天候状況

７月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、上旬に降雨日があったものの、降水量は平年の３割強と大幅に下回った。気温は、最高気温が３２℃前後で３７℃台の猛暑日もあり、最低気温が２５℃前後で推移した。

なお、平年より１日遅い２０日頃に梅雨明けした。

８月は、天候に恵まれた日が多い。気温は、最高気温が３４℃前後で３７℃台の猛暑日もあり、最低気温が２６℃前後で推移している。

生育状況

高温干ばつ傾向ではあったが、かん水を徹底してきたことから生育、樹勢ともに良好で、生育進度は平年より７日程度早い。

病害虫発生状況

梅雨の降雨等で湿度が高く推移した影響が残り、べと病が発生したものの、発生初期防除を徹底したこと、また、梅雨明けで干ばつ傾向に転じたことから、病害密度は抑制されている。

規格・品質

生育前進により、出荷量は多め。

品質良く、規格はワンタッチ平箱でM中心。

出荷前進で着果が進んでいたことから、やや曲がり果も多くなってきている。

今後の生育・出荷の見込み

夏秋作型は８月末まで出荷予定。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• ６月１５日定植の圃場の様子
• 品種は夏もよう
• 高温干ばつ条件下であるものの、かん水を徹底するとともに適度な降雨もあったことから、着果、肥大は順調で、収穫量も多め
• べと病の罹病痕があるものの、病害密度は抑制済
• 収穫は朝晩の２回
• 在圃品質は良好で、M中心の収穫となっている
• 照り、果形とも良好

天候状況

７月は、周期的に曇雨天日があったものの、中旬後半からは天候に恵まれ、平年より１日遅い２０日頃に梅雨明けした。気温は、最高気温が３１℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２５℃前後で２８℃台までしか下がらない日もある。

生育状況

夜温が高めに推移していることなどから、生育進度は平年より７日程度早くなっている。

生育、樹勢ともに良好で、着果、肥大も順調。

病害虫発生状況

気温高によりウリノメイガが散見されたことから、早期防除で害虫密度を抑制している。

規格・品質

出荷量は平年並みに安定しており、品質良く、規格はワンタッチ平箱のM中心。

今後の生育・出荷の見込み

７月末頃から出荷最盛期を迎える見込み。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• ６月１５日定植の圃場の様子
• 品種は夏もよう
• 生育、樹勢ともに良好
• 果形良く、照りも美しい
• 気温高によりウリノメイガが散見されたことから、早期防除により害虫密度を抑制
• 親づるは１７０ｃｍで摘心済み
• ７月１７日の目揃え会後から共選開始
• 収穫作業は、早朝と午後３時の１日２回
• 順調な着果、肥大となっており、出荷最盛期が近づいている

天候状況

５月２９日に平年より８日早く入梅した後の６月は、周期的に曇雨天日があったことから日照時間は平年を下回り、２日に１９９ｍｍの豪雨となったことから降水量は平年の約１．７倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２８℃前後で３１℃台の真夏日もあり、最低気温が２１℃前後で推移した。

生育状況

本年産の定植作業は順調に進み、定植後の活着及び初期生育も順調。

病害虫発生状況

適正防除励行により、特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

出荷開始は７月２０日頃を予定し、出荷最盛期は７月末頃からを見込む。

《１～4枚目》

• ６月１５日定植の圃場
• 品種は夏もよう
• 本圃場は山間地にあり、比較的冷涼な気候を利用した夏秋どりネット栽培を行っている
• 活着、初期生育ともに順調で、樹の丈は５０～６０ｃｍ程度、節間も適正