天候状況

１０月は高気圧に覆われて晴れた日もあったが、低気圧や秋雨前線の影響で曇りや雨の日が多かった。また、暖かく湿った空気や寒気の影響で雷雨となり、大雨となった日があった。気温は上旬は高かったが、中旬以降は平年を下回り、降水量は多かったが、日照時間は少なかった。１１月の上旬は初めと終わりは雨となったが、中頃は晴れた日が多かった。気温、日照時間は平年並み、降水量は多かった。

生育状況

少雨の影響で小粒傾向となっている。

病害虫発生状況

収量に影響する被害はない。

規格・品質

全体的に小粒傾向で規格はМ>S>Ｌの順。

今後の生育・出荷の見込み

収獲は１０月１０日から開始し１２月１０日まで続く予定。１１月１４日現在の進度は約６０％。

選果場は１０月１７日から１２月２４日まで稼働する予定。

写真の補足説明

《１～3枚目》

• 圃場の様子
• １枚目：収穫途中の圃場
• ２、３枚目：種芋の圃場
• 生産者の圃場を借りてJAが採取、約4000株（ガシラ）、着果数（種芋数約80000玉）を確保

《４～１０枚目》

• 選果場の様子
• パレット（生産者ごと）にレーンへ流し選別後、JA職員の箱詰めチェック後出荷先別に振り分ける

天候状況

８～９月は高気圧に追われて晴れた日が多かったが、低気圧や前線の影響で大雨となった日もあった。気温は高く推移し、降水量は平年より少なかった。日照時間は８月は多かったが、９月は平年並みとなった。

生育状況

７月中旬～９月は少雨であったことから、小粒傾向となっており、背丈も平年より５０～６０cm程度低い。

病害虫発生状況

特に被害はない。

規格・品質

圃場により大小、子芋の着果数に差があり、全体的に小粒傾向。

今後の生育・出荷の見込み

今週より試し堀を開始（週末がピーク）。収穫は１０月１０日～１１月１０日の予定。

選果場は１０月１７日～１２月２４日まで稼働予定。

写真の補足説明

《１～３枚目》

• 圃場の様子
• 圃場によって生育に差があり背丈が違う
• 平年に比べて背丈は全体的に５０～６０cm程度低い

《４～９枚目》

• 試し堀の様子
• 平年に比べて小玉傾向（大きいものＬ、小さいものはSS以下）
• ６個堀上げ子芋分離、出荷できないSSサイズがあり実質反収は５００～６００㎏

天候状況

５月は、中旬は高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、上旬、下旬は気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の日が多かった。気温は高めで推移し、日照時間、降水量とも平年を下回った。

６月は、昨年より１２日早い１０日頃に梅雨入りし、梅雨前線や低気圧の影響で雨や曇り、雷を伴って大雨の日があったが、高気圧に覆われて晴れた日も多かった。また、暖かい空気に覆われたことから、気温の高い日が多くなり、６月としての月平均気温は統計開始以来第１位となった。降水量、日照時間とも平年をかなり上回って推移した。

７月に入り、高温傾向は続き、晴れた日が多かったことから日照時間は平年を上回ったが、降水量は平年をかなり下回って推移している。

生育状況

生育は、２月の大雪や低温等の影響により一週間程度遅れていたが、少雨の影響で４月末から５月初旬に定植した圃場ではさらに遅れており、２週間程度の遅れとなっている。

昨年の草丈は、１３０cm～１５０cm程度であったが、今年は５０cm程度低い。

病害虫発生状況

疫病が散見される。

今後の生育・出荷の見込み

降雨不足が続いているので畝間灌水、除草等の圃場管理を徹底する。出荷は１０月中旬頃からの予定。

写真の補足説明

《１～５枚目》

• 圃場の様子
• ４月末の定植、生育に差がある
• 生育は順調であるが、例年より３０cm程度低い

天候状況

１～４月中旬までは、２月に降雪がかなり多かったことから、降水量は平年を上回り、気温は２～３月は平年を下回り、３月下旬から４月中旬は平年を上回った。日照時間は、１月は平年をかなり上回り、２月は平年をやや上回ったものの、３月は平年を下回って推移した。

生育状況

生育は、２月の大雪、低温の影響により圃場の準備が遅れたことから、一週間程度遅れている。

今後の生育・出荷の見込み

４月中には定植が終了、発芽は５月中旬の見込み。過去２年は、肥大期の８～９月の降水量がかなり少なく小玉となったことから、畝間灌水を徹底する。出荷は１０月中旬ころからの予定。

写真の補足説明

《１～６枚目》

• 定植圃場の様子
• １枚目：種芋（品種は大野在来）
• ２、３枚目：種イモ付、面積は約５ａ
• ４～６枚目：面積は７０ａ、マルチ掛けは肥料を施肥しながら行う
• 機械が大きいので２枚目の圃場より畝間が広い