静岡県(ばれいしょ)
生産ステージ
定植期 1月下旬〜3月中旬
収穫期 4月下旬〜8月上旬
出荷最盛期 5月上旬〜8月下旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第5回目(調査日:7月4日) New
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 三島市 |
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作付面積[前年比] | 前年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
5月は、気温が平年より高く、降水量は、28日に前線の影響で大雨が降ったことから平年を大きく上回り、日照時間は少なかった。
6月は、気温が30℃を超える日もあり引き続き平年を上回り、降水量は中旬以降前線の影響により平年の2倍以上となったが、日照時間は平年をやや上回った。
生育状況
掘り取りのピークとなっている。
6月の局地的な雨の影響は概ねなし。
病害虫発生状況
目立った病害虫の被害はなし。
規格・品質
品質は、良好であるが、LМ中心の小玉傾向
今後の生育・出荷の見込み
6月20日から出荷開始、日量500c/s程度、順調に機械選も稼働している。
出荷は、7月末まで行い、例年並みになる見込み。
写真の補足説明
《1~3枚目》
- 三島函南地区の中心的な作型で4月上旬に種落としを行った圃場
- 樹は枯れあがり掘り取りのピーク
- 玉はL、М中心で例年に比べると小玉傾向
《4枚目》
- JAの貯蔵庫の様子
- 6月の集中豪雨の被害もなく、順次出荷される予定
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第4回目(調査日:6月12日)
調査時点の生育ステージ | 収穫期 | 調査産地 | 三島市 |
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作付面積[前年比] |
前年並み |
作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候
4月は、気温が平年よりかなり高かったが、日照時間は少なく、降水量は平均並みで推移した。
5月は、気温が平年より高く、日照時間は少なく、28日に前線の影響で大雨が降ったことから降水量は平年を大きく上回った。
生育状況
早いものは、掘り取りを開始しているが、概ね中心は樹熟期となっている。
病害虫発生状況
目立った病害虫の発生はなし。
規格・品質
品質は、良好であるが、LМ中心の小玉傾向。
今後の生育・出荷の見込み
6月19日から機械選開始予定、出荷は平年並みの見込み。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 三島函南地区の中心的な作型で3月20日に種落としを行った圃場
- 収穫は一部で開始されており、玉付は良好
- 掘取が早い玉の大きさは小さくLМ中心、奇形、2次成長の玉は少なく下位等級は少ない
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第3回目(調査日:5月15日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 三方原(とぴあ浜松、三方原開拓) |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み~やや不良 |
生育進度[平年比] | 遅い | 出荷進度[平年比] | 平年並み |
天候状況
1~2月は、暖冬傾向であったが、3月11日に北地区を中心に凍霜害が発生し、その後も冷え込んだことから近年にない被害が発生した。
4月は、比較的温暖な気候で適度に雨が降り生育は回復傾向となっている。
生育状況
3月の凍霜害により被害があったが、4月に入り比較的温暖で適度の雨があり回復傾向となっている。
病害虫発生状況
地域全体的には目立った病害の被害はなかった。
規格・品質
5月20日現在の出荷は、トンネル機械選別:28,516c/s(前年30,560c/s)、手選別:362c/s(前年942c/s)
小玉傾向であるが、病気はなく品質的に問題はない。
今後の生育・出荷の見込み
次に出荷予定の透明マルチ作は、凍霜害の影響、今後の降雨が続く予報となっていることから、6月上旬ころに出荷量が減少することが懸念される。
黒マルチ、路地作の生育は順調。
写真の補足説明
《1~6枚目》
《1、2枚目》
- トンネル栽培、品種はメークイン
- 枯れあがりがみられる
《3、4枚目》
- トンネル栽培、品種は男爵
- 枯れあがりがみられる
《4、5枚目》
- 透明マルチ栽培、品種は男爵
- 生育ダメージを受けているが、今後の肥大に期待
《6、7枚目》
- 黒マルチ栽培、品種は男爵
- 徒長気味であるが、順調に生育
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第2回目(調査日:5月17日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 三島市 |
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作付面積[前年比] | 平年並み | 作況[平年比] | やや良 |
生育進度[平年比] | 平年並み | 出荷進度[平年比] | ー |
天候状況
平年より気温が高かったが、大きな天候災害もなく推移した。
生育状況
気温高により、少し樹が徒長気味である。開花期を概ね迎えている。
病害虫発生状況
目立った病害虫はなし。
規格・品質
堀り取り一部だが良好である。
今後の生育・出荷の見込み
出荷は平年並みになる見込み。6月19日から機械選開始予定。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 三島函南地区の中心的な作型で、3月20日に種落としを行った圃場。
- 黒マルチで栽培している。
- 樹が徒長気味で、通りが空いているように見える。徒長しているため、今後大風等があると樹が折られる心配がある。
- 5月のGW明けから開花開始し、花数は例年より多い。
- 試し堀りは6月上旬程度を予定。
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第1回目(調査日:4月25日)
調査時点の生育ステージ | 生育期 | 調査産地 | 三方原(とぴあ浜松、三方原開拓) |
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作付面積[前年比] | 減少 | 作況[平年比] | 平年並み~やや不良 |
生育進度[平年比] | 5~7日遅い | 出荷進度[平年比] | 5~7日遅い |
天候状況
3月中旬は一部地域で霜がおりたが、4月は比較的、温暖で適度な降雨もあった。
生育状況
露地作については、定植期の降雨による作業遅れがみられる。
近年の夏場の猛暑もあり、トンネル作、マルチ作では定植を早める生産者もいる。
一部地域で見られた凍霜害については、玉肥大への影響が懸念される。
病害虫発生状況
病害虫の発生予報があれば適時の防除をしている。
今後の生育・出荷の見込み
出荷当初は小玉傾向が想定される。
写真の補足説明
《1~4枚目》
- 1枚目:透明マルチ
- 2~3枚目:トンネル栽培
- 4枚目:黒マルチ栽培
- 毎月、定点生育調査を実施
- 4月の定点調査の時点では、トンネル栽培、透明マルチに凍霜害の影響が出ている
- 黒マルチはほとんど被害もなく生育順調
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