福井県(秋冬さといも)

生産ステージ

定植期 4月下旬〜5月上旬

収穫期 10月中旬〜翌1月中旬

出荷最盛期 11月中旬〜12月中旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
                                                                                               
                                                                                               
                                                                                               
                                                                                               

第5回目(調査日:11月23日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 大野市上庄地区
作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

11月は、上旬後半以降、まとまった降雨の日が周期的にある。気温は、最高気温が10日までは23℃前後、11日以降は14℃前後で9℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が10日までは12℃前後、11日以降は4℃前後で-1℃台まで低下する日もある。

生育状況

収穫作業は99%終了。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

計画的に出荷している。

品質良く、規格はS:4割、M:3割、L:2割、2L以上:1割と小粒傾向。

今後の生育・出荷の見込み

夏期の高温干ばつにより、芋の肥大が鈍いまま収穫終了したことから、出荷は小粒傾向。

今後は計画的な出荷となる。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • 圃場の様子
  • ほぼ収穫作業は終了
  • 夏期の高温干ばつで小粒傾向だが、品質は良好

《5~10枚目》

  • 選果場の様子
  • 秀品率は高いが、やや小粒傾向
  • 出荷は順調

《11~14枚目》

  • 売り場の様子
  • 市場出荷のほか、直売所にも出荷されており、売れ行きは良好

《15~22枚目》

  • イベントでの消費促進の様子
  • 福井市で行われた「ふくい農と食の博覧会」で、和食、郷土料理の紹介を通してさといもの消費拡大を促進している

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    第4回目(調査日:10月22日)

    調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 大野市上庄地区
    作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] やや不良
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
    天候状況

    9月は、周期的に曇雨天日があったことから日照時間は平年並、下旬に大雨の日があったものの、降水量は平年の約半分と大幅に下回った。気温は、最高気温が31℃前後で24℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が21℃前後で14℃台まで低下する日もあった。

    10月は、天候に恵まれた中、周期的に曇雨天日がある。気温は、最高気温が22℃前後、最低気温が11℃前後で6℃台まで低下する日もある。

    生育状況

    芋茎がほぼ倒伏しており、収穫が始まっているが、これまでの干ばつの影響で収穫量は少ない。

    芋茎は丈の長いもので70cm程度。

    病害虫発生状況

    気温高でヨトウムシの発生が多かったものの、収穫期のため生育、品質等への影響はない。

    規格・品質

    10月18日から選果場稼働。

    品質良く、規格は2L:2割、L:3割、M:3割、S以下:2割でやや小粒傾向。

    今後の生育・出荷の見込み

    肥大期の干ばつの影響により、出荷量は平年を下回る見込み。

    写真の補足説明

    《1~8枚目》

    • 圃場の様子
    • 天候に恵まれたことから、収穫作業は順調
    • 芋茎は殆ど倒伏しており、一斉掘り取りとなっている
    • 肥大期が干ばつ傾向で推移したことから、品質は良いが小粒傾向で、収穫量は平年を下回っている

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      第3回目(調査日:9月25日)

      調査時点の生育ステージ 生育期(収穫間近) 調査産地 大野市上庄地区
      作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] やや不良
      生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
      天候状況

      8月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬に周期的に降雨日やまとまった降雨日があったものの、降水量は平年の約6割と大幅に下回った。気温は、最高気温が33℃前後で36℃台の猛暑日もあり、最低気温が25℃前後で28℃台までしか下がらない日もあった。

      9月は、周期的に曇雨天日があり、まとまった降雨の日もある。気温は、最高気温が32℃前後、最低気温が22℃前後で推移している。

      生育状況

      芋茎の倒伏が進んできている。

      病害虫発生状況

      高温干ばつ傾向でヨトウムシが発生したことから、発生初期防除を徹底して害虫密度を抑制したものの、葉の食害痕がみられる。

      種芋消毒は徹底してきたものの、若干ながら疫病が発生した圃場があった。

      今後の生育・出荷の見込み

      平年よりも若干収穫量が減少する可能性がある。

      写真の補足説明

      《1~8枚目》

      • 圃場の様子
      • 収穫期が近づいてきたことから、芋茎の倒伏が始まっている
      • 全体的に在圃品質は良いが、高温干ばつ傾向でヨトウムシが発生し、中老齢幼虫に食害された葉もみられる
      • ヨトウムシに対しての発生初期防除は徹底したが、若干、薬剤の効かない老齢幼虫に成長してしまったもののもあるため、耕種的防除で害虫除去も行っている
      • 種芋消毒、土壌消毒の徹底を図ってきたものの、一部で疫病も発生した

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        第2回目(調査日:8月5日)

        調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 大野市上庄地区
        作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] やや不良
        生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比]
        天候状況

        5月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的に大雨の日があり、特に29日は127.5mmの豪雨となったことから降水量は平年の約1.8倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が24℃前後で32℃台の真夏日もあり、最低気温が14℃前後で5℃台まで低下する日もあった。

        6月は、上中旬を中心に天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上下旬を中心に大雨の日があったことから、降水量は平年の約1.7倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が26℃前後で31℃台の真夏日もあり、最低気温が19℃前後で推移した。

        なお、平年並の11日頃に入梅した。

        7月は、天候に恵まれて日が多かったことから、日照時間は平年の約1.6倍と大幅に上回り、上中旬にまとまった降雨や大雨の日があり、13日は120mmの豪雨となったものの晴天日も多かったことから、降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が33℃前後で35℃台の猛暑日もあり、最低気温が22℃前後で推移した。

        なお、平年より2日早い21日頃に梅雨明けした。

        8月は、天候に恵まれた日が続いている。気温は、最高気温が35℃前後と猛暑日続きで、最低気温が25℃前後で推移している。

        生育状況

        5、6月は多雨、その後の7月は少雨傾向となり、同月下旬から干ばつ傾向となっていることから、芋茎は120cm程度と平年より低め。

        5、6月が高温多雨で推移したことから、生育は平年より6日程度進んでおり、多くの圃場で芋茎の切り取り作業が完了。

        病害虫発生状況

        現在は高温干ばつ傾向のため、ダニの発生が多く、異なる殺ダニ剤の系統をローテーション散布し、害虫密度を抑制している。

        今後の生育・出荷の見込み

        本年は芋茎が低めになっていることから、収穫量は減少見込み。

        写真の補足説明

        《1~3枚目》

        • 圃場の様子
        • 多くの圃場で芋茎の切り取り作業(剪定)は終了
        • 高温干ばつ傾向になっていることから、葉枯れが多く、芋茎の丈が120~140cmとやや短め

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          第1回目(調査日:4月18日)

          調査時点の生育ステージ 定植期 調査産地 大野市上庄地区
          作付面積[前年比] 減少 作況[平年比]
          生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比]
          天候状況

          4月は、周期的に大雨やまとまった降雨がある。気温は、最高気温が18℃前後で27℃台の夏日もあり、最低気温が7℃前後で1℃台まで低下する日もある。

          生育状況

          周期的に天候が変わった中、定植最盛期が4月13~17日と、平年より7日程度早まった。

          病害虫発生状況

          特になし。

          今後の生育・出荷の見込み

          平年並みの品質及び収量が期待される。

          写真の補足説明

          《1~6枚目》

          • 定植圃場の様子
          • 定植後の保温のために黒マルチを展張
          • 定植のためにマルチに穴あけを行い、種いもを定植
          • 定植作業は順調に進んでおり、平年作を見込む

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