宮城県（ほうれんそう）
生産ステージ
播種期 １月上旬〜１２月下旬
収穫期 １月上旬〜１２月下旬
出荷最盛期 １１月中旬〜翌２月下旬
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第４回目（調査日：２月１９日） New
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 大崎（涌谷町） |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | やや良 |
| 生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
２月は、天候に恵まれた中、下旬に降雪日があった。気温は、最高気温が８℃前後で１９℃台まで上がる日もあれば、１℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が－５℃前後で－９℃台まで低下する日もある。
生育状況
低温になる日もあるが、日照が確保されて日中のハウス内温度が保たれていることから、生育は前進傾向で収穫作業が追い付かないところもあり、若干とり遅れ気味。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
出荷も前進傾向になっており、出荷量は一時的増加している。
品質良く、規格は中心規格。
今後の生育・出荷の見込み
生育、出荷ともに前進傾向になっていることから、出荷量が増加しており、引き続き順調な出荷を見込んでいるが、今後の天候次第では落ち着くことも予想される。
写真の補足説明
《１、2枚目》
- １１月２６日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 比較的気温高で推移したことから生育揃い良く、肉厚で葉色良く、在圃品質は良好
- 順調な出荷を見込む
《3、4枚目》
- １２月９日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- こちらも比較的気温高で推移したことから生育揃い良く、肉厚で葉色良く、在圃品質は良好
- 引き続き順調な生育を見込む
《5、6枚目》
- 年明け播種のハウス内の様子
- 品種はハイドン
- 出荷は３月下旬から４月上旬見込み
- 本葉８～９枚展開で生育揃い良好
- 生育揃い良く、引き続き順調な生育を見込む
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第３回目（調査日：１月２２日）
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 大崎（涌谷町） |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
| 生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
１月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、下旬に大雨の日があったことから、降水量は平年の約１．７倍と大幅に上回った。気温は、最高気温が９℃前後で３℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が－３℃台で－１１℃台まで低下する日もあった。
生育状況
引き続き気温高で推移していることから、生育は前進傾向となっている。
生育進度が早いため、ややとり遅れ気味。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
順調に出荷中。
品質良く、規格は中心規格。
今後の生育・出荷の見込み
気温高での生育のため、やや軟弱気味となっており、急激な寒さに遭遇した場合、生育停滞する恐れがある。
写真の補足説明
《１、2枚目》
- １１月６日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 気温高で生育は引き続き前進傾向
- 生育揃いは良好
《3、4枚目》
- １１月８日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- こちらも気温高で生育は引き続き前進傾向
- 前進傾向のため、２日前の定植の株との生育差がほとんどない
- 生育揃いは良好
《5、6枚目》
- １１月１１日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 順調に生育中
《7、8枚目》
- １１月１４日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 前進傾向のため、３日前の定植の株との生育差がほとんどない
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第２回目（調査日：１２月１２日）
| 調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 大崎（涌谷町） |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 不良 |
| 生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
１２月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を大幅に上回り、中旬に降雨日が続いたことから、降水量は平年を大幅に上回った。気温は、最高気温が１０℃前後で２℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が－２℃前後で－５℃台まで低下する日もあった。
生育状況
平年より気温高で推移していることから、生育進度が平年より早く、軟弱徒長気味になっている。
病害虫発生状況
特に無し。
規格・品質
現在は順調に出荷中。
品質良く、規格は中心規格。
今後の生育・出荷の見込み
厳寒期も気温高で推移した場合、引き続き生育が前進するため、２、３月の出荷量が減少する可能性がある。
写真の補足説明
《１～3枚目》
- １０月２１日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 日照に恵まれ、外気温及びハウス内温度ともに高めに推移してきたことから、生育は前進傾向
- 生育揃いは良好
《4、5枚目》
- １０月２５日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- こちらも生育は前進傾向
- 生育揃いは良好
《6、7枚目》
- １１月６日播種のハウス内の様子
- 品種はピンドン
- 生育進度は早く、生育揃いは良好
- 平年より早く収穫適期を迎える可能性が高い
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第１回目（調査日：１１月８日）
| 調査時点の生育ステージ |
播種期 生育期 収穫期 |
調査産地 | 大崎（涌谷町） |
|---|---|---|---|
| 作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 不良 |
| 生育進度[平年比] | 早い | 出荷進度[平年比] | 早い |
天候状況
１１月は、天候に恵まれた日が多かったことから日照時間は平年を上回り、上中旬にまとまった降雨や大雨の日があったことから降水量も平年を上回った。気温は、最高気温が９日までは２０℃前後、１０日以降は１５℃前後で６℃台までしか上がらない日もあり、最低気温が７日までは１０℃前後、８日以降は３℃前後で－１℃台まで低下する日もあった。
生育状況
１１月に入り、平年より高いものの、ようやく気温が落ち着いてきたことから、生育は平年並みの進度になってきた。
収穫適期を迎えた株については、温暖なことから生育が加速気味。
現在播種したものについては、日照に恵まれ、ハウス内温度も温暖なことから、発芽、初期生育は順調。
病害虫発生状況
これまでの高温傾向からアブラムシが発生していたものの、発生初期防除を徹底して害虫密度を抑制している。
規格・品質
品質は問題ないが、生育が遅れていることから、規格は下位等級が多め。
今後の生育・出荷の見込み
気温が平年より高めに推移していることから、回復した生育進度はむしろ早まってきており、出荷進度も早まる可能性があるため、前進出荷により厳寒期の出荷量が減少する可能性がある。
写真の補足説明
《１～6枚目》
- 1、2枚目：１０月２５日播種のハウス内の様子
- 発芽揃いは良好で、本葉は２枚展開
- 3、4枚目：１０月２１日播種のハウス内の様子
- 初期生育は良好で、本葉は４枚展開
- 5、6枚目：１０月１７日播種のハウス内の様子
- 生育揃いは良好
- 気温、ハウス内温度ともにやや高いことから、生育進度は早まっている
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