徳島県(春夏にんじん)
生産ステージ
播種期 9月下旬〜1月下旬
収穫期 3月下旬〜6月上旬
出荷最盛期 4月上旬〜5月中旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4回目(調査日:3月6日) New
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 吉野川流域 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
気温は、12月以降低く推移した。降水量は、1月は昨年より多かったが、2月に入ると昨年の2割程度となった。
生育状況
1月以降は、若干の低温の時期はあったが、生育に大きな影響はなく順調である。3月に入り寒暖の差が大きいが、生育は良好で圃場により差があるもの、規格はL、Мサイズとなっている。
病害虫発生状況
10~11月に高温によりヨトウムシの被害がみられたが、適宜防除を実施し大きな影響はなかった。
今後の生育・出荷の見込み
初売りは2月20日(昨年2月27日)で、ほぼ前年並みのスタートとなった。規格は、L、М中心。
3月10日頃から各産地の出荷が出そろってくる見込みで、3月中旬から下旬には増量期に入る予定。出荷のピークは4月中旬を見込む。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 10月中旬播種
- 品種は彩誉
- 前日までの雨により収穫は後日へ見送り
- 収穫はビニールハウスを撤去後に収穫機で収穫
- 今週中に収穫開始予定
[画像をクリックで拡大]
第3回目(調査日:2月17日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 吉野川流域 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
気温は、10~11月は昨年より高く、12月以降は低く推移した。
降水量は、10月は昨年の約3倍と多く、11月は約7割、12月は約1割程度とかなり少なくなり、1月は昨年より多かった。
生育状況
10月から播種が始まり、当初は高温、干ばつや害虫の影響がみられた。11月以降の播種分については、やや干ばつであったが生育は良好。
播種以降は、11~12月に日照量が確保できたことから生育は順調であった。1月以降も若干の低温の時期はあったが、生育に影響はなく順調に推移している。
病害虫発生状況
10~11月は、高温の影響によりヨトウムシの被害がみられたが、適宜防除を行い、大きな影響とはならなかった。
今後の生育・出荷の見込み
現在、生育は順調であり、3月はМ、Lのまとまった出荷が見込まれる。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウス内の様子
- 10月中旬播種
- 品種は彩誉
- ヨトウムシの被害が若干あるものの、生育は順調
[画像をクリックで拡大]
第2回目(調査日:1月6日)
調査時点の生育ステージ |
播種期 定植期 |
調査産地 | 吉野川流域 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
10月は、前線や湿った空気の影響を受け、曇りや雨の日が多かったが、高気圧に覆われて晴れる日もあった。気温は、平年と比べてかなり高く、降水量は平年よりかなり多かった。
11月は、引き続き気温は平年を上回り、降水量は平年をやや上回り、日照時間は平年並みであった。
12月は、平年並みの気温となったが、降雨がほとんどなく降水量は平年をかなり下回り、日照時間は平年並みで推移している。
生育状況
10月播種分は、高温干ばつ、害虫の影響がみられたが、11月以降の播種分はやや干ばつ傾向であるものの生育は良好。
病害虫発生状況
10月播種分は、ヨトウムシの発生がみられたが、適宜防除を実施して抑制している。
今後の生育・出荷の見込み
生育は良好で推移しており、3月より出荷の増量を見込む。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- ハウスの様子
- 1、2枚目:10月下旬播種の圃場、品種は彩誉
- 生育は順調であるが、一部ヨトウムシの被害が発生
- 3枚目:12月上旬播種の圃場、品種はFSC-015
- 4枚目:12月下旬播種の圃場
[画像をクリックで拡大]
第1回目(調査日:4月15日)
調査時点の生育ステージ | 生育期、収穫期 | 調査産地 | 吉野川流域 |
---|---|---|---|
作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
4月に入り、断続的な降雨など不安定な天候が続いた。
生育状況
11~12月の播種時期に降雨の影響を受け播種が思うように進まなかった。
2月の低温、3月の低温・降雨の影響で生育に遅れが出たが出荷は全体的に前進化傾向。
病害虫発生状況
特になし。
規格・品質
M及びL中心。
今後の生育・出荷の見込み
4月中旬~下旬から出荷量が増える見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- M中心の前進出荷を奨励している。
[画像をクリックで拡大]