静岡県(秋冬さといも)

生産ステージ

定植期 4月上旬〜5月下旬

収穫出荷期 9月下旬〜翌3月下旬

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

第4回目(調査日:10月28日) New

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 磐田(JA遠州中央)
作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比] 平年並み
天候状況

10月は高気圧に覆われて晴れた日もあったが、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日もあり大雨となった日があった。気温は中旬以降下がり適度な降雨もあり乾燥状態は解消された。

生育状況

赤柄、青柄ともに栽培は終盤となり掘り取り作業に入っている。掘り取り作業を行うため、潅水施設の撤去を行い茎の切断を行う。

病害虫発生状況

病害虫の発生は見られない。

今後の生育・出荷の見込み

10月下旬~11月中旬には掘取作業はほぼ終了し、貯蔵庫で保管管理を行い、年末に向けて計画的に出荷を行う。

写真の補足説明

《1~4枚目》

  • 1枚目:赤柄圃場
  • 2枚目:青柄圃場
  • 3枚目:掘り取り作業前の圃場
  • 4枚目:掘り取り作業中の圃場

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第3回目(調査日:10月10日)

調査時点の生育ステージ 収穫期 調査産地 磐田(JA遠州中央)
作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み~やや不良
生育進度[平年比] 平年並み~遅い 出荷進度[平年比] 遅い
天候状況

9月は晴れの日が多く気温は高く推移し、台風や前線の影響で4~5日、12~13日は大雨となり降水量は多くなった。

生育状況

10月9日で早期作は収穫終了。乾燥傾向のため例年より芋の成熟進度が遅かったが、大きさは例年並みまで肥大した。

病害虫発生状況

病害虫の発生があれば適時防除を行っている。

規格・品質

早期作の規格は2L中心で製品率は高い。

今後の生育・出荷の見込み

早期作は少雨・乾燥の影響により成熟進度が遅く、出荷は前年の75%程度となった。潅水設備が設置されていない圃場は今後も計画的な潅水は必要となる。

普通期赤柄作は、13日から出荷開始となるが、普通期からは順調な出荷が見込まれる。

写真の補足説明

《1枚目》

  • 早期出荷物の状況
  • 玉の大きさは例年並みまで肥大

《2枚目》

  • 早期の圃場
  • 草丈が高く生育は順調

    《3、4枚目》

    • 普通期の圃場
    • 圃場差があるものの生育は概ね順調

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    第2回目(調査日:9月2日)

    調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 磐田(JA遠州中央)
    作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
    天候状況

    8月は台風9号や前線の影響により雨や雷雨となり、大雨となった日があったが、高気圧に覆われて晴れの日が多かったため、6月に引き続いて高温・少雨・多照となった。特に雨が少なく降水量は平年の21%程度となった。

    生育状況

    5月定植、6~8月追肥、土寄作業10~11月収穫予定。雨が少なく高温乾燥が続いているが、潅水装置の活用、計画的な潅水により生育は順調に進んでいる。高温乾燥による葉枯れ等は見られない。

    病害虫発生状況

    病害虫の発生があれば適時防除を行っている。

    今後の生育・出荷の見込み

    異常高温のため、生産者または圃場設備により生育格差が見られることから、今後も計画的な潅水等の管理をしていく必要はあるが現状では大きな問題はない。

    潅水装置が設置されている圃場は、畝間までしっかり潅水されているが、設置されていない圃場は乾燥が目立つ状況となっていることから、今後も計画的な潅水は必要となる。

    写真の補足説明

    《1~4枚目》

    • 圃場の様子
    • 1枚目:早期終盤 生育は概ね順調
    • 2枚目:潅水不足による生育遅れが散見される
    • 3枚目:ハダニの発生が散見される
    • 4枚目:普通種、概ね生育は順調

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    第1回目(調査日:7月30日)

    調査時点の生育ステージ 生育期 調査産地 磐田(JA遠州中央)
    作付面積[前年比] 減少 作況[平年比] 平年並み
    生育進度[平年比] 平年並み 出荷進度[平年比]
    天候状況

    4~5月は数日の周期で天気が変わり低気圧や前線、湿った空気の影響で曇りや雨の日があり、大雨となった日もあった。気温は高めに推移し、降水量は4、5月とも平年をかなり上回った。日照時間は4月は平年並み、5月は平年をかなり下回った。

    6月は10日頃梅雨入りし、前半は梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多く、大雨となった日もあったが、後半は高気圧に覆われて晴れの日が多かった。暖かい空気に覆われ最高気温が30℃を超える日もあり記録的な高温となり、日照時間は平年をかなり上回ったが、降水量は平年を下回った。

    7月は梅雨前線の活動が弱く、高気圧に覆われて晴れの日が多く暖かい空気に覆われたことから、6月に続き気温はかなり高く推移し、日照時間は平年の約1.6倍、降水量は平年の3割程度となり、高温乾燥状態が続いている。梅雨明けは18日頃であった。

    生育状況

    5月定植、6~8月追肥、土寄せ作業、10~11月収穫予定。

    少雨高温状態が続いているが、潅水装置を活用し生育は順調に進んでいる。高温乾燥による葉枯れ等は見られない。

    病害虫発生状況

    病害虫の発生予報が発令されれば適時防除を実施している。

    今後の生育・出荷の見込み

    潅水装置により畝間までしっかり潅水はされているが、周年の圃場は乾燥状態となっており、今後も計画的な潅水は必要。

    写真の補足説明

    《1~3枚目》

    • 圃場の様子
    • 1枚目:5月定植、10~11月収穫予定、生育は順調
    • 2枚目:高温、乾燥が続いているが、潅水装置により計画的な潅水により生育に影響はない
    • 3枚目:追肥土寄せ作業を計画的に実施

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