天候状況

１月は、周期的に曇雨天日がある。気温は、最高気温が１１℃前後で５℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が３℃前後－２℃台まで低下する日もある。

生育状況

平年より気温高で推移していることから、生育進度は平年並みに回復してきた。

降雪の影響で葉折れが散見されたが、特に問題なく、太物傾向で在圃品質も良好。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

年明け以降、ようやく出荷量がまとまってきた。

品質良く、規格は２L比率が６割で太物傾向。

今後の生育・出荷の見込み

天候に恵まれていることから、出荷量は増加する見込み。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 収穫中の圃場の様子
• 降雪で若干の葉折れが散見されたが、品質、太りに影響はない
• 収穫品質は良好で、太物傾向
• 天候に恵まれ、収穫作業は順調

《5～8枚目》

• 集荷所の様子
• 年明け以降、出荷量がまとまってきた
• 品質良く２L中心で太物傾向
• 今後も順調に出荷できる見込み

天候状況

１１月は、上下旬を中心に天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中旬に大雨の日が続いたことから、降水量は平年の約１．４倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が１０日までは２４℃前後で２７℃台の夏日もあり、１１日以降は１６℃前後で１０℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が１１日までは１２℃前後、１２日以降は５℃前後で推移した。

１２月は、上旬を中心に天候に恵まれたことから日照時間は平年を上回り、中下旬に降雨日や降雪日があったものの、降水量は平年の６割強と大幅に下回った。気温は、最高気温が１４℃前後で１℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が１６日までは６℃援護で１１℃台までしか下がらない日もあり、１７日以降は３℃前後で－１℃台まで低下する日もあった。

生育状況

夏期の高温干ばつ、その後も９月は猛暑となったことから生育や作業が著しく遅れていたが、１１月以降、気温高ながら生育適温帯で推移していることから、太りが改善されてきた。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

生育中の猛暑による生育停滞等の影響で、出荷は平年より１０日から２０日程度遅れている。

品質良く、出荷進度は遅れているものの、気温が落ち着いてきたことから太物傾向になってきている。

今後の生育・出荷の見込み

今後は厳寒期に入ることから、降雪等による品質低下が危惧される。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• 圃場の様子
• ９月までの猛暑、その後も高温傾向で推移したことにより、生育、太りは緩慢になっていたものの、１０月以降は生育適温帯に落ち着いてきたことから、生育、太りは回復してきた
• １２月も平年より気温高で推移していることから、生育、太りは順調で太物傾向になってきている
• 在圃品質も良好

天候状況

６月は、周期的に曇雨天日があったことから日照時間は平年を下回り、周期的にまとまった降雨の日があったものの降水量も平年を下回った。気温は、最高気温が２７℃前後で３４℃台の真夏日もあり、最低気温が２０日までは１９℃前後、２１日以降は２２℃前後で推移した。

７月は、中下旬に天候が恵まれたことから日照時間は平年を上回り、上旬に大雨やまとまった降雨の日があったことから降水量は平年を上回った。気温は、最高気温が１４日までは３０℃前後、１５日以降は３４℃前後で３７℃台の猛暑日もあり、最低気温が２５℃前後で推移した。

なお、平年より１日遅い２０日頃に梅雨明けした。

８月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬にまとまった降雨の日があったものの降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が３５℃前後で３８℃台の猛暑日もあり、最低気温が２６℃前後で推移した。

生育状況

７月下旬以降、高温干ばつ傾向で推移していることから、根の肥料吸収が緩慢になっており、生育は停滞中。

病害虫発生状況

高温干ばつ傾向のため、アザミウマの発生が増加していることから、異なる薬剤系統のローテーション散布により、害虫密度を抑制している。

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、徐々に生育は回復見込み。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• 圃場の様子
• 高温干ばつ条件下での生育のため、伸びは緩慢
• 緩慢な伸びは、気温の低下により徐々に回復を見込む

天候状況

５月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的に大雨の日があり、特に平年より８日早く入梅した２９日は１０９ｍｍの豪雨となったことから、降水量は平年の約２．２倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２４℃前後で２８℃台の夏日もあり、最低気温が１５℃前後で２１℃台までしか下がらない日もあった。

６月は、周期的に曇雨天日がある。気温は最高気温が２７℃前後で３４℃台の真夏日もあり、最低気温が２１℃前後で推移している。

生育状況

生育適温条件下で、適度な降雨もあったことから土壌水分が充実し、定植後の活着、初期生育は良好。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

平年より高い気温で推移することが予想されることから、生育に大きな影響が出ないよう、梅雨明け後はかん水等対策を徹底する。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• 圃場の様子（面積３５ａ）
• 株間５ｃｍ
• 草丈は２０ｃｍ程度で、初期生育は順調
• 今後も順調な生育を期待

天候状況

９月は、周期的に曇雨天日があったことから日照時間は平年を下回り、上下旬に大雨の日があったものの降水量も平年を下回った。気温は、最高気温が２９℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２３℃前後で２５℃台までしか下がらない日もあった。

生育状況

これまでの高温干ばつ傾向により、生育、太りは平年より１０日から２０日程度遅れている。

病害虫発生状況

高温傾向で萎凋病が発生していたことに加え、まとまった降雨で軟腐病が散見されたことから、予防治療剤による防除を徹底しているとともに、アザミウマも多発していることから異なる薬剤系統によるローテーション防除により、病害虫密度の抑制を図っている。

