天候状況

６月は、周期的に大雨や降雨日があり、２日は１２２ｍｍの豪雨となったことから降水量は平年を大幅に上回り、曇雨天日が多かったことから日照時間は平年を下回った。気温は、最高気温が２７℃前後で３２℃台の真夏日もあり、最低気温が１９℃前後で２３℃台までしか下がらない日もあった。

７月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、上旬しか降雨日がなかったことから、降水量は平年の３割強と大幅に下回った。気温は、最高気温が３２℃前後で３７℃台の猛暑日もあり、最低気温が２４℃前後２６℃台までしか下がらない日もあった。

なお、平年より１日遅い２０日頃に梅雨明けした。

８月は、天候に恵まれた日が多い中、１５日は台風７号の影響で１３６ｍｍの豪雨となった。気温は、最高気温が３３℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２５℃前後で推移している。

生育状況

生育期が気温高で推移したことから、生育進度は平年より７日程度進んでおり、早生種は大玉傾向となった。

現在は、中生、晩生種に収穫が移ってきており、早生種よりは玉は小さく落ち着いてきた。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

現在、中生、晩生種ともに出荷最盛期。

生育、肥大が早く、平年よりも大玉傾向で推移していることから、出荷量は平年の１２３％と多め。

品質良く、規格は２L：３９．５％（前年同期比７．２％）、L：４３．９％（同５７．５％）、M[:１１．１％（同３２．４％）、S：１．３％（同２．４％）とL、２L中心。

今後の生育・出荷の見込み

収穫はすでに終了。

例年より降水量が多かったことから、品質低下が懸念されたものの、出荷、輸送品質は良好に推移。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 選果場の様子
• 現在は、中生、晩生種の選果が最盛期になってきている
• 表面の飴色が美しく、選果品質良く、L、２L中心
• 引き続き順調な出荷を見込む

天候状況

４月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的に大雨やまとまった降雨の日があったことから、降水量は平年の約１．９倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が１９℃前後で２５℃台の夏日もあり、最低気温が９℃前後で１５℃台までしか下がらない日もあった。

５月は、天候に恵まれた日が多い中、周期的に大雨の日がある。気温は、最高気温が２２℃前後で３０℃台の真夏日もあり、最低気温が１４℃前後で１９℃台までしか下がらない日もある。

生育状況

暖候期以降、気温が上昇して適度な降雨もあったことから、早生種の肥大は順調で、大玉傾向となった。

中早生種等についても生育、肥大は順調。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

現在、早生種の出荷期となっており、日量は３００～４００ｔ程度で前年同期の１２３％と順調。

品質良く、規格は、２L:４４．７％、L：４０．８％、M：９．４％、S:１１％。と大玉傾向。

今後の生育・出荷の見込み

周期的な大雨等で降水量が多いため、今後収穫予定の中早生種については病害発生が懸念されるものの、予防的防除を徹底していることもあり、収量には影響がない見込み。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• １、２枚目：圃場の様子
• 生育中期までは低温干ばつ傾向であったものの、暖候期に入ってからは温暖で適度な降雨もあったことから、生育、肥大ともに順調
• 在圃品質も良好
• ３、４枚目：共同選果場の様子（JAあわじ島施設センター）
• 早生種出荷量は前年の１．２倍と順調
• 出荷品質は良好で、消費地に安定供給できている