秋田県(秋冬ねぎ)

生産ステージ

播種期 4月上旬〜5月上旬

定植期 5月下旬〜6月上旬

収穫期 10月上旬〜12月下旬

出荷最盛期 10月中旬〜12月上旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第1回目(調査日:6月21日) New

調査時点の生育ステージ

生育期

調査産地 能代(JAあきた白神)
作付面積[前年比] 増加 作況[平年比]
生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比]
天候状況

気温は、4月は高い日が多く、4月15日は24℃と季節外れの高温となった。

5月に入り2~3日周期で高温の日と低温の日が交互に訪れ、25℃を超える日が4日間、15℃を下回る日が9日間もあり、寒暖の差が大きい月となった。

6月上旬の前半も気温が低い状態が続いたが、6月9日以降気温の上昇が見られ、13日は28.5℃、15日は32.5℃と極端な気温上昇となった。

降水量については、4月から6月にかけて雨が降った日が少なかったものの、1回の降水量が平年より多い日が多く、各旬とも平年並みの降水量となった。

日照時間にあっては、雨天の日が少ない状況から、各旬とも平年並みかやや多い状況となった。

生育状況

大きな気象災害もなく、気温が高めに推移し、降水量も適度にあった。さらに日照量も多かったことで、平年より7日以上前進傾向で生育している。

概ね順調な生育で、目立った生育障害、高温障害も特にない。

病害虫発生状況

病害は現状大きく発生していないが、梅雨に入ると、べと病の多発が懸念されるため、防除を徹底する。

害虫は、アザミウマやタネバエ等の発生が早い。今後気温の上昇に伴い、さらに発生が多くなることから、早めに防除する。

防除及び対応策として、定植時の灌注及び粒剤の散布で対応している。

今後の生育・出荷の見込み

定植から40日が経過した6月21日までは、好天と温かい気温、適度な雨に恵まれ、初期成育は非常に順調に推移している。

秋田県の例年の梅雨入りは6月15日頃となっているが、今年は遅れている。梅雨入り後の災害級の雨、線状降水帯の発生等の異常な降雨や、高温・干ばつがない限りは、今後も順調な生育を予想している。

出荷開始は10月上旬を見込んでいる。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • 5月11日定植の圃場の様子(140a)
  • 品種は夏扇パワー
  • 定植後40日の草丈は40cm程度
  • 株間は5cm、畝間は90cmで生育揃いは良好
  • 定植後は天候に恵まれ、適度な降雨と日照があったため、生育は順調
  • 本圃の収穫予定は10月上旬       

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