天候状況

８月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年の約１．４倍と大幅に上回り、上中旬にまとまった降雨の日があったものの、降水量は平年を大幅に下回った。気温は、最高気温が３４℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２４℃前後で推移した。

生育状況

樹の丈は１２０cm程度となっているが、高温干ばつ傾向で日焼けしてしまい、上部が黄色や赤色になってしまっているものが散見されるほか、肥料吸収が緩慢になっている。

病害虫発生状況

特に無し。

規格・品質

日焼け等により歩留まり率が低下しているため、平年より出荷量が２、３割減少している。

選果選別の徹底により、規格はB品が多い。

今後の生育・出荷の見込み

露地作型は９月上旬、ハウス作型は１０月頃まで出荷予定。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 圃場の様子
• 高温干ばつ傾向で樹勢は弱め
• 着果状況は良好だが、変色果も散見されており、歩留まり率は平年より低い
• 露地作型は９月上旬まで出荷予定

天候状況

６月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、周期的に大雨の日があったことから、降水量は平年の約１．８倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が２９℃前後で３１℃台の真夏日もあり、最低気温が１８℃前後で２１℃台までしか下がらない日もあった。

７月は、周期的に曇雨天日がある。気温は、最高気温が３２℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が２１℃前後で推移している。

生育状況

日照が確保されたことから生育、樹勢ともに良好で、樹の丈は８５ｃｍ程度。

気温高により、生育進度は平年より７日程度早い。

病害虫発生状況

高温傾向となってきたことから、オオタバコガの食害があったため、若齢幼虫のうちの発生初期防除を徹底して害虫密度を抑制している。

規格・品質

出荷進度は平年並み。

今後の生育・出荷の見込み

品質良く、規格はM中心。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 圃場の様子
• 生育、樹勢ともに良好
• 葉色良く、着果状況も良好
• 高温のためにオオタバコガが発生したことから、発生初期防除で害虫密度を抑制

天候状況

５月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬を中心に大雨やまとまった降雨の日があったことから降水量は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が２５℃前後で３３℃台の真夏日もあり、最低気温が１３日までは８℃前後、１４日以降は１５℃前後で推移した。

６月は、周期的に大雨や降雨日があり、平年より１日早い１１日頃に入梅した。気温は、最高気温が２７℃前後、最低気温が１７℃前後で推移している。

生育状況

最低気温も徐々に生育適温まで上がってきたことから、保温対策のトンネルを除去した。

天候に恵まれていたことから、生育、樹勢ともに順調で、開花も順調。

樹の丈は５０ｃｍ程度。

病害虫発生状況

特に無し。

今後は気温高によるアブラムシの発生、カルシウム欠乏による尻腐病の発生が懸念されることから、病害虫防除とともにカルシウム施用等の予防策を徹底するよう指導しているところ。

今後の生育・出荷の見込み

収穫期が近づいていることから、６月１７日から共同選果場を稼働する予定。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 圃場の様子
• 生育、樹勢ともに順調
• 着果状況も良好
• 今後も順調な生育を期待

天候状況

４月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、中下旬に降雨日があったものの、降水量は平年の３割強と大幅に下回った。気温は、最高気温が２０℃前後で３０℃台の真夏日もあり、最低気温が８℃前後で０℃台まで低下する日もあった。

５月は、周期的に曇雨天日があり、７、８日は大雨となった。気温は、最高気温が２２℃前後で３５℃台の猛暑日もあり、最低気温が１３日までは８℃前後で１８℃台までしか下がらない日もあり、１４日以降は１４℃前後で推移している。

生育状況

４月２８日から５月２日にかけて定植作業が行われ、定植後の活着、初期生育は順調。

定点圃場の樹も生育良好で、葉の大きさは１２ｃｍ程度。

病害虫発生状況

特に無し。

今後は気温低下によるアブラムシの発生が危惧されることから、予防的防除を徹底。

今後の生育・出荷の見込み

６月初めに保温用のトンネルを撤去、同中旬頃から出荷開始の見込み。

現在のトンネル内温度は１５℃程度を維持。

トンネル撤去に当たっては、強風による倒伏や折れ等の被害を防止するため、支柱処理作業を同時に進める。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• トンネル作型の圃場の様子
• 定植後７日程度の葉は１２ｃｍ程度
• 活着は良好