天候状況

１０月は、天候に恵まれた日が多かったことから、日照時間は平年の約１．４倍と大幅に上回り、上中旬に大雨やまとまった降雨の日があったものの、降水量は平年の約６割と大幅に下回った。気温は、最高気温が２３℃前後で１７℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が１０日までは１６℃前後、１１日以降は１１℃前後で７℃台まで低下する日もあった。

１１月は、天候に恵まれた中、長い周期で降雨日がある。気温は、最高気温が９日までは２３℃前後、１０日以降は１５℃前後で１１℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が１０日までは１２℃前後、１１日以降は５℃前後で２℃台まで低下する日もある。

生育状況

日照に恵まれ、平年より気温高で推移していることから、樹勢、着果、肥大ともに順調。

病害虫発生状況

これまでの病斑痕は残っているものの、病害虫の発生はない。

規格・品質

出荷最盛期は過ぎたものの、順調に出荷している。

今後の生育・出荷の見込み

１２月上旬まで出荷予定。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• ７月２７日播種、８月１８日定植のハウス内の様子
• 品種はまりん
• 順調に連続着果してきたが、樹勢は良好
• 現在も着果、肥大ともに順調
• 引き続き順調な出荷を見込む

天候状況

９月は、天候に円ぐまれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周囲的に大雨や降雨日があったものの、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が３３℃前後で３６℃台の猛暑日もあり、最低気温が２３℃前後で１６℃台まで低下する日もあった。

１０月は、天候に恵まれた中、周期的にまとまった降雨日がある。気温は、最高気温が２３℃前後、最低気温が１３℃前後で７℃台まで低下する日もある。

生育状況

定植後の高温の影響が出ていたことに加え、１０月以降は夜温の低下により、生育不良気味となっている。

着花数は良好。

病害虫発生状況

これまでの高温でアザミウマが発生したことから、発生初期防除を徹底。

また、気温低下傾向の中で生育不良気味になっていたことによる抵抗力の低下で、うどんこ病が発生したため、予防治療剤による病害抑制を図っている。

規格・品質

生育不良気味のため、平年より出荷量はやや少ない。

品質良く、規格は5kg平箱中心で、A品率は６５％程度。

今後の生育・出荷の見込み

本年産の抑制策型は、１２月上旬まで出荷予定。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• ７月２７日播種、８月１８日定植のハウス内の様子
• 品種はまりん
• 生育が良気味ながら、着花量は十分
• 着果、肥大しているものは果形良好で、A品率が高い

天候状況

８月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、上中旬を中心に大雨の日があったものの、降水量は平年の６割弱と大幅に下回った。気温は、最高気温が３５℃前後で３８℃台の猛暑日もあり、最低気温が２５℃前後で推移した。

９月は、上旬後半に降雨日や大雨の日があった。気温は、最高気温が３３℃前後、最低気温が２４℃前後で推移している。

生育状況

定植後の活着、初期生育ともに順調。

本年産の品種構成は、ニーナ、マリン、兼備２号、超・彩軌100、ゆうみ637。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

９月１１日から出荷開始。

品質良好。

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、平年作を見込む。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• ８月１８日定植のハウス（播種７月２６日、接木８月１８日、株間６０ｃｍで２５６本定植）
• 品種はまりん
• 樹勢、葉色、節間とも良好
• 着果状況は順調、果形も良好