三重県(冬春トマト)

生産ステージ

播種期 6月下旬〜11月上旬

定植期 7月下旬〜翌2月上旬

収穫期 10月下旬〜翌8月上旬

出荷最盛期 3月中旬〜翌6月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第4回目(調査日:2月22日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 桑名市長島町
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み~やや不良
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

1月は、周期的に曇雨天日があったことから日照時間はほぼ平年並、降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が12℃前後で3℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が3℃前後で8℃台までしか下がらない日もあった。

2月は、周期的に曇雨天日があり、19日は大雨となった。気温は、最高気温が13℃前後で21℃台まで上がる日もあれば、5℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が17日までは3℃前後、18日以降は10℃前後で推移している。

生育状況

ほぼ平年並みの日照で気温も温暖に推移したことから、採光及びハウス内温度も維持でき、生育、樹勢は良好で、着果、肥大、着色も順調。

ハウス内湿度がやや高かったことから、軟化玉が散見される。

病害虫発生状況

湿度が高くなったことから、灰色かび病が散見されたものの、発生初期の予防治療剤散布により、病害密度は抑制されている。

規格・品質

順調に出荷中。

品質良く、規格は24~28玉中心。

今後の生育・出荷の見込み

黄化葉巻病罹病株を抜き取り後に追い植えしたものが着果、肥大したことで、出荷はほぼ出揃ってきた。

今後は平年並みの出荷量になる見込み。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • ハウス内の様子
  • 生育、樹勢とも良好で、着果、肥大、着色も順調
  • 平年より気温高で推移する中、周期的に曇雨天日があり、大雨の日もあったことから、ハウス内湿度もやや高め
  • 引き続き順調な収穫を見込む

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    第3回目(調査日:12月15日)

    調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 桑名市長島町
    作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] やや不良~不良
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
    天候状況

    11月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬に降雨日があったものの、降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が9日までは23℃前後で26℃台の夏日もあり、10日以降は17℃前後で12℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が10日までは13℃前後、11日以降は7℃前後で3℃台まで低下する日もあった。

    12月は、天候に恵まれた中、中旬に降雨日があった。気温は、最高気温が15℃前後で8℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が5℃前後で11℃台までしか下がらない日もある。

    生育状況

    日照に恵まれ、気温が平年より高く推移していることからハウス内温度も維持されており、生育、樹勢ともに良好になってきた。

    着果、肥大も順調。

    なお、10月中旬までの高温干ばつ傾向でシルバーリーフコナジラミが発生し、黄化葉巻病に罹病した株は植え替えをしたものがある。

    病害虫発生状況

    特に無し。

    規格・品質

    11月末から出荷開始。

    品質良く、規格は20玉中心。

    今後の生育・出荷の見込み

    植え替え株があることから、一部の生育ステージは遅れており、全体としての出荷進捗率は6割程度。

    年明け以降は24玉中心の出荷を見込む。

    写真の補足説明

    《1~4枚目》

    • ハウス内の様子
    • 生育、樹勢ともに良好
    • 着果、肥大、着色も順調
    • 1、2段目が着果しており、変形果の摘果も終わったことから、正常果の肥大は良好
    • 6段目が開花
    • 今後も順調な生育を見込む

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      第2回目(調査日:10月24日)

      調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 桑名市長島町
      作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 不良~やや不良
      生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並みを見込む
      天候状況

      9月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬を中心にまとまった降雨や大雨の日があったものの、降水量は平年の4割強と大幅に下回った。気温は、最高気温が32℃前後で35℃台の猛暑日もあり、最低気温が24℃前後で26℃台までしか下がらない日もあった。

      10月は、天候に恵まれた中、周期的に大雨や降雨日がある。気温は、最高気温が25℃前後で18℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が16℃前後で8℃台まで低下する日もある。

      生育状況

      気温が落ち着いてきたことから、生育、樹勢ともに回復傾向。

      1段目が着果しており、肥大はピンポン玉大。

      病害虫発生状況

      当初は高温傾向でシルバーリーフコナジラミが多発したことで黄化葉巻病が発生したものの、罹病株を除去し、健全株の植え替えにより対応。

      その他の病害虫は特に無し。

      今後の生育・出荷の見込み

      共選が始まったものの、これまで高温干ばつで生育が緩慢になっていたこと、さらに黄化葉巻病の罹病株を健全株に植え替えたことなどから、出荷量は少ない状況であり、健全株に植え替えたハウスについては、出荷開始が3月頃になるため、同月までは出荷量が少ない見込み。

      写真の補足説明

      《1~4枚目》

      • ハウス内の様子
      • 気温が落ち着いてきたことから、生育、樹勢ともに回復傾向
      • 1段目が着果しており、肥大は順調で果形は良好
      • 4段目が開花、花数も確保されており、正常花となっている
      • 今後の生育に期待

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        第1回目(調査日:9月21日)

        調査時点の生育ステージ

        定植期

        生育期

        調査産地 桑名市長島町
        作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
        生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
        天候状況

        8月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬を中心に大雨やまとまった降雨の日が周期的にあったことから、降水量は平年の約1.5倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が34℃前後で37℃台の猛暑日もあり、最低気温が26℃前後で推移した。

        9月は、比較的天候に恵まれた中、周期的にまとまった降雨の日がある。気温は、最高気温が32℃前後で35℃台の猛暑日もあり、最低気温が25℃前後で推移している。

        生育状況

        定点ハウスはポット栽培。

        育苗期から定植期まで高温傾向で推移したことから、ポット苗はやや軟弱気味な生育となっている。

        病害虫発生状況

        特に無し。

        今後の生育・出荷の見込み

        12月上旬から出荷予定。

        今夏は過去にない高温傾向、今後もエルニーニョ現象により気温高で推移する予報であることから、適正な樹勢維持を励行し、安定的な着果を目指す。

        写真の補足説明

        《1~4枚目》

        • 9月8日定植のハウス(接木苗を独立ポット定植)
        • 活着及び初期生育は順調だが、高温傾向でやや徒長気味
        • 日射が高いため、寒冷紗展張でハウス内温度の上昇抑制を図っている
        • 黄色粘着トラップの設置も徹底されている
        • かん水、追肥はセンサーで検知して自動的に行われる
        • 12月からの出荷を予定

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