天候状況

２月は、周期的に曇雨天日があったことから日照時間は平年を下回り、ちゅげ順に大雨やまとまった降雨の日があったことから、降水量は平年の２倍強と大幅に上回った。気温は、最高気温が上旬は１１℃前後で６℃台までしか上がらない日もあり、中旬以降は１３℃前後で２１℃台まで上がる日もあり、最低気温が１３℃前後で－１℃台まで低下する日もあれば、１２℃台までしか下がらない日もあった。

生育状況

土壌水分が十分あり、適度な日照により気温高で推移しているため、生育は７日程度早まっている。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

引き続き、順調な生育を見込む。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• ９月７日播種、１２月１５日の圃場の様子
• 品種は早生７号
• ５月出荷予定
• 日照に恵まれて気温高で推移していることから、生育は７日程度前進傾向
• 引き続き、順調な生育を見込む。

天候状況

１月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間はほぼ平年並、下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の約半分と大幅に下回った。気温は、最高気温が１１℃前後で２℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が３℃前後で－３℃台まで低下する日もあれば、８℃台までしか下がらない日もあった。

生育状況

干ばつ傾向になっているものの、これまでの生育が前倒しで順調なことなら、特段問題なし。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

引き続き順調な生育を見込む。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• ９月７日播種、１２月１５日定植の圃場の様子
• 品種は早生７号
• 収穫は５月予定
• やや前倒しの生育で、干ばつ傾向の影響はほぼなし
• 引き続き順調な生育を見込む

天候状況

１１月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬を中心に降雨日があったことから降水量はほぼ平年並となった。気温は、最高気温が９日までは２３℃前後、１０日以降は１６℃前後で１３℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が１０日までは１２℃前後、１１日以降は６℃前後で３℃台まで低下する日もあった。

１２月は、天候に恵まれた中、中旬に降雨日があった。気温は、最高気温が１６日までは１６℃前後で２０℃台まで上がる日もあり、１７日以降は８℃前後で６℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が４℃前後で１１℃台までしか下がらない日もあれば、－１℃台まで低下する日もある。

生育状況

１２月中旬から気温が低下してきたが、それまでは温暖に推移していたことから、定植後の活着、初期生育は順調。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、引き続き順調に生育する見込み。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• ９月７日播種、１２月１５日定植の圃場の様子
• 品種は早生７号
• 活着、初期生育ともに順調
• 順調に生育すれば、５月に収穫できる見込み

天候状況

４月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年並み、長い周期でまとまった降雨や大雨の日があったものの降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が２１℃前後で２７℃台の夏日もあり、最低気温が１１℃前後で４℃台まで低下する日もあった。

５月は、天候に恵まれた日が多い中、上中旬に大雨の日があった。気温は、最高気温が２４℃前後で３３℃台の真夏日もあり、最低気温が１４℃前後で１８℃台までしか下がらない日もある。

生育状況

厳寒期の低温干ばつの影響が残り、鱗茎の肥大が平年よりも鈍く、小玉傾向となっている。

病害虫発生状況

一部圃場で大雨時の多湿によるべと病の発生がみられたが、発生初期の防除等の対応により病害密度を抑制している。

気温高によりアザミウマ等が散見されるが、ローテーション散布による適切な防除により、害虫密度を抑制している。

規格・品質

出荷量は、１６０ｔ程度。

品質は良好だが、規格は例年６割程度発生する２Lが本年は５割程度とやや少なく、小玉傾向。

今後の生育・出荷の見込み

現在は出荷最盛期の後半になっており、６月上旬以降は大きく減少する見込み。

本年産の主要品種は、レクスター、早生７号、アドバンス。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• １、２枚目：９月２７日播種、１２月９～１３日定植の圃場の様子
• 現在収穫中
• 品種は、中早生種のアドバンス
• 収穫開始は５月２４日
• 掘り取り直前の直径は９ｃｍで小玉傾向
• 品質は良好
• ３、４枚目：１０月２日播種、１２月１３日から定植した圃場の様子
• ５月２２日の週から収穫予定
• 品種はアドバンス
• やや小玉傾向ながら、在圃品質は良好