天候状況

比較的に晴天が続き、気温が上昇して連日３０℃以上の高温が続いた。

生育状況

高温障害で花芽が落花。花は咲くが着果しない状況が続いた。

病害虫発生状況

すすカビ病が多発、コナジラミも多い。灰色かび病、アザミウマは例年並みの発生。

規格・品質

品質は麗月、品種は例年並み、規格はМＳ、高温障害の影響で出荷量は減少。

今後の生育・出荷の見込み

８、９月の高温障害の影響が大きく出荷量は減少しているが、ホルモン処理を実施し、１０月の収穫量の回復を見込む。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ５月５～６日定植
• 梅雨時期に根痛み、高温障害により着果せず、ホルモン処理を実施
• 背丈１９０ｃｍ程度、１０段目開花

《４～６枚目》

• ４月２８～２９日定植
• 梅雨後の好天により順調に生育
• 背丈１９０ｃｍ程度、１０段目開花
• すすカビ病が多発、コナジラミも例年より多い

天候状況

梅雨で７月中旬まで曇天が続き、梅雨明けの下旬は好天に恵まれ、気温も上昇した。

生育状況

曇天の影響により生育停滞気味であったが、梅雨明け後は、徐々に回復基調。

病害虫発生状況

尻腐れ病が多発、コナジラミも多い。灰色かび病、アザミウマの発生例年並み。

規格・品質

品種は麗月、品質、規格は例年並みであるが、尻腐れ病の影響で出荷量は減少。

今後の生育・出荷の見込み

出荷開始は、７月４日、現在４段目までが出荷のピーク。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ５月５～６日定植
• 梅雨の大雨でカルシウム分の流失で生育が停滞したが、現在は回復基調
• 背丈は１７０ｃｍ程度、花芽は８段目が開花

《４～６枚目》

• ４月２８～２９日定植
• 順調に生育は回復、梅雨の影響で生育が停滞した
• 背丈は１７０ｃｍ程度、順調に生育
• カルシウム不足による尻腐れが病が多発
• アザミウマは昨年同様であるが、コナジラミが昨年より多い

天候状況

梅雨入りが遅く、６月中旬まで好天であったが、気温の低下がみられた。

生育状況

気温の低下で若干生育に影響があるものの、ほぼ平年並み。

病害虫発生状況

灰色かび病、尻腐れ、アザミウマの影響がある。今後はカメ虫に注意が必要。

規格・品質

品種は麗月、品質、規格とも良好で順調に生育。

今後の生育・出荷の見込み

梅雨の影響がなければ出荷の開始は7月５日前後の見込み。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ５月５～６日定植
• 定植後、天候不順の影響を受けていたが液肥等の対策で回復
• 背丈１２０ｃｍ程度、花芽は４段目が開花
• ３玉に摘果し生育させる

《４～６枚目》

• ４月２７～２８日定植
• 順調に生育しているが、梅雨の影響が懸念される
• 背丈１２０ｃｍ程度、順調に生育
• 現在４段目まで開花、１段目より３玉程度に摘果作業中

天候状況

定植時期に雨等の天候不順があり、４月下旬～５月上旬の日照時間が減少した。

生育状況

定植時期に雨が降り、生育進度は前年より若干停滞気味。

１段目が開花したことから授粉用のハチ（巣箱）をハウス内に設置。

樹は２本仕立てとしている。

病害虫発生状況

特になし。

今後の生育・出荷の見込み

今後の天候次第ではあるが、天候が良ければ順調に生育し、７月１０日前後から出荷予定。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• ４月２７～２８日定植のハウス内の様子
• 天候の影響を受けずに圃場の整備ができていたハウスは順調に生育している。
• 葉が下方を向いており成長肥料は十分と判断できる。
• 樹の丈は４０ｃｍ程度
• １段目の開花に伴い、授粉用の蜂を放した。

《４～６枚目》

• ５月５～６日定植のハウス内の様子
• 天候不順により圃場の手入れができず、雑草に肥料（チッソ成分）が奪われ、生育停滞気味
• チッソ成分の液肥を施し対応
• 樹の丈は３０ｃｍ程度
• 育成方法は２本仕立てで収穫量増、ただし、水、肥料の管理が重要となる。