天候状況

８月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年の約１．７倍と大幅に上回り、降水量は平年の約１割と大幅に下回った。気温は、最高気温が３１℃前後で３６℃台の猛暑日もあり、最低気温が２５℃前後で推移した。

９月は、６日に１５６ｍｍの豪雨となった。気温は、最高気温が２９℃前後、最低気温が２４℃前後で推移している。

生育状況

著しい高温条件下であったが、生育は概ね順調。

現在の着果は１２段目、着果、肥大、着色ともに順調。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

６月下旬より出荷開始。

高温条件下での生育のため、多少ばらつきはあるものの、品質は良好で規格は中心規格。

今後の生育・出荷の見込み

現在の着果分までを収穫し、９月中旬に出荷終了する見込み。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• ４月１０日定植のハウス内の様子
• 品種はパルト
• 現在、１１、１２段目が着果
• 著しい高温条件下での生育となったことに加え、作型終盤のために樹勢は低下しており、小玉傾向
• 日照に恵まれていることから着色は順調

天候状況

７月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年の約１．６倍と大幅に上回り、降水量は平年並となった。気温は、最高気温が３０℃前後で下旬には３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２３℃前後で２５℃台までしか下がらない日もあった。

なお、平年より２日早い２２日頃に梅雨明けした。

生育状況

高温条件下の生育となっているが、生育、樹勢ともに良好。

現在は７段目が着果、１０、１１段目が開花。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

６月下旬より出荷開始。

１回目の出荷最盛期は過ぎ、現在の出荷量は落ち着いている。

品質良く、規格は中心規格。

今後の生育・出荷の見込み

現在開花している１０、１１段目まで出荷することから、８月下旬～９月上旬に出荷が終了する見込み。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• ４月１０日定植のハウス内の様子
• 品種はパルト
• 収穫終了段は剪定し、次の着果が色づきやすくなるようにしている
• 現在、１０、１１段目が着花
• 本年は日射量が多いことから、日焼け防止のために芯止めしていない
• 着果、肥大、着色は順調で、在圃品質も良好

天候状況

６月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的に降雨日や豪雨の日があったことから、降水量は平年の約２倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２４℃前後で３０℃台の真夏日もあり、最低気温が１８℃前後で推移した。

生育状況

日照に恵まれたことから、生育、樹勢ともに良好。

現在、３、４段目が着果、５、６段目が開花。

病害虫発生状況

若干葉先枯れがみられるものの、生育への問題はなし。

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、７月２０日頃から収穫を開始する見込み。

写真の補足説明

《１～6枚目》

• ４月１０日定植の圃場の様子（暖候期の気温上昇が早かったこともあり、定植は平年より１０日早い）
• 品種はパルト
• 着果、肥大は良好
• １段目が着色開始

天候状況

４月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的に降雨日があったものの、降水量は平年の約６割と大幅に下回った。気温は、最高気温が１９℃前後で１３℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が３℃前後で－３℃台まで低下する日もあった。

５月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回ったが、上旬を中心に大雨やまとまった降雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が２３℃前後で３０℃台の真夏日もあり、最低気温が１３日までは５℃前後、１４日以降は１４℃前後で推移した。

６月は、周期的に降雨日があり、平年より１日早い１１日頃に入梅した。気温は、最高気温が２３℃前後、最低気温が１５℃前後で推移している。

生育状況

日照に恵まれて気温が上昇してきたことから、活着及び初期生育は順調。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

梅雨等、今後の天候次第ではあるが、順調に生育する見込み。

写真の補足説明

《１～7枚目》

• ４月１０日定植のハウス内の様子（定植は平年より１０日早い）
• 品種はパルト
• 定植作業は順調に進み、現在は初期生育中
• 日照に恵まれたことで、活着及び初期生育とも順調
• 現在、３段目が開花
• 着果、肥大は順調
• 日照時間が多くなってきたことから、ハウス内が高温にならないよう、一部のハウスでは遮光シートを展張