることから、やや大玉傾向。
今後の生育・出荷の見込み
今後は気温が平年並みに低下してくることから、年明け出荷分については、平年並みの規格に落ち着く見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 8月20、25日播種、9月10~15日定植の圃場の様子
- 品種はとくみつ
- 気温が平年より高めで推移し、適度な降雨で土壌水分量も充足されていることから、生育、結球、肥大は順調
- 9月10日定植分は、生育進度が進んでいることからやや大玉
- 9月25日定植分については、今後平年並みの気温に落ち着くことから、肥大がやや鈍化し、平年並みの規格に落ち着く見込み
- どちらとも在圃品質は良好
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第2回目(調査日:10月20日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 磐田 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並みを見込む |
天候状況
10月は、天候に恵まれた日が多かったことから、日照時間は平年の約1.4倍と大幅に上回り、上中旬に大雨の日があったものの、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が25℃前後で19℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が20日までは17℃前後、21日以降は12℃前後で推移した。
生育状況
気温が生育適温帯に落ち着いてきたことから、生育、葉の展開は順調。
病害虫発生状況
これまでの高温干ばつ傾向で、ヨトウムシ、シンクイムシの発生が多発傾向にあるため、異なる薬剤系統によるローテーション散布により、害虫密度抑制を図っている。
今後の生育・出荷の見込み
今後の天候次第ではあるが、引き続き順調に生育、結球する見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 8月20日、25日播種、9月10日、15日定植の圃場の様子
- 品種はとくみつ
- 出荷予定は1月中旬から2月上旬見込み
- 気温が落ち着いてきたことから、生育、葉の展開は順調
- 9月上旬定植は結球開始
- 外葉も充実しており、今後も順調な生育を見込む
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第1回目(調査日:9月15日)
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | 磐田 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
9月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、周期的に大雨やまとまった降雨の日があったものの、降水量は平年の約6割と大幅に下回った。気温は、最高気温が31℃前後で26℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が24℃前後で18℃台まで低下する日もあった。
生育状況
8月の育苗期は高温で推移したことから、播種後に発芽不良になったものもあったが、その後は追い播きで対応して育苗したことから、定植は予定通りの時期で作業できた。
引き続き高温干ばつ傾向で推移していることから、定植時間は日照が高く高温になる時間をさけ、定植後のかん水を徹底し、初期活着を促している。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
高温干ばつ傾向のため、畝間かん水を徹底し、生育を促していく。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 8月20日播種、9月10日定植の圃場の様子
- 品種はとくみつ
- 天候に恵まれていることから、定植作業は順調
- 高温干ばつ傾向のため、定植後のかん水により活着を促している
- 初期生育も干ばつ傾向のため、畝間かん水を徹底し、順調な生育を促しているものの、土壌水分量が少ないため、今後、生育遅れが懸念される
- なお、調査日近辺では降雨があったことから、生育は順調