規格・品質

生育適温を著しく上回る高温傾向のため、細物傾向となっており、出荷量は日量１５００～２０００ｃ／ｓ程度と出荷最盛期にしては少なめ。

選別の徹底により出荷品質は良好、規格はL、M中心で２Lが少ない。

今後の生育・出荷の見込み

高温による圃場ロス率が高く、やや不作傾向。

秋冬ねぎの生育も遅れている。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• 管理を徹底していることから、高温傾向下でも比較的在圃品質は良好

《4、5枚目》

• 集荷所の様子
• 細物傾向ながら、出荷品質は良好

天候状況

６月は、周期的に曇雨天日があったことから日照時間は平年を下回り、周期的にまとまった降雨の日があったものの降水量も平年を下回った。気温は、最高気温が２７℃前後で３４℃台の真夏日もあり、最低気温が２０日までは１９℃前後、２１日以降は２２℃前後で推移した。

７月は、中下旬が天候に恵まれたことから日照時間は平年を上回り、上旬に大雨やまとまった降雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が１４日までは３０℃前後、１５日以降は３４℃前後で３７℃台の猛暑日もあり、最低気温が２５℃前後で推移した。

なお、平年より１日遅い２０日頃に梅雨明けした。

８月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、中下旬にまとまった降雨の日があったものの降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が３５℃前後で３８℃台の猛暑日も多く、最低気温が２６℃前後で推移した。

生育状況

高温干ばつ傾向となっていることから、根の肥料吸収が弱く、太りが緩慢。

病害虫発生状況

高温によりアザミウマの発生が増加したことから、異なる薬剤系統のローテーション散布により害虫密度を抑制している。

また、高温干ばつ条件下で作物体が弱っているところ、大雨による一時的な過湿で、萎凋病、軟腐病が散見されたことから、予防治療剤による発生初期防除で病害密度を抑制している。

規格・品質

台風の影響が残り、出荷量は日量３５００ｃ／ｓ程度。

高温干ばつ条件下での太りとなったことから、細物傾向が一段と強まっている。

品質は良いが細物傾向のため、規格はL、L４中心。

今後の生育・出荷の見込み

引き続き高温傾向で推移することから、肥大は緩慢のままとなる見込み。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• 圃場の様子
• 高温干ばつ傾向のため、圃場の土壌水分はかなり少ない
• 根の肥料吸収が緩慢なため、伸び、太りが鈍い

《6～9枚目》

• 集荷所の様子
• 台風の影響が残っていることから出荷量は少なめ
• 品質は良いが、高温条件下での太りとなったことから細物傾向

天候状況

５月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的に大雨の日があり、特に平年より８日早く入梅した２９日は１０９ｍｍの豪雨となったことから、降水量は平年の約２．２倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２４℃前後で２８℃台の夏日もあり、最低気温が１５℃前後で２１℃台までしか下がらない日もあった。

６月は、周期的に曇雨天日がある。気温は、最高気温が２７℃前後で３４℃台の真夏日もあり、最低気温が２１℃前後で推移している。

生育状況

生育適温で推移していることから、生育は順調。

在圃品質も良好。

病害虫発生状況

周期的に大雨があったことで、べと病が多発してきていることから、予防治療剤によるまん延防止防除を徹底しているとともに、気温上昇でアザミウマの発生、さび病が散見され始めてきたことから、予防的防除を徹底している。

規格・品質

降雨により収穫作業が制約されることから、出荷量は変動するものの、最大で日量４０００ｃ／ｓ程度となっている。

品質良く、L中心。

今後の生育・出荷の見込み

周期的に曇雨天日があり、生育、太り、出荷はやや緩慢になっている。

写真の補足説明

《１～7枚目》

• 圃場の様子（面積３０ａ）
• 草丈は４５ｃｍ程度
• 予防的防除を徹底していることから、在圃品質は良好

天候状況

４月は、上下旬を中心に天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、まとまった降雨や大雨の日が多かったことから、降水量は平年の約１．６倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が１９℃前後で２７℃台の夏日もあり、最低気温が１３日までは６℃前後、１４日以降は１０℃前後で１５℃台までしか下がらない日もあった。

５月は、上下旬を中心に天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的に大雨の日があり、特に２９日は１０９ｍｍの豪雨となったことから、降水量は平年の約２．２倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２３℃前後で３１℃台の真夏日もあり、最低気温が１６℃前後で２１℃台までしか下がらない日もあった。

生育状況

冬期は積雪があったが、暖候期の３月以降は好天で気温が上昇したことにより、生育進度は平年より７～１０日程度早まっている。

生育は順調。

病害虫発生状況

アザミウマの発生、べと病の発生が平年より多いことから、発生初期防除を徹底し、病害虫密度を抑制している。

今後の生育・出荷の見込み

本年産の出荷は、平年どおり５月２０日からの予定。

写真の補足説明

《１～5枚目》

• ４月１３日定植の圃場の様子（定点圃場は３０ａ）
• 定植後の状況（株間５cm）
• 気温上昇により、生育進度は平年より７～１０日程度早まっている
• 在圃品質は良好