天候状況

高気圧に覆われて晴れる日があったものの、台風や気圧の谷の影響により曇りや雨の降る日もあった。

気温は平年より高く、８月上旬は平年より１．８℃、中旬は２．８℃高かった。降水量は平年より多く、上旬は平年の１２０％、中旬は１１９％となり、日照時間は平年並みであった。

生育状況

７月下旬の収穫量が増加した後は、高温の影響等により樹勢が回復しなかったため、例年であればお盆時期に２度目のピークを迎えるところ反対に収穫量は減少した。また、潅水と追肥を適度に行っている圃場では、樹勢は良好であったものの、果形は曲がりが大きく、尻太果が多く、強風によるスレ果も多くみられた。

病害虫発生状況

降水量が多かったこと等により、炭疽病に加えベと病、褐斑病の被害もあった。害虫はアオムシが多く発生した一方、カメムシはあまりみられなかった。

規格・品質

樹勢の低下と高温により、収穫自体少なく、曲がりが大きいものや尻太果が多かったことから、Ｃ品率が多くなっている。

今後の生育・出荷の見込み

８月の収穫量が少なく、樹勢も弱まっていることから、例年より早く収穫が終了する予定。

写真の補足説明

《１枚目》

• 圃場遠景
• 草勢が回復せず例年より早く収穫終了の予定

《２枚目》

• 高温の影響により曲がりの大きいものが多い

《３枚目》

• 着果状況　長さは２０cm程度

《４枚目》

• 果形が短く、太いものもみられた

天候状況

６月は晴れの日が多く、最高気温が３４．２℃を記録した日があった。降水量は少なかった。

生育状況

苗高１８０ｃｍ程度。

他圃場では、高温と乾燥のため果形が悪いものがみられる。

病害虫発生状況

特に被害がないが、降雨が多いので炭素やべと病に注意する。

アオムシの被害が出ている。

規格・品質

Ａ、Ｂ品が半々程度でＣ品は全体の１割程度の出荷。

今後の生育・出荷の見込み

収穫と葉取りや整枝を継続していく。

８月中は収穫・出荷を行い、今後の高温に左右されるため、それ以降は状況を見て判断をしていく予定。

写真の補足説明

《１枚目》

• 圃場遠景

《２枚目》

• 苗遠景（苗高１８０ｃｍ程度）

《３枚目》

• 着果状況

《４枚目》

• 開花状況

天候状況

６月は晴れの日が多く、最高気温が34.2℃を記録した日があった。降水量は少なかった。

生育状況

苗高140cm程度で順調に生育している。

暑い日が続いているためか、枝の出が少し悪い印象。

病害虫発生状況

黒星病が発生したが、現在は見られない。炭素が多い土壌のため、消毒を行う予定。

また、青虫が見られるため防除を行っていく予定。

規格・品質

特に問題なし。

今後の生育・出荷の見込み

今後、葉取りや整枝、誘引を行っていく予定。

水やりは日に１回、1０分程度だが、気温が上がった際は日に２回行う。

出荷は７月中旬が最盛期と見込む。

写真の補足説明

《1枚目》

• 圃場遠景

《2枚目》

• 苗全景（苗高140㎝程度）

《3枚目》

• 着花状況

《4枚目》

• 葉は28cm程度と大きく、色は濃い。

《5枚目》

• 着果状況（8㎝程度）

天候状況

５月末は、曇雨天の日もあり、湿度が高く、平均気温は２０℃前後で推移した。

生育状況

定植後７日程度、苗高は30cm程度で順調に生育している。

圃場の周辺は、風が強いため、苗折れ防止のため周囲をネットで覆っている。

病害虫発生状況

特に無し。

今後の生育・出荷の見込み

定植後７日程度経過、苗高も30cm程で順調に生育。

今後は、芽かきや誘引を行い草姿を整える予定。

出荷は３～４週間後の見込み。

写真の補足説明

《１～4枚目》

• 圃場の様子
• 品種：なついろ
• 定植後７日程度、苗高３０ｃｍ程度、順調に生育
• 苗折防止のため、周囲をネットで覆っている