天候状況

期間を通して乾燥傾向で推移した。

８月下旬、９月下旬に集中して雨が降り、気温は夏以降１１月中旬までは高温で推移した。

生育状況

１１月収穫分は乾燥による生育遅れがみられ、１２月収穫開始分は、９月下旬により播種が遅れた。

高温の影響により例年よりやや細めとなっている。

病害虫発生状況

ヨトウムシ、アブラムシが散見されるが、予防、初期防除の徹底により大きな被害はない。

規格・品質

秀品率は９０％以上で良好であるものの、２Ｌ以上が６割程度と昨年より１割少ない。

今後の生育・出荷の見込み

１１月の出荷は前年比８５%、１２月上旬は９５%と回復傾向。

気温の低下があるものの、安定した出荷を見込む。

写真の補足説明

《１～６枚目》

• 福岡市北崎地区圃場の様子
• １～３枚目：９月２４日播種の圃場
• やや細身であるが、品質は良好
• ４～６枚目：９月下旬播種の圃場
• 生育の揃いも良く、根部の肌も良好

天候状況

８、９月に引き続き１０月も高温で推移し、周期的に天気が変わり曇りや雨の日もあったことから降水量は平年を上回り、日照時間は平年を下回った。

生育状況

播種後の高温・乾燥の影響により発芽不良が発生し、一部まき直しを行った。

出荷開始が遅れると懸念されたが、潅水の徹底と９月下旬からの定期的な降雨、気温が高めであったことから生育は回復。しかし、夜温が高めで推移しているので、例年に比べ根部の肥大は遅れている。

病害虫発生状況

鱗翅目系の害虫は多いが、出荷に影響のある害はない。

今後の生育・出荷の見込み

１０月中旬以降は夜温も下がり始めたことから、根部の肥大も見られはじめ、１２月は計画並みの出荷を見込む。

写真の補足説明

《１～６枚目》

• 福岡市北崎地区圃場の様子
• １～３枚目：８月下旬播種の圃場
• 夜温が高かったことから太りが鈍いが、病害虫の被害もなく順調に生育
• ４～６枚目：９月中旬播種の圃場
• 播種以降の定期的な降雨により生育は順調