福島県(夏秋ピーマン)

生産ステージ

播種期 1月中旬〜2月中旬

定植期 4月中旬〜5月下旬

収穫期 6月中旬〜12月中旬

出荷最盛期 8月上旬〜9月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
                                                                                               
                                                                                               
                                                                                               
                                                                                               

第4回目(調査日:9月6日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 福島中部・いわき
作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] やや不良
生育進度[平年比] 早い 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

8月は、台風、前線の影響等により曇りや雨の降る日が多かったことから、降水量は平年よりも多く247.5mmで、平年比166%となり、気温は、上旬を中心に高気圧に覆われ晴れる日もあり平年より2.3℃程高かった。また、日照時間は平年より少なく147.7時間で平年比85%となった。

生育状況

高温の影響で平年より生育が早く、肥大化が早く、日焼け果(黄色に変色)や尻腐れ果も発生している。また、ひび割れも多くみられ、一目見て確認できるものから角度を変えないと確認できないものが発生している。

病害虫発生状況

高温多湿により、斑点病が発生しており、その影響で葉が落ち、日焼け果が増加する要因となっている。また、軟腐病も発生している。

害虫は、オオタバコガやアブラムシによる被害が発生している。

規格・品質

規格は、6割がМ、4割がLで品質は問題がなく良好。日焼け果やひび割れ等の影響でB品が多く、規格外品の発生率が高い。

今後の生育・出荷の見込み

8月下旬は、収量が落ち着いていたため、9、10月の回復を期待している状況。

斑点病が蔓延しているので、今後も防除を継続していく予定。

写真の補足説明

《1枚目》

  • 栽培園地遠景
  • 生育は良いものの、高温、直射日光の被害が懸念される

《2枚目》

  • 斑点病により葉が黄色く変色し、斑点がみられる

《3枚目》

  • 着果状況 大きさは8~9cm

《4枚目》

    • ひび割れが発生

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    福島県(夏秋ピーマン)
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    第3回目(調査日:7月18日)

    調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 福島中部・いわき
    作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
    天候状況

    7月は高温の日もあったが、雨が降った日が多く、先月よりも降水量は増加した。

    生育状況

    苗高90cm程度で生育は順調。

    病害虫発生状況

    イモムシ、アザミウマによる果実の傷、オオタバコガによる被害がみられ、斑点病の被害も確認されている。

    規格・品質

    大きくて軟化のものが多い。降雨の影響か尻腐れは抑えられる状況。

    今後の生育・出荷の見込み

    収穫を行いつつ、防除を継続していく。

    天気の移り変わりが激しく、防除のタイミングの見極めが難しい。

    写真の補足説明

    《1枚目》

    • 栽培園地遠景

    《2枚目》

    • 着花状況

    《3枚目目》

    • イモムシによる被害

      《4枚目》

      • アザミウマによる被害

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      第2回目(調査日:6月27日)

      調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 福島中部・いわき
      作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
      生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
      天候状況

      6月は、最高気温が25℃を超える日が多く、降水量は少なく、湿度も高い日が続いた。

      生育状況

      苗高は85cm程度で生育は順調。

      病害虫発生状況

      病害虫の被害はなし。引き続き斑点病や尻腐れに注意する。

      規格・品質

      高温の影響で尻腐れがみられる。

      今後の生育・出荷の見込み

      脇芽取り、水のあげすぎに注意し、収量を安定させる。

      出荷のピークは7月中旬、平年並みの出荷の見込み。

      写真の補足説明

      《1~3枚目》

      • トンネル作型の圃場の様子
      • 定植は5月中旬、苗高は85cm程度

        《4枚目》

        • 尻腐れ被害のピーマン

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          第1回目(調査日:6月3日)

           

          調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 福島中部・いわき
          作付面積[前年比] 前年並み 作況[平年比] 平年並み
          生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
          天候状況

          5月の最高気温は、26℃の日があったが、平均気温は20℃前後で推移、霜の発生はなかった。

          生育状況

          5月中旬頃に定植が行われ、苗高は40cm、初期生育は順調。

          病害虫発生状況

          特に無し。

          今後は気温低下によるアブラムシの発生が危惧されることから、予防的防除を徹底。

          今後の生育・出荷の見込み

          通気性、日光の取り込み、病害虫の発生を防止するため、脇芽取りを行い、収量を安定させる。

          6月22日に共同選果場の稼働を開始、出荷のピークは7月中旬の見込み。

          写真の補足説明

          《1~4枚目》

            • トンネル作型の圃場の様子
            • 定植は5月中旬、苗高は40cm程度
            • 活着は良好

            [画像をクリックで拡大]

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