秋田県(夏秋きゅうり)
生産ステージ
播種期 4月下旬〜5月中旬
定植期 5月下旬〜6月上旬
収穫期 6月下旬〜10月下旬
出荷最盛期 7月中旬〜9月上旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第1回目(調査日:6月19日) New
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | 鹿角 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | - |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
4月は、天候に恵まれた日が多く、気温は平年を上回る日が21日、25℃を超える日もあり降水量は平年より少なかった。
5月は、2、3日の周期で気温の上げ下げが激しく25℃を超える日が8日あったものの、最低気温が平年を下回る日が18日もあり、朝夕は寒く日中は暑い日が多く、降水量は平年より少なかった。
6月の上旬は、肌寒い日が多かったため気温は平年を下回る日が多かったが、中旬以降は高温が続き最高気温31.6℃の日もあった。降水量は平年並みとなったが、冬の少雪と雨量が少ないことから水不足の地域が発生している。
生育状況
定植は5月18日から開始され、生育は概ね平年並みとなったものの、この期間の気温が平年より2、3℃低い日が7日以上もあったため、初期生育はやや遅れ節間が短く樹高が低い状態であったが、6月に入り気温の回復とともに生育進度は平年並みとなった。その後は、中旬の異常高温により一部品種において、樹体の頭頂部の芯が焼ける被害が発生した。
病害虫発生状況
病害は、低温による寒さ等から黒星病が発生し、その後は斑点細菌病が散見された。
害虫は、アオムシ、鱗翅目の幼虫が多く発生しているため、防除暦に沿った防除を徹底し、病害虫密度の抑制を図っている。
今後の生育・出荷の見込み
定植から初期成育期の低温による生育停滞、降水量が少ない状況から根の張りがやや弱い。
今後の天候次第ではあるが、露地作型の出荷は、6月24日を見込んでいる。
品種構成は、豊美1号75%、なつばえ15%、なつめく5%、その他5%となっている。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 定点観察圃場(12a)
- 播種は4月23~24日、定植は5月18日
- 収穫開始は6月24日、収穫最盛期は7月20日~8月30日、収穫終了は10月中旬の予定
- 2枚目:定植後32日目の苗(本葉17~19枚、草丈140cm)
- 3枚目:定植後の低温により生育が停滞、節間が短い樹体
- 4枚目:高温等により一部品種に芯焼けが発生(発生率20%程度)
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