天候状況

８月は、天候に恵まれた日が多かったことから、日照時間は平年の約１．６倍と大幅に上回り、中旬を中心に降雨日やまとまった降雨の日があったものの、降水量は平年の約６割と大幅に下回った。気温は、最高気温が３４℃前後で３６℃台の猛暑日もあり、最低気温が２３℃前後で推移した。９月は、大雨やまとまった降雨の日が多かったことから、２４日時点の累計降水量は月間平均降水量を大幅に上回っている。気温は、最高気温が３２℃前後で２４℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が２１℃前後で１１℃台まで低下する日もある。

生育状況

高温干ばつの影響で、樹勢が低下し、先細り果の発生がみられる。

病害虫発生状況

高温干ばつ傾向のためにダニの発生がみられることから、ダニ剤のローテーション散布により、害虫密度を抑制している。

規格・品質

現在の出荷量は、日量２００ｃ／ｓ程度。

選果選別の徹底により、品質良く、規格はコンテナ平箱中心。

今後の生育・出荷の見込み

稲刈りや他品目の収穫作業との兼ね合いから、９月下旬まで出荷量は徐々に減少する見込み。

写真の補足説明

《１～7枚目》

• ５月２５日定植の圃場の様子
• 品種は夏めく
• 高温干ばつにより樹勢低下
• やや肩張り果も散見されるが、全体的に果形は良好
• ダニ剤のローテーション散布により害虫密度を抑制しているが、ダニの吸汁害葉がみられる

天候状況

８月は、上旬が天候に恵まれた日が多かったものの、中旬は降雨日が多くなっている。気温は、最高気温が上旬は３５℃前後、最低気温が２３℃前後で推移している。

生育状況

８月上旬まで高温干ばつ傾向で推移したことから、一部で葉焼けがみられるものの、生育、樹勢ともに良好。

着果、肥大も順調。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

現在の出荷量は、日量８００ｃ／ｓ程度。

品質良く、規格はワンタッチ平箱でAS中心。

今後の生育・出荷の見込み

着果、肥大が良好なことから、収量は増加見込み。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• ５月２６日定植の圃場の様子
• 品種はなつめく
• 生育、樹勢は良好
• 着果、肥大も順調
• ８月上旬までの高温干ばつで一部の葉で葉焼けが出ているものの、生育、樹勢への影響は無い

《7、8枚目》

• 目揃え会の様子
• ワンタッチ平箱中心で、果形、照りともに良く、出荷品質は良好

天候状況

６月は、上中旬を中心に天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的にまとまった降雨や大雨の日があったことから降水量は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が２７℃前後で３２℃台の真夏日もあり、最低気温が１８℃前後で５℃台まで低下する日もあった。

なお、平年より１日早い１１日頃に入梅した。

７月は、周期的に降雨日やまとまった降雨の日があった中、平年より２日早い２２日頃に梅雨明けした。気温は、最高気温が３３℃前後で３６℃台の猛暑日もあり、最低気温が２０℃前後で推移している。

生育状況

高温傾向ながら、生育、樹勢、着果、肥大ともに順調。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

現在の日量は８００ｃ／ｓ程度。

品質良く、規格はワンタッチ平箱でAS中心。

今後の生育・出荷の見込み

梅雨明けして日照も充実していることから、７月最終週から出荷最盛期にかけては日量１２００ｃ／ｓ程度を見込む。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• ５月２５日定植の圃場の様子
• 品種はなつめく
• 気温高で適度な降雨により土壌水分が充実していることから、生育、樹勢ともに良好。
• 節間も適正で、葉の大きさ等も良好
• 着果、肥大、果形も良好
• 果形はすこぶる良好だが、肥大期に前線の影響で強風が吹いたことから、一部でスレ果が散見される

天候状況

５月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上旬に大雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が２２℃前後で３２℃台の真夏日もあり、最低気温が１３日までは４℃前後、１４日以降は１３℃前後で推移した。

６月は、周期的に降雨や大雨の日があり、１１日頃に平年より１日早く入梅した。気温は、最高気温が２４℃前後で３０℃台の真夏日もあり、最低気温が上旬は１１℃前後、中旬以降は１７℃前後で推移している。

生育状況

定植期が天候に恵まれて気温が上昇し、その後は適度な降雨もあったことから、活着及び初期生育は順調。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

当地区では７月上旬には出荷開始を見込んでいる。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• ５月２５日定植の圃場
• 品種はなつめく
• 草丈は６０~８０ｃｍ程度
• 節間は適正