佐賀県(たまねぎ)
生産ステージ
播種期 9月上旬〜9月下旬
定植期 11月上旬〜12月下旬
収穫期 3月上旬〜6月中旬
出荷最盛期 3月中旬〜8月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:2月26日) New
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 白石 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | やや遅い | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
12月より低温干ばつで天候が推移し、まとまった降雨も少なかった。
生育状況
12月以降に定植したものは降雨が少ないため、活着遅れが散見される。また、低温で推移したため、生育は平年より遅れている。
病害虫発生状況
現在、病害虫の発生はみられない。低温のため、ベと病も非常に少ない。
今後の生育・出荷の見込み
生育は、平年より2週間程度遅れており、定植時期、活着状況により圃場間差が大きい。
3月初旬にまとまった降雨で気温が上昇する予報が出ていることから、今後の生育は進む見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 圃場の様子
- 1枚目:11月上旬定植、4月初旬出荷予定の極早生種
- 葉数は確保されているが、背丈がやや短い
- 積雪、降霜等の影響により色抜け等の凍傷害被害が散見される
- 2枚目:11月中旬定植、4月中旬収穫見込みのマルチ早生圃場
- 定植後に適度な降雨があり活着良好であるが、低温のため10日程度の生育遅れ
- 3枚目:12月上旬定植、4月中下旬収穫見込みのマルチ早生種
- 降雨が少なかったことから、2週間程度の生育遅れ
- 4枚目:12月中旬定植、5月上旬収穫見込みの露地早生種
- 活着の遅れと低温の影響から2週間程度遅れている
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第3回目(調査日:1月14日)
調査時点の生育ステージ | 定植期 | 調査産地 | 白石 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | やや遅い | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
気温は、播種時から11月までは高めに推移した。12月以降は、乾燥、低温気味に推移している。
生育状況
11月までに定植したものは、早期に活着したが、12月以降の定植株は、乾燥により活着遅れがみられる。
病害虫発生状況
現在は特に無し。
今後の生育・出荷の見込み
生育は、活着が遅れた圃場があることからやや遅れているが、今後気温が上昇する予報のため、平年並みに回復する見込み
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 圃場の様子
- 1枚目:11月上旬定植、3月下旬~4月出荷見込みの極早生種
- 定植後の適度な降雨により活着不良もなく生育は順調
- 2枚目:11月中旬定植、4月中旬収穫見込みのマルチ早生圃場
- 定植後の活着は良好、やや葉の展開が遅れているが、今後の天気により回復する見込み
- 3枚目:12月上旬定植、5月上旬収穫予定の露地早生圃場
- 定植後に降雨が少なかったため、葉の展開が遅れ若干葉枯がみられたが、現在は活着し、気温の上昇とともに葉の展開が進む見込み
- 4枚目:12月中旬定植、5月下旬収穫(貯蔵)予定の圃場
- 定植後は降雨が少なかったため、活着遅れがみられたが、現在は発根・活着が進み、気温の上昇とともに葉の展開が進む見込み
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第2回目(調査日:10月23日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 白石 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | - |
天候状況
苗床準備期間から現在まで気温は平年よりかなり高く推移している。
生育状況
播種期の高温により一部出芽不良があるものの、概ね平年並みの苗立を確保。
病害虫発生状況
一部鱗翅目害虫が発生しているが、防除対策により抑えこまれている。
今後の生育・出荷の見込み
現在定植準備期間中。平年並みの定植時期を見込む。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 1枚目:地面床苗の育苗状況、苗立は確保できている
- 2枚目:全自動定植機用ポット苗の育苗状況、苗立は確保できている
- 3枚目:11月初旬定植予定の圃場、早い圃場どは既にマルチ展張が終了
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第1回目(調査日:5月21日)
調査時点の生育ステージ |
出荷最盛期 |
調査産地 | 白石 |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
気温は平年より高く、日照量は少なく、降水量は、時期によって多寡が期間を通してやや多かった。
生育状況
生育期の寡照や玉肥大期の継続的な降雨により、根傷みが発生し、葉先彼がみられる。
出荷はL53%、2L23%、М19%程度、玉揃い、品質とも良好。
病害虫発生状況
一部でべと病の発生がみられるが、収量や品質への影響は軽微。
今後の生育・出荷の見込み
現在の出荷は、晴天が続いたため、平年よりもやや早い出荷となっている。
今後は、天候次第ではあるが、おおむね計画通りの出荷となる見込み。
写真の補足説明
《1、2枚目》
- 早生露地の収穫期の圃場の様子
- 玉ぞろい、品質とも良好
《3、4枚目》
- 選果場の様子
- 階級はLが多い
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