愛知県(冬春トマト)

生産ステージ

定植期 7月中旬〜8月中旬

収穫期 9月中旬〜7月上旬

出荷最盛期 5月上旬〜6月中旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第3回目(調査日:12月22日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 豊橋市
作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] やや良
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 遅い
天候状況

11月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬に降雨日や大雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が9日までは23℃前後で26℃台の夏日もあり、10日以降は17℃前後で11℃台までしか上がらない日もあり、最低気温は11日までは13℃前後で19℃台までしか下がらない日もあり、12日以降は8℃前後で3℃台まで低下する日もあった。

12月は、天候に恵まれた中、中旬に降雨日があった。気温は、最高気温が16日までは15℃前後、17日以降は10℃前後で6℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が20日までは5℃前後で12℃台までしか下がらない日もあり、21日以降は-0℃前後で推移している。

生育状況

12月中旬から気温が低下しているが、これまで温暖に推移していたことからハウス内温度も安定しており、また、日照に恵まれたこともあり、生育、樹勢ともに良好で、着果、肥大、着色も順調。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

現在の出荷量は、日量5000c/s程度。

品質良く、規格はL中心で、次いでM。

今後の生育・出荷の見込み

これから収穫適期を迎える予定の玉は、気温低下等で着色が遅れることから、出荷量は一旦減少する見込み。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • 8月4日定植のハウス内の様子
  • 品種はりんか409
  • 生育、樹勢ともに良好
  • 着果、肥大、着色も順調
  • 出荷はL中心
  • 樹勢も維持されていることから、引き続き順調な着果を見込む

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    第2回目(調査日:10月12日)

    調査時点の生育ステージ 生育期、収穫期 調査産地 豊橋市
    作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
    天候状況

    9月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬を中心に降雨日があり、特に11日は145.5mmの豪雨となったことから降水量は平年を上回った。気温は、最高気温が32℃前後、最低気温が23℃前後で17℃台まで低下する日もあった。

    10月は、天候に恵まれた日が多い中、周期的にまとまった降雨や大雨の日がある。気温は、最高気温が24℃前後、最低気温が14℃前後で22℃台までしか下がらない日もある。

    生育状況

    9月までは高温傾向で推移したことで、着果不良となった。

    10月に入ってからは気温が落ち着いてきたことから、今後の収穫段は順調な着果が見込まれる。

    病害虫発生状況

    高温傾向で推移したことから、ハスモンヨトウの発生がみられたため、発生初期防除の徹底により、害虫密度を抑制した。

    規格・品質

    現在の日量は1000c/s程度。

    品質は着果不良により裂果がみられたことから下位等級品が多く、規格は小玉傾向。

    今後の生育・出荷の見込み

    気温が落ち着いてきたことから、今後は徐々に増量を見込む。

    写真の補足説明

    《1~4枚目》

    • 8月3日定植のハウス内の様子
    • 品種はりんか409
    • 高温期の初期生育、着果となったことから、一部で裂果がみられる
    • 現在の収穫段は着果不良により下位等級品が多く、小玉傾向
    • 現在の開花段は6段目
    • 今後の着果、肥大は順調な見込み

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      第1回目(調査日:8月23日)

      調査時点の生育ステージ 定植期 調査産地 豊橋市
      作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並みを見込む
      生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
      天候状況

      8月は、天候に恵まれた日が多かったものの、上空の不安定な大気や台風の影響でまとまった降雨や大雨があったことから、24日時点の累計降水量は平年月間降水量の1.9倍弱と大幅に上回っている。気温は、最高気温が32℃前後、最低気温が25℃前後で推移している。

      生育状況

      順調に定植作業が進んでおり、活着も良好で平年並みの作業進度となっている。

      病害虫発生状況

      ダイレクトファンを回すことでハウス内の空気を循環させていたものの、天候に恵まれた日は外気温が高く高日照、大雨の日は換気不足となったことによるハウス内温度の上昇で、一部にコナジラミの発生がみられたが、黄色粘着板による捕殺とともに、早期の予防治療剤散布により害虫密度を抑制している。

      今後の生育・出荷の見込み

      空気循環等によるハウス内の生育環境維持に努めてきたことから、平年並みの生育進度となる見込みであり、9月中旬から共同選果を開始する見込み。

      本年産の品種は、麗旬、かれん、りんか409など。

      写真の補足説明

      《1~4枚目》

      • 8月3日定植のハウス内の様子
      • 品種はりんか409
      • 軸はしっかりしており、葉色良く、初期生育は順調
      • 1段目の収穫は10月中旬を見込む
      • ハウス内のアブラムシ、コナジラミ等の捕殺のため、黄色粘着板を生長点上部に設置
      • ダイレクトファン(循環扇)によりハウス内の空気を循環させることでムレ防止や冬季の暖房効率の向上に役立てている

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