高知県(冬春なす)
生産ステージ
播種期 6月中旬〜7月中旬
定植期 8月中旬〜9月中旬
収穫期 9月中旬〜翌6月中旬
出荷最盛期 3月上旬〜5月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第4回目(調査日:1月27日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 安芸 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
平年より気温が低いが、天候はよく日射量の確保はできている。
生育状況
収穫量も増加してきており、着果数は減少傾向。一部の品種は黄化病が発生している。
病害虫発生状況
害虫被害はほとんどない。
規格・品質
現在は肥大が良好で果形が良い。
今後の生育・出荷の見込み
出荷量は、1月22日頃より夜温が上がり、生殖成長よりに傾き現在は増加している。
今後は、着果数は減少するが、出荷量は横ばいで推移する見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 1、2枚目:肥大速度が良好で果形ツヤともに良い
- 3、4枚目:次の蕾も花も順調で出荷量は安定する見込み
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第3回目(調査日:12月24日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 安芸 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
12月に入り平年より気温が低いものの、天気もよく日射量は安定している。
生育状況
樹勢も回復し、開花数、着果数ともに多い。
病害虫発生状況
天候も安定しており、病害虫の発生も少なく、防除もできている。
規格・品質
厳寒期になり肥大は鈍く、長形果の傾向となっている。
今後の生育・出荷の見込み
出荷量は、大幅に増加しないものの、徐々に増加し、1月は安定する見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- ハウス内の様子
- 収穫果実は多くないが、病害虫もなく、年明けには収穫果実も増加する見込み。
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第2回目(調査日:11月25日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 安芸 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや不良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 遅い |
天候状況
11月下旬より気温も低下し、平年並みの天候となっている。
生育状況
10月の気温が高く、平年より樹作りができていない。
病害虫発生状況
現在は、天敵も定着しており、病害虫ともによく抑えられている。
規格・品質
病害虫は防除できており、また、10月のなり込みにより樹勢の低下も回復し、品質はよい。
今後の生育・出荷の見込み
樹勢が低下し、懐部の花、蕾が飛んだため、11月の出荷量は平年より下回っている。
現在は、蕾が多い状況でしばらくは横ばい状態が続き、年末頃からは増加してくる見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 8月24日定植の圃場
- 1、2枚目:蕾が多く、開花、着果は少ない、現在の蕾は年末から収穫の見込み
- 3、4枚目:主枝、一次側枝の果実はほぼ収穫終了し着果は少ない、樹勢も回復しており品質はよい
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第1回目(調査日:10月21日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 安芸 |
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作付面積[前年比] | 増加 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
平年より夜温が高く、月末は日照不足が懸念される。
生育状況
現状は着果、出荷量とも潤沢であるが、樹勢が例年より低下気味である。
病害虫発生状況
近年高温のためか、一部コナジラミ類の被害が多い。他の害虫は適宜防除ができている。
規格・品質
果実の肥大も良く、被害果が少なく良好。
今後の生育・出荷の見込み
現在最初の出荷ピークであるが、ピークアウト後の樹勢、花芽のつきが懸念される。
本地区ではPCお竜の作付面積が、79%程度となった。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- ハウス内の様子
- 8月24日定植、品種はPCお竜
- 主枝9~10節の摘心作業開始、主枝の7~8番目を収穫
- 果実の肥大は良好で品質も良い
- 花は平年より弱い、今後の樹勢低下が懸念される
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