岩手県（夏秋ピーマン）
生産ステージ
播種期 １月中旬〜１月下旬（ハウス）、２月下旬～３月中旬（トンネル、露地）
定植期 ３月下旬〜５月上旬（ハウス）、５月上旬～６月上旬（トンネル、露地）
収穫期 ５月下旬〜１１月上旬
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第４回目（調査日：９月１１日） New
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 胆江 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや不良 |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
８月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、中旬に大雨やまとまった降雨の日があったものの降水量は平年を下回った。気温は、最高気温が３４℃前後で３６℃台の猛暑日もあり、最低気温が２４℃前後で推移した。
９月は、周期的に曇雨天日がある。気温は、最高気温が３３℃前後、最低気温が２２℃前後で推移している。
生育状況
高温干ばつ傾向のため、花芽が付かず、樹勢も低下している。
高温干ばつ傾向が長引いていることから、着果量も少ない。
追肥、かん水、葉面散布を行い、樹勢維持を図っている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
着果量が少ないことから、出荷量も減少している。
選果選別の徹底により、出荷品質は維持されている。
今後の生育・出荷の見込み
出荷終了は平年より早まる見込み。
写真の補足説明
《１～3枚目》
- ハウス内の様子
- 平年よりも着果量が少なく、樹勢も弱い
- 収量は平年の８割程度と低調
- 樹勢維持を図りつつも、出荷は平年より早く終了する見込み。
- 樹勢低下により斑点細菌病も散見されるが、病害密度は抑制されている
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第３回目（調査日：７月２１日）
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 胆江 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや良 |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
入梅した６月は、周期的に曇雨天日があったことから日照時間は平年を下回り、中旬の１６日に８４．５ｍｍの豪雨となったことなどから、降水量は平年の約２倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２８℃前後でで３３℃台の真夏日もあり、最低気温が１９℃援護で９℃台まで低下する日もあった。
７月は、曇雨天日が多く、中旬はまとまった降雨や大雨の日が多かった。気温は、最高気温が３０℃前後で３４℃台の日もあり、最低気温が２２℃前後で推移している。
生育状況
気温が高く推移し、土壌水分も確保されていることから、肥料吸収が順調で、生育、樹勢ともに良好。
着果、肥大も良好。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
ハウス作型の出荷状況は順調だが、露地作型は出荷開始が平年より遅れる見込み。
品質良く、規格は中心規格。
今後の生育・出荷の見込み
今後は露地作型の出荷も始まることから、出荷最盛期に向かって順調に出荷が進む見込み。
写真の補足説明
《１、2枚目》
- 露地作型の圃場の様子
- 生育、樹勢は順調
- 出荷始めはやや遅れる見込み
《3、4枚目》
- ハウス作型のハウス内の様子
- 生育、樹勢は良好で、着果、肥大も順調
- 在圃品質も良好
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第２回目（調査日：６月１６日）
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 胆江 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
| 生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
５月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、上旬を中心に大雨の日があったことから降水量は平年を上回った。気温は、最高気温が２２℃前後で３３℃台の真夏日もあり、最低気温が１３日までは５℃前後で０℃台まで低下するもあり、１４日以降は１４℃前後で推移した。
６月は、周期的に降雨日や大雨の日があり、平年より４日早い１１日頃に入梅した。気温は、最高気温が２７℃前後と高く、最低気温が１７℃前後で推移している。
生育状況
露地作型は、定植期から初期生育期にかけて最低気温が低く推移したことから、平年より７日程度生育進度が遅れている。
ハウス作型については、天候に恵まれてハウス内温度が確保できていることから、生育、樹勢ともに良好で、着果、肥大も順調。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
ハウス作型については、出荷順調で、品質良く、規格は中心規格。
露地作型は、生育進度が遅れていることから、出荷開始も遅れる見込み。
今後の生育・出荷の見込み
露地作型の生育遅れから、出荷の出揃いは７月上旬を見込む。
写真の補足説明
《１～3枚目》
- ハウス作型のハウス内の様子
- 生育、樹勢ともに良好
- 着果、肥大も良好
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第１回目（調査日：５月２５日）
| 調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | 胆江 |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | － |
| 生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | － |
天候状況
４月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的にまとまった降雨や降雨日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が１８℃前後で２４℃台まで上がる日もあり、最低気温が５℃前後で１２℃台までしか低下しない日もあった。
５月は、比較的天候に恵まれた日が多い中、周期的に大雨や降雨日がある。気温は、最高気温が２２℃前後で３３℃台の真夏日もあり、最低気温が１３日までは５℃前後、１４日以降は１４℃前後で推移している。
生育状況
ハウス作型の活着は良好だったが、夜温の低い日があったことから生育は遅れ気味。
ただし、樹勢は良好。
露地作型の定植作業は順調に推移しており、活着も順調。
病害虫発生状況
特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
ハウス作型の出荷が始まった。
現在の出荷ペースは１日おきとなっている。
出荷揃いは６月中下旬を見込む。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 露地作型（トンネル）の圃場の様子
- 定植作業が順調で、活着も良好
《3、4枚目》
- ハウス作型のハウス内の様子
- ４月下旬から５月上旬に強い冷え込みがあったことから、生育進度はやや遅れている
- しかし、樹勢は良好で、着花、着果、肥大も順調
- 生産者は品質保持のため、収穫後２４時間以内に集出荷施設に出荷している
